ファラの聖戦 ~椿油和え~   作:AKI久

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観察力が足りない ―グラン歴756年

雪が解け、肌寒い日差しが窓から差し込む。

一時帰郷していた生徒たちも戻り、新入生も入ってきた。

 

授業が忙しくなる前に、報告書を終わらせておく。

 

今年は一人も聖戦士の末裔が来なかった。

ロートリッターの先輩方から、印持ちはいない方が良いと聞いていた。

当時は不敬とは思いつつも、実務を考えれば幼い癖に身分が高い者は確かに邪魔だと考えていた。

だが、先祖の功績を笠に着るだけの若造たちではなかった。

流石、聖血を継いでいるだけはある。

 

事前に聞いていた話では、家と国家の柵があり、過剰な競争が常とのことだった。

ヒルダ様の代は、力で統制したそうだ。

抜きん出た個が複数居れば、冷戦状態になるとも。

 

私の代は直系が上に三人おり、闘争が抑えられた状態で始まった。

その状況を活用し、騎士科を中心に行動すべきと見積もっていた。

だが、同級の聖痕持ちが壊した。

おかげで任務がやりやすい。

 

彼らは良い意味で学園の中心になっている。

最上位の彼らが、率先して泥にまみれて訓練することで、我らにも身が入る。

叩き上げにも自負がある。劣る訳にいかない。

 

継承者を下した、あの出来事から風通しが良くなった。

策と我らを率い、直系三人を下す。

騎士が燃えぬはずはない。

あれほどの高揚は初めてだった。

彼らは、仰がれるに足ると示した。

 

反面、世間知らずの純粋な少年少女であった。

年長として放ってはおけない。

面倒を見たくなってしまう。

 

それを活用し、戦力分析を行う。

ヴェルトマー家の性質上、他家への諜報は欠かせない。

アルヴィス様への報告のため、改めて学友を観察する。

以前、より詳細かつ心理的な部分も含めるよう注意された。

 

大半の者は仕官先があり、こちらに引き込むことは出来ない。

代わりに、戦力評価をさせてもらう。

そこから各家、国家の戦力と戦法を解析する。

入学前に諸先輩方から戦力分析を叩きこまれた。

 

アゼル様にはそのようなことをさせられない。

優しく、真っすぐな方だ。向いていない。

それに、聖痕をお持ちだ。

このような雑事よりも鍛錬に力を入れてもらいたい。

 

報告書にはアゼル様のことも記載しよう。

アルヴィス様も弟のことを知りたいだろう。

 

ユリス様については重点的に報告しろと仰せつかっている。

彼女も報告を上げているはずなのに。

 

―――――

 

ユングヴィのアンドレイ公子。

騎士科。聖痕持ち。

 

現在、アーチナイト。

ボウナイト*1を目指している模様。

 

学内随一の弓の使い手。

馬術も在校の聖痕持ちの中では最上位。

 

・基本評価

 

下士官を率いた演習において、十分な成果を上げている。

本人は、卒業後はバイゲリッター*2の一員として従軍予定であると喧伝している。

戦闘能力は実戦の水準を十分満たしていると考えられる。

 

協調性は低い。血統に対する自負に由来すると考えられる。

正論を振りかざす傾向がみられる。

だが、その発言は状況観察に基づき論理的である。

撤退すべき時は確実にそれを選ぶ。

 

演習中の命令には従う。

ただ、聖痕持ち以外のものには不服そうにしている。

命令無視といったことはしないが、連携に齟齬が出かねない。

ユングヴィの次期当主候補であることを考えれば、実戦では問題ないと考えられる。

 

ユングヴィのバイゲリッターの指揮する分には問題ないが、

他の場合は副官が強く求められる。

また、その気質から他部隊との協力は難しいと思われる。

 

授業の際は常にリーダーシップを取ろうとする。

特に、ユリス様と組んだ場合は恐ろしい。

アンドレイの正攻法をより磨き上げ穴を無くしつつ、

相手の不意を突くような奇策までが組み込まれている。

 

学級内小隊戦では、上位の成績を維持し続けている。

 

・素行評価

 

訓練に対しては、非常に真摯な態度で向かっている。

前述の強い自負が、原動力と考えられる。

 

しかし、いくら血を持つ者は身体が強く、

成長が早いとはいえ過剰な訓練で無理をしているように見える。

明らかなオーバーワークの際は、同級の我らの言うことも聞かなくなる。

そういった時は、ユリス様が現れて止めて下さる。

 

上記のように、自己完結型な傾向が強い。

また、訓練の相談や助言を求めるようなことはしない。

他者に頼る行為を恥と認識している節があるように感じる。

 

・交友関係

 

孤立気味。

基本的に聖戦士の末裔としか話さない。

 

ユリス様や後述のレックスのおかげで学園でも浮いているという程ではない。

アゼル様に対し好意的な言動を取る。

 

平民との差別意識とまではいかないが、貴族以外を見下す傾向が強い。

食堂での食事はほとんど確認できず、個室か男子寮3階でとっていると考えられる。

 

ユリス様曰く、おっぱいと背中が好きな甘えん坊。

確認したところ、性的な関係及び恋愛関係には一切ないとの事。

普段の付き合いから、そのような関係とは私も思いません。

念のためアルヴィス様、あるいはヒルダ様からもご確認をお願いします。

 

・運用評価

 

上記の特性から、裁量が十分に与えられた指揮官、あるいは遊撃兵に適性があると考える。

家格上実現は困難だろうが、冷静な副官として優れていると考える。

性格上、非正規戦といったものは好まないと考える。

 

敵対した場合は、統率を崩す、敵軍団同士を近づけると言った策が有効と考える。

また、どの聖痕持ちにも言えることだが、

血統と縁深い弓に非常に強い執着を見せる。

接近戦に持ち込めば対処できると考える。

 

ロートリッターであれば、重装を前に距離を詰め、後ろから魔法で援護。

そちらに注意を集めている隙に、騎兵で仕留めるのが有効と考える。

既存の戦力で十分対処できるため、我らにとっての脅威度は低いと考える。

 

―――――

 

ドズルのレックス公子。

騎士科。聖痕持ち。

 

現在、アクスナイト。

グレートナイト*3を目指している模様。

 

学内随一の斧、馬術の使い手。

総合的には最良の生徒と考える。

 

・基本評価

 

下士官を含めての演習で、最上の成果を上げている。

本人は卒業後ドズルには内密に放浪の旅に出ると言っている。

ロートリッターに誘いをかけたが断られた。

戦士及び指揮官として、既に十分だと確信をもって言える。

疲労時の戦闘であっても、相手を待ち伏せる冷静さを失わない。

 

ただ、純戦士であり、魔法に関しては門外漢。

よって魔法防御が弱い。

 

協調性は高い。

飄々とした口ぶりのため兵卒には好かれると考える。

反面、官僚や武人とは反りが合わない可能性もある。

私見だが、兵長としていると助かる存在だと感じる。

撤退に関しては、甘い面が見られる。

部下を見捨てる判断を苦手とする。

 

口に反して、行動は堅実。

現実主義的な傾向が見られる。

どのような部隊であっても、一定の成果は上げられるのではないかと考える。

 

授業では組む相手に合わせて、立場を選んでいる。

前述のアンドレイやアゼル様であれば副官、

ティルテュやユリス様であればイニシアチブを取りに行く。

 

・素行評価

 

訓練に対しては、熱心でも欠席するわけでもない通常の生徒。

 

ネールの血*4もあり、その程度の鍛錬でも学園随一の肉体を誇る。

同級のため横で成長を見ていたが、肉体的成長はレックスが一番だと考える。

 

勉学についても優秀。

 

努力に対し成果が多い部分が、一部の生徒たちからは疎まれる原因になっていると考える。

視野が広いため、そのような扱いを理解しているような節がある。

 

彼曰く、いい男を目指し、その指針に背かないようにしているらしい。

ユリス様曰く、レックスの炎の紋章。お母さんからの火継ぎとのこと。

つまり、彼なりの美学を持っていると考える。

それと、アルヴィス様は彼の前で炎魔法を使わないようにとのことです。

 

私見だが、聖痕、あるいはドズル家に対する複雑な感情を持っているように感じる。

兄とは異母で家族仲も良いわけではないそうなので、それが影響していると考える。

 

・交友関係

 

騎士科を中心に広い。

同じ演習相手と食事を共にしている姿を食堂で確認できる。

そういった相手の面倒を見るため、

下士官にとっては組みたい上級仕官とされている。

 

アンドレイに対し突っかかることで、

彼の交友を上手くいかせようとしている部分が多々見られる。

 

特に仲が良いのは、アゼル様。

兄貴分のように振舞うが、対等な関係に見受けられる。

休日は二人でどこかへ遊びに行っている様子が見られる。

 

他にもティルテュやユリス様と行動している事が多い。

ティルテュをからかい、

ユリス様のおかしな行動に相乗りしている姿が見られる。

 

・運用評価

 

上記から、指揮官としてどのような役割でもそつなくこなせると考える。

アクスナイトの特性と本人の資質から、疑似的な重装兵としての活躍も見込まれる。

 

敵対した場合距離を取りつつの戦闘、あるいは魔法による集中攻撃が有効と考える。

 

ロートリッターであれば、物理ではなく炎魔法で攻めるのが有効と考える。

騎兵のため機動力を潰す、あるいは逃げ道を燃やすのが効果的と考える。

魔道騎兵を有する我らにとっては、脅威度は低いと考える。

 

―――――

 

フリージのティルテュ公女。

魔法科。聖痕持ち。

 

現在、サンダーマージ。

マージファイターを目指している模様。

 

学内随一の雷魔法の使い手。

現在、剣技とそれに伴う基礎体力を補っている最中。

 

・基本評価

 

下士官を含めた演習では、中ほどの成績。

それも彼らに助けられてのもの。

現状では指揮官としては不十分。

鍛錬で向上する可能性はある。

卒業後実家のゲルプリッター*5で磨けば、十分な指揮官になれると考える

 

個人の戦闘力であれば、魔法科で最上位。

上級雷魔法*6まで習得済み。

また、窮地における爆発的な魔力には目を見張るものがある。

2年前の継承者を三人倒した件がその好例だ。

 

雷魔法の一芸特化であり、

指揮能力不足のため戦場にまだ出すべきではないと考える。

 

協調性はやや低い。

だが、彼女の人柄からか非常に多くの生徒から慕われている。

進言も素直に受け入れるため、

指揮が得意な副官さえつけば、破壊力のある部隊になりえると考える。

また命令に素直に従うため、戦士としては有力と考える。

 

授業では、聖痕持ちではアンドレイとの相性以外は良好。

彼がイニシアチブさえ取れれば、非常に恐ろしい組み合わせになる。

だが、口論に発展し上手くいかない場合が多い。

 

 

・素行評価

 

魔法の訓練には熱心。

他の生徒の補助も申し出る。

 

反面、身体を動かすものや座学に対する熱は低い。

成績はそれに伴う。

 

歳の割には少々幼い言動が見受けられる。

同い年の聖痕持ちと比較してそう考える。

感覚的な話だが、良家の令嬢というよりもお嬢ちゃんといった感じ。

反面、行軍訓練等で過労状態に陥っても、喚き散らすようなことはない。

加えて、魔力が普段以上に大きくなる。

 

ユリス様曰く、叩き続けることで伸びる子。

だが、私見ではそのような部分は感じ取れない。

 

休日にはアゼル様や一学年下のノディオンのラケシスと過ごすことが多いとユリス様から伺っている。

 

・交友関係

 

ほぼ全ての生徒から知られていると考える。

 

その経緯は以下の通り。

1年時の晩夏頃から食堂で縫い物をするようになった。

そこへ多くの女子生徒がアドバイスを送り、返礼としてお茶をふるまう。

それ以降、定期的に食堂での集まりが開催されるようになった。

裁縫が苦手な男子生徒たちも集まり、その補助をユリス様が行っている。

 

基本的にアゼル様やユリス様と行動している。

入学前から親交があった事が影響していると考える。

他にも、レックスや様々な生徒から話しかけられている。

彼ら三名以外には受動的にも見える。

 

・運用評価

 

聖血を持ち、本人の資質から遠距離魔法を使わせるのが、最も効果的と考える。

あれほどの魔力のサンダーストーム*7が飛んでくるだけで、恐ろしい圧力となる。

 

敵対した場合、いち早く接近し対処すべきと考える。

前述の爆発力もあるため、時間をかけてはならない。

電撃戦が最適だと考える。

 

ロートリッターとしては、この学年において最大の脅威だと考える。

魔法相性が不利かつ、速攻が求められることが理由としてあげられる。

 

―――――

 

ヴェルトマーのアゼル公子。

魔法科。聖痕持ち。

 

現在、マージ。

マージナイトを目指している模様。

 

学年随一の炎魔法の使い手。

現在、炎最上級魔法と乗馬行軍の訓練中。

 

・基本評価

 

下士官を含めた演習では、良好な成績を治める。

個人としての戦力は、魔法科で次席。

将来は、アルヴィス様の補助を目指されている。

 

二属性の初級魔法と、炎の中級魔法を習得済み。

 

高い協調性を持つ。

進言も素直に聞き入れるため、下士官受けも良い。

疲労時は、パフォーマンスが格段に落ちる。

判断能力の低下が顕著に表れる。

だが、そういった際も周りとの調和を取ろうとし続ける。

 

授業では、積極的にイニシアチブを取りには行かない。

聖痕持ちと組む際は、基本的に補佐に回る。

反面、ユリス様が居る時は主導権を取ろうとする。

恐らく、珍妙な策を防ぐためだと考える。

 

・素行評価

 

訓練に真剣に取り組んでいる。

周囲の者へ助言を積極的に乞う姿勢を見せる。

反対に、炎に関しては快くアドバイスをする。

 

体を使う授業に関しては、ただの魔導士としては及第点は与えられる。

肉体面でロートリッターの水準にはまだ及ばない。

 

神器が使えなくともアルヴィス様に並ぶべく努力を重ねている。

そのひたむきな姿勢から多くの生徒に慕われている。

 

・交友関係

 

魔法科を中心に広い。

訓練場にいることが多く、そちらでの交友が広がったと考える。

騎士科にも顔を出すことがある。

 

食堂では、特に騎士科相手に話を聞いている様子が見られる。

どうやら助言だけでなくそれぞれの出身地の話を聞いているようだ。

冒険小説を好まれていることが関係していると考える。

 

ユリス様が何かをされる、あるいはその予兆があると相談を持ち込まれている。

 

恋愛に関しては、ユリス様より乳兄弟ガードと仰せつかっています。

私個人としては、非常に初々しく少年らしい初恋だと感じています。

聖痕持ちではティルテュだけは気が付いていなかった様子。

 

前述の通り、レックスと休日を過ごすことが多い。

 

・運用評価

 

ヴェルトマー家所属のため一部省略。

 

アゼル様はマージとしては、戦場に出ても問題はない。

ご自身の身軽さを生かし*8、魔法を素早く叩きこむことを得意とされている。

 

だが、ロートリッターを名乗るには力不足。

騎士団内で鍛えれば、すぐにでも使い物になると考える。

 

万が一に備え、初陣を済ませていないため、副官をつけるべきと考える。

長期戦に陥った場合の補助としても必要と考える。

 

―――――

コーエン家のユリス様。

魔法科。聖痕持ち。

 

現在、マージ。

セイジを目指している模様。

注記:本人は4相の公女を目指していると主張

 

現在、光を含む各種中級魔法を習得中。

 

・基本評価

 

下士官を用いた演習において、学年3位の成績を収める。

特に、兵站計画のような事前準備を得意とする。

私見だが、家政を担っていたことが影響していると考える。

 

将来は政治事情が関わるため未定。

本人もこだわりはない様子。

一個人としては、

防疫時のようにヴェルトマー内での補助に就いていただけると大変ありがたい。

それぞれへの刺繍は大変好評でした。

 

戦闘能力はロートリッター未満、魔道兵として十分以上。

魔法防御だけは群を抜いている。

それを生かしご自身を他生徒の魔法の標的にされて、回避訓練を行うことがある。

身長が低く、それに伴い行軍では他より多くの体力を要求されるため、肉体的に若干不足している。

この1年訓練を続ければ、問題ない範囲だと考える。

 

現在、三属性の初級魔法と炎の中級魔法、初級の杖を使用可能。

 

疲労時も普段と変わらないように見える。

戦場は違えど、7つの頃から我らと戦い続けただけはある。

 

私では人物評が難しいため省略する。

ただ、様々な観点から外部の評価を行っている事は把握している。

制服から見る各家の経済状況等、私は武人のため理解できない部分が多い。

 

相手が聖痕持ちでなくても、基本的に補佐に回ろうとする。

その場合、作戦の精度が上がる。

言動に反し、作戦での暴走は確認されていない。

自身主導の場合は堅実な作戦が多い。

下士官とのコミュニケーションも円滑に取れるため、策通りに進められることが多い。

 

・素行評価

 

訓練には真剣に参加される。

ご本人曰く、戦力把握のチャンスとのこと。

 

肉体を用いた訓練は得意とはされないが、真面目に取り組まれている。

 

ご存じの通り普段から、一風変わった言動をされる。

以下は最近上下士官を巻き込んだ出来事を記す。

 

女子生徒を扇動した食堂メニュー改革。

ティルテュを焚きつけた事により実現。

 

食堂への裁縫道具の常備。

未達成。だが、共用の布や糸が各寮に設置された。

 

各国の御伽噺の収集。

ご自分で報酬を出し行われている。

同国内で同じ話の差があるようで、それに端を発した喧嘩が頻発している。

 

・交友関係

 

ティルテュのお茶会に付き合っており、言動からも学内でも有名。

 

普段は聖痕持ちと一緒にいるところを多く見かける。

救護科と共にいる姿も見かける。

 

休日は誰かと過ごすことが多いように思う。

 

・運用評価

 

ヴェルトマー家家臣のため省略。

 

魔導士として十分に戦場に出せると考える。

初陣は済ませているとのことなので、副官をつけなくとも良いと考える。

 

戦闘力もさることながら、補助の方が優れている。

よって、副官や後方での軍政に就かせる方が全体としての成果は高くなると考える。

 

ただ、聖痕持ちを正面戦力にしないのは勿体ない気もする。

時々普段の倍ほどの魔力を出すことがあり、確実性はないが突破力もある。

 

―――――

 

筆を置く。

 

窓の外では、夕日が降り始めている。

この後食堂でユリス様の報告書を回収し、ヴェルトマーに届けさせる。

そこでお茶と軽食を毎回いただいている。

その時に彼女の調書も読ませていただく。

 

私には有用性が分からないが、読み物として楽しませていただいている。

 

今回は味の好みから考察する各家の台所事情を執筆されると伺っている。

確かに食事事情から家の家計を読み取ることは出来るだろう。

だが学園では同じような食事が提供されるのに、どう見抜くのか。

 

部屋が赤から黒へ変わる。

執筆が終わった解放感から余計な事を考えすぎてしまった。

 

ユリス様を放っておいては何が起こるか分からない。

奇行を防ぐためにも急がねば。

……それを楽しみにしている側面は否定できない。

だが、ロートリッターの一員として放置すべきではない。

 

それと、ほつれたズボンも持っていこう。

彼女なら直ぐに繕ってくれる。

*1
弓騎兵。ユングヴィはこれで固めた騎士団を持つ。

*2
ユングヴィの騎士団。原作では一国の軍に痛手を与えた。

*3
斧騎兵。実家のドズル家もこれで固めた騎士団を持つ。

*4
傍系なので、HP+20%・守備+30%(トップ)の成長率補正が追加でかかっている。

*5
フリージ家の騎士団。

*6
トローンのこと。

*7
威力15、射程3~10、重さ30、雷C。

風はブリザード、炎はメティオが対応している。

*8
速さの成長率が50%でシグルド軍2位。

1位は直系で90%。




聖戦の系譜はFEにしては珍しく、スキルが無いと追撃(2回目の攻撃)も発生しません。
参考までに、今回扱われた人物のものを紹介します。

・アンドレイ
無し(姉エーディンも無し)

・レックス
エリート(常に経験値2倍)
待ち伏せ(HP半分以下で先制攻撃)

・ティルテュ
怒り(HP半分+1以下で確実に必殺発動)

・アゼル
追撃(攻速が相手より高い時、もう一度攻撃)

・ユリス
追撃
必殺(技の確率で攻撃力2倍)

・リデール
追撃
必殺
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