スライム(?)で行くブルーアーカイブ   作:強酸性のTKG

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ようやくパヴァーヌ編に入れました。


38話

あの日から数週間が経過した。ホシノが帰って来てからの日常はパッと見それまでと変わらなかったが、確かに変化した部分もあった。まずは借金の利子だ。前まではイカれた利率だったのが、今では通常くらいに下がり、余裕が出来るようになった。次に、生徒の数が増えた。……まぁ僕の事だが。

ちゃんと学校に出席するようになり、みんなと一緒に作業する事も増えた。なので少しは仲良くなれたと思う。

また、シャーレに入部もさせてもらえた。その為、シャーレに仕事をしに行く事も増えた。キヴォトスでの数少ない男性同士だし、シャーレに仕事しに行く頻度も高めなので結構仲良くなれた。今もシャーレで仕事をしている最中だ。

 

「先生、この書類終わりました〜」

「"ありがとう、スイ。次はこれをお願い"」

 

……相変わらず凄い量の書類だ。先生いつか過労死するんじゃないか?

そんな感じで仕事をしていると、何かが聞こえてくる。……どうやら先生がひとりで何かを喋っているようだ。

なんてことだ。先生はもうおかしくなってしまったらしい。もう先生は働けないのか……しょうがない。爆弾でも括り付けてゲマトリアに送ってみよう。一気にゴミ共をお掃除出来る大チャンスだ。特にベアおばにはトドメを刺しておきたい。先生には申し訳ないが犠牲になってもらおう。先生は犠牲になったのだ。犠牲の擬態にな。

そんな事を考えていると、先生がいきなり立ち上がった。

 

「"スイ!ミレニアムに行こう!"」

「ミレニアム?随分唐突ですが何かあったんですか?」

「"それがね……"」

 

先生は訳を説明してくれた。どうやら、ミレニアムのゲーム部という所から手紙が届いたらしい。

内容は面白い感じになっていたが、シンプルに助けて欲しいという事だった。……ゲーム部という事は、ミレニアム編か。いつでも戦闘が出来るように準備しなければ。

僕と先生は、支度をしてミレニアムへと向かった。

 

──ミレニアムへと到着し、ゲーム部の部室へと向かう。

 

「……それにしても凄いですね。まさしく最先端って感じです」

「"そうだね。モノレールとかも走ってるし……"」

 

そんな会話をしていると、空から何かが落ちて来た。このままだと先生に直撃だろう。

咄嗟に先生を引っ張り、擬態を一部解いて触手で落下物をキャッチする。

これは……ゲーム機?

……どうやら、校舎の窓から落ちて来たようだ。

 

「急に引っ張ってすみません。怪我は無いですか?」

「"うん、大丈夫。ありがとう、スイ"」

 

その時、頭上から声が聞こえて来た。

 

「うわっ!もしかして人に当たっちゃったかも!?」

「えぇっ!?プライステーションは無事!?」

 

……これプライステーションって言うのか。物凄く既視感のある名前だ。

 

「……プライステーションとやらは無事だし、人にも当たってないよ。先生に当たりかけてたけどね」

「ご、ごめんなさーい……って、先生!?シャーレの!?じゃあ手紙見て来てくれたんだ!やったー!」

 

あ、モモイだ!本当に栗みたいな口してる。ガシッと掴んでみたい。

 

「……とりあえずそっち行っていい?」

「あ、はーい!部室で待ってるね!」

 

僕と先生はゲーム部の部室へ向かった。

 

──ゲーム部がある場所に着き、扉を開ける。

中にはふたりの生徒がいた。モモイとミドリだ。

ふたりはさっきの件について謝罪したり、自己紹介をしたりする。

モモイがシナリオライター、ミドリがイラストレーター、ここにはいないユズが企画周りの担当らしい。

 

「よしっ!じゃあ先生も来たことだし、『廃墟』に行くとしよっか!」

「"廃墟……?"」

「あ、じゃあ最初から順に説明するね」

 

……あぁ!ミレニアムの『廃墟』か!侵入者を排除するロボットが大量に存在する危険地帯だが、その中にはオーパーツのような珍しい物品も存在しているという噂のある場所だ。実際にAL-1Sなどが眠っていたりなどで是非とも入ってみたかった場所である。

 

「えっとね、まず私たちゲーム開発部は今までずっと、平和に16ビットのゲームとかを作ってたんだけど。ある日……急に生徒会から襲撃されたの!一昨日には、生徒会四天王の1人であるユウカから最後通牒を突きつけられて」

「"最後通牒?"」

「それに関しては、私から直接ご説明しましょうか?」

「こ、この声は!」

 

こ、これはまさか…… 早瀬ユウカ(ミレニアムオオフトモモ)!?

 




執筆活動をサボりスマブラをしていた所ついにVIPに行けました。喜んでいたら一瞬で負けました。悲しいです。上手いスネーク使いの方がいらっしゃいましたらどうかアドバイスを下さい。
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