スライム(?)で行くブルーアーカイブ   作:強酸性のTKG

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32話です。脳死で書いたので何処かおかしい所があったら指摘して頂けると嬉しいです。


32話

アビドス高校の校内を這い回り、敵がいたら適当にバキバキに破壊してそこら辺に捨てる事を繰り返す。

結構体は怠いが、この程度の敵を倒すくらいなら余裕だ。

軍用戦車などもいたがそこまで強くは無かった。

そうしていると、全ての敵を倒し終わった。僕も市街地に向かおう。

 

──居た、アビドスのみんなだ。何故かカイザー理事も一緒に居るが。

 

「……今どういう状況?」

 

「……アビドス対策委員会は正式な委員会じゃないので、最後の生徒会のホシノ先輩が居なくなった時点で学校として成立しないんです。だからカイザーが学校を引き受けると言っていて……」

 

「そうだ。所詮非公認の委員会、正式な書類の承認も下りていない。つまり、君たちの存在を示すものは何も無い。だが喜べ。アビドス高等学校が無くなれば、君たちはもうあの借金地獄からは解放されるのだからな」

 

……つまり、アビドス高校が学校として存続出来なくなったという大義名分を得たカイザーがアビドスを乗っ取ろうとしている的な認識で良いだろう。

 

「そんな、そんなことになったら、今までの私たちの努力が……」

 

「……ほう、まさか本気だったのか?本気で何百年もかけて、借金を返済するつもりだったと?これは驚きだ。てっきり、最後に諦める時「でも頑張ったから」と自分を慰める言い訳をするために、ほどほどに頑張っているのだと思っていたが」

 

「……っ!!」

 

「いったい君たちは、どうしてあんなに努力していたんだ?何のために?」

 

「あんた、それ以上言ったら……」

 

「撃つよ」

 

「で、ですが……」

 

「……今ここで戦って、何かが変わるんでしょうか?」

 

!?何を言って……!?

 

「アヤネちゃん!?」

 

「今も、すごい数の兵力がこちらに向かって来ています……」

 

「たとえ、戦って勝てたとしても……その後はどうすれば……学校が無くなったら、もう戦う意味がありません。学校をどうにか取り戻せたとしても、私たちにはまだ、大きな借金が残ったまま……」

 

「……アヤネちゃん」

 

「アヤネ……」

 

「取引された土地だって戻ってきません。何より、ホシノ先輩もいない、生徒会も無い、こんな状態で……私たちみたいな非公認の委員会なんかに、これ以上、一体何が……どうして、どうして私たちだけ、こんな……ホシノ先輩……私たち、どうすれば……」

 

「……生徒会ならここにいるよ」

 

「え……?」

 

「出席日数不足で2年留年してはいるけど、僕はアビドスの生徒だ。当時生徒会に入れて貰ったのがそのままになっていたら、生徒会のままの筈」

 

「……そんな事を信じられる訳ないだろう?というか2年も留年した生徒会役員など居る訳が無い」

 

……まぁ、そうだよな。自分で言っておいてなんだがバカな発言だと思う。というかホシノが言っていただけで本当かどうかも確認していない。

……どうしようか、いっそ本当にカイザー理事を殺すか?僕なら殺す事も理事を乗っ取る事も出来る筈だ。だけど、ホシノもみんなもそれを望むかと言われたらそれは違うだろう。……いや、でもホシノを助けないと……

そんな事を考えていると、遠くから大きな爆発音が響いた。

これは……?

 

「なっ!?き、北の方で大きな爆発を確認!」

 

「合流予定のブラボー小隊が巻き込まれて──!!」

 

「何!?」

 

更に他の地点からも爆発音が鳴り響く。

 

「東の方でも確認!合流予定だったマイク小隊も、大量のC4の爆発で……!!」

 

「何が起きている!?アビドスの連中は、ここにいるので全員のはず……!」

 

その時、何処かから声が聞こえてきた。

 

「全く……大人しく聞いていれば、何を泣き言っかり言ってるのかしら……」

 

「……!?」

 

「目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く……それが、あなたたち覆面水着団のモットーじゃなかったの?」

 

アル!?それに便利屋のみんなも……!……待て、覆面水着団ってなんだ?ネーミングセンスが控えめに言って終わってる。……あっ、銀行強盗の時のやつか。改めて聞いてもやっぱダサいわ。

 

「あ、あなたは!?」

 

「何をすればいいのか分からない、どうすればいいのかも分からない。やる事なす事、全部失敗に終わる……ここを潜り抜けたところで、この先にも逆境と苦難しかない……」

 

……流石社員にラーメン一杯も奢れない社長の言葉だ、説得力が違う。

 

「だから何なのよっっっ!!!!」

 

「え、えっ……?」

 

「仲間が危機に瀕してるんでしょう!?それなのに、くだらないことばっかり考えて、このまま全部奪われて、それで納得できるわけ!?

あなたたちは、そんな情けない集団だったの!?」

 

……!もの凄くアウトローっぽい……!2年前のアルを知っている身としては感動しそうだ。

 

「いやいや、アルちゃんその辺で勘弁してあげなよ。メガネっ娘ちゃんは繊細なんだから、こういう時もあるって」

 

「ど、どうしてあなたたちが……!?」

 

「あはっ。それにしても、私の可愛いメガネっ娘ちゃんを泣かした罪は重いよ?だからもうこれは……ぶっ殺すしかないよねっ!!!」

 

……!?ムツキ、もしかしてアヤネの事が……!?……流石に違うか、疲れてんのかな、僕。

 

「ふふっ、ふふふふふ……準備はできています、アル様。仕込んだ爆弾もまだまだたくさんありますので……」

 

「はあ。ただ、ラーメンを食べに来ただけのはずなのに……埋めておいた爆弾で、敵の増援を遮断。その間に敵の指揮官を無力化させて、指揮体系を崩壊させる。これで相手集団を一気に瓦解させる……本来なら、風紀委員会相手に使うはずの戦術だったけど。ま、予行演習ってことにしておこうか」

 

「目を開けなさい。腑抜けた状態のあなたたちに今から、真のアウトローの戦い方を見せてあげるわ。ハルカ」

 

「はいっ!」

 

アルがハルカに合図を出し、ハルカが何かのボタンを押す。

その瞬間、大量の爆発音が辺りに響く。

 

「うわあっ!?」

 

「さあ、今こそ協業の時よ!合わせられるわよね、先生!?そこの腰抜けたちに、今こそ真のハードポイルドの力を見せつけてやるわ!……あ、スイもいるじゃない!ほら、やるわよ!」

 

えっ、ちょっと休んでたいんだけど……いや、流石にもう少し働くか。

 

「分かった。あ、この前囮にしてごめんね」

 

「……あっ!そうじゃない!あの後酷い目に……!……いや、後でいいわ!」

 

え、忘れてた?言わなきゃ良かったな……

 

「"……よし、やろう!"」

 

そうして僕たちは、カイザーPMCとの戦闘を開始した。




今日は縄跳びで三重跳びに挑戦しました。2回くらい出来ました。
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