7話 月の管理人と初めての観光
ヤチヨside
「やったぁぁぁぁぁ────!!」
私はタブレットの画面いっぱいを飛び跳ねながら叫ぶ。
(ついに……ついに完成したんだ!)
誰も殺し合わず、誰も独りで泣かず、そして、誰もが好きなことを思い切り楽しめる──そんな場所を夢見て、何度も失敗して、それでも諦めずに積み上げてきた世界……
仮想空間《ツクヨミ》が、ようやく完成したんだ!
「ミコト! 完成したよ! 本当に完成したんだよ!!」
私は興奮を抑えきれないまま、"十五年間"共にツクヨミ作成に心血を注いできた相棒へ声を掛けた。しかし──
「……終わっ、……た……」
ミコトは椅子に座ったまま、ぽろぽろと涙を流していた。
「やっと……終わっだぁ"ぁ"ぁ"ぁ"……!」
肩を震わせ、嗚咽まで漏らしながら泣いている。
(……え? 本気で泣いてるじゃん……)
いや、すごく頑張ってたのは知ってるよ? 知ってるけど……そこまで泣く……?
私の勘違いに決まっているが──その姿は完成の喜びに涙するというより、まるで"十五年にも及ぶ苦行という名の牢獄から解放された囚人"のようだった。
「……ミコト……っ!」
そんな見当違いな考えはさっさとダストボックスへとシュートし、私は"同じ喜びを分かち合う相棒"への感謝を伝えるために笑顔で呼び掛ける。
「今まで……本当にありがとうね……っ!」
その言葉に反応して、ミコトがゆっくり顔を上げた。
「ミコトのおかげで、やっとツクヨミが完成したんだよ!」
そう言うと、彼は一瞬だけ目を丸くしたあと、涙でぐしゃぐしゃになった顔のまま安心しきったように笑う。
「ははっ……どういたしまして」
その笑顔は、十五年間ずっと張り詰めていた糸がようやく切れた人の笑顔だった。
(まったく……"本当に大袈裟なんだから"……)
そして、彼はそのまま何かを確かめるように続ける。
「じゃあこれで……!一日の大半をツクヨミ作成のために捧げる日々も、やっと……やっと、終わり──」
「うん!」
その言葉に私は満面の笑みで頷く。
「ツクヨミを作るのはもう終わり♪これからは──"ツクヨミの運営のために”一緒に頑張っていこうね!」
「…………ぇ?」
その言葉を聞いたミコトはたちまち、
鳩がガトリング銃を食って蜂の巣にされたような顔になった。
(え? 逆になにその反応……)
「……いや、ミコトなに驚いてるの?」
「…………」
「"ツクヨミ完成で終わりじゃないよ"? これからこの世界を運営していかなきゃいけないんだから!さあ、忙しくなるのはこれからだよ!!」
当然のことを言っただけなのに、ミコトは魂が抜けたみたいな顔で固まっている。
(……あ。もしかして、ご褒美が欲しかったのかな? もちろんミコトがとびっきり喜ぶやつを用意してるよ!)
「──とはいえ!」
私はぱんっと手を叩いた。
「今まで本当に頑張ってくれたし、お礼はちゃんと用意してるよ!」
すると、ミコトの目にほんの少しだけ希望の火が灯る。
「今まで頑張ってくれたお礼に──」
ふふん、と胸を張る。
「なななな〜〜んとっ!ツクヨミの管理人であるヤッチョが!直々に!!ツクヨミを案内してあげるよ☆ どぉ?嬉しいで──」
「そんなのいらないし、やらない」「……今なんて?」
(……ヤッチョの聞き間違いかなぁ〜? うん、絶対そうに決まってる♪)
でもミコトは虚ろな目のまま、一切表情を変えずにはっきりと言い直した。
「今まで十五年間、一日中ツクヨミ漬けの日々を送り続けてきたんだから、ツクヨミなんてしばらく見たくもないし、運営業務なんて“絶対”にやらない」
その言葉はどう考えても冗談で言っている重さではなかったし、何よりも"目が完全にマジ"だった。
「い、いやいやいや! そんなこと言わずにさ!?」
ミコトが本気でそう言っていることに気づいた私は焦りのまま、必死に食い下がった。
「ほら!ツクヨミには遊ぶところもたくさんあるし、夜景だって綺麗だし!なによりも、"ヤチヨのアバターボディの初披露"だってあるんだよ!? 気になるででしょ!?」
「──"どうでもいい'」
(…………ほぉう?)
そう言ってミコトはフラフラと立ち上がる。
「そんなのどうでもいいし!15年分のリフレッシュ休暇もらって、しばらくは一人でゆっくりさせてもらうから!!」
そのままとりつく暇もなく部屋を出ようとする。だが──
( へぇ?ヤチヨのアバターボディなんて"どうでもいい"?……へぇ〜〜)
私はにこりと笑った。
「そこまで言うなら、別にいいよ?リフレッシュ休暇でもなんでも取ればいいよ」
ミコトの表情が、ぱあっと明るくなる。
「──ただし」
カチャン──静かな部屋に、電子錠が施錠される音が響く。
「……え?」
ミコトは慌てて玄関へ駆け寄り、ドアノブを引く。だが──
「ちょっ……な、なんで!?開かないんだけど!?」
ガチャ、ガチャ、ガチャ!と何度引いても押しても、扉はびくともしない。
(まったく、ミコトは悪い子だなぁ〜☆あんなに私を過保護に守ってたくせに、都合が悪くなったら"また"離れようとするなんて……──そんなの許すわけないでしょ?)
「くっ……そ、そうだ!」
ミコトはポケットからスマホを取り出した。
「スマホから解除すれば──」
画面を点灯させ、いつものパスワードを入力する……しかし。
《パスワードが違います》
「……え?」
間違えたのかと思いもう一度入力する。
《パスワードが違います》
「は?なんで──」
そして、繰り返すこと三度目。
iPhoneは使用できません
8000年後にやり直してください
「……はっ!?"8000年後"!?桁おかしいだろ!?」
ミコトの顔から血の気が引いていく。私はその光景を眺めながら、くすりと笑った。
「スマホのパスワードだけじゃなくて、アプリとかサイトとか、あとスマコンのパスワードも全部新しいのに更新しておいたから♪」
「……へ?」
まったく、同じパスワードを使い回すなんて不用心だな〜♪ よく言われなかった? パスワードは定期的に更新しておかないと"悪用されちゃうんだよ"?
「当然、遠隔操作もできないし、誰にも連絡できないよ♪」
「…………」
(つまり──今のミコトは、この映えないつまんない部屋から一歩も出られない)
私はさらに笑みを深めた。
「別に来なくてもいいけど♪……来なかったらその時はどうなるか──分かってるよね?」
「…………」
ツクヨミが見たくもないくらいに嫌?
なら簡単だ……それ以上の楽しい思い出で塗り替えてあげればいい。
「それじゃあ、明日待ってるからね!
あっ、ちゃんと"届いたアレ"付けて来るんだよ☆」
私は満面の笑みで手を振ると、返事を聞く前に通信を切った。
ぷつん、と画面が暗くなるその瞬間。
最後に映っていたミコトの表情は──まるで、この世の終わりを見たような顔だった。
そして、ツクヨミのプライベートルームで、"自分の新たな姿"を眺めながら。
「……ふふっ」
思わず笑みがこぼれる。
(……まあ、正直なところ、ツクヨミは私一人でも十分に運営できるんだけどね♪)
それでも仕事を振る理由は一つ。放っておくと、あの男はすぐに逃げるからだ(この前は『海外に逃げ──行きたいな〜』とかほざいてたからパスポートは絶対に作らないと決めた)。だから定期的に仕事を与えて、「まだ必要なんだよ」と思わせておく。それに──
(……まったく。なんだかんだ文句を言いながらも、ミコトはちゃんと来るの……わかってるんだからね?)
だって──私がミコトのことを、一番よく知ってるんだから♪
◇ ◇ ◇
「うえぇぇぇぇ〜〜ん(泣)!!助けて、FUSHIえも〜〜〜ん!!ヤチアンが俺をなんの娯楽もない部屋に監禁するんだ〜〜!」
「今回はミコ太くんもちょっと悪いぞ。諦めて一人で行ってこい。そして運営も死ぬまで二人でやれ」
「それ永遠じゃねーか!あと何ちゃっかり自分だけ運営業務から逃げようとしてんだ!お前だけ逃げられると思うなよ!!」
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8話 初めての出会いと八千年越しの再会
ヤチヨside
ライブが終わって数日後。
「……」
目の前には管理者専用のコンソールが光を発していた。普段はサーバー管理や不具合の確認にしか使わない画面なのだが──今日はなぜか検索欄へ『ミコ』と入力されていた。
「うん。これは……"ミコトのためだから"。仕方ない。そう、仕方ないんだよ……」
自分にそう言い聞かせながら、ミコトのプロフィールを開き、ゆっくりと画面を下へスクロールしていく。
(ミコトが見栄張って嘘を言ってないか確認するだけ……。断じて、フレンドになったっていう"女の子"がどんな人なのか気になったわけじゃないから……)
そう、"ほんの少し"相手のプロフィールを確認するだけ……どんなアバターなのか。いつ頃からツクヨミを始めたのか。何歳なのか。よくログインしている時間帯はいつなのか。普段誰と何処で遊んでいるのか。フレンドは何人いるのか。DMでどんな話をしているのか……それくらいなら、大丈夫だよね?
【フレンド一覧】
そして、相手を確認するためにその文字を指で触れようとしたその瞬間──
「おい……何してる」
「ひゃあぁぁぁぁっ!?」
突然背後から声を掛けられ、正座の体制のまま空中に飛び上がった。振り返れば、一体いつの間にいたのか、FUSHIがこちらをじっと見つめていた。
「ふ、ふふふFUSHI!? い、いつからそこにいたの!?」
無いはずの心臓がバクンバクンと音を立てているようだった。
「そんなことはどうでもいい……それよりも、その画面で何をしようとしてる?」
短い一言だけで、私の逃げ道は綺麗さっぱり塞がれてしまった。
「な、なんのことかにゃ〜?」
ヒュ…ヒューヒュヒュー♪と、本来の私なら芸術的な口笛で鳥すら呼び寄せられるというのに、動揺のあまり風漏れみたいな音しか出なかった。そして、次の瞬間──
「『うん。これは……ミコトのためだから。仕方ない。そう、仕方ないんだよ……』」
──先ほどの私の独り言が再生された。
(うん、終わった。全部録音されとるやんけ)
まさか私に気づかれずに録音するとは、FUSHIも腕を上げたなぁ。
「はぁ……まったく」
その反応だけで、もう何を言われるのか大体予想がついてしまう。……まずい、これは完全に怒られる流れだ。
「ち、違うんだよ」
指先をもじもじと突き合わせながら、なんとか誤解を解こうと口を開く。
「何がだ?」
返ってきたのは、感情の一切こもっていない短い三文字だけだった。うぅ……圧がすごい。
「これは、その……システムの確認というか、ユーザー情報がちゃんと表示されるかのテストをしていただけで……」
嘘は言っていない。確かにユーザー情報はちゃんと表示されていた。……確認する相手がミコトだっただけで。
「管理者権限まで使って? わざわざミコトのフレンド一覧を開いて?」
「……」
言い逃れしようにも、画面には証拠がバッチリそのまま残ってしまっていた。管理者専用コンソール。ミコトのプロフィール。そして、あと一クリックで開かれる
「へ、へへ……」と乾いた笑みを浮かべながら、じりじりと視線を逸らすが、FUSHIは淡々と続ける。
「わかってると思うけど、それは管理者権限の濫用だからな」
「ぐうっ……」
管理者権限はツクヨミを運営するために必要だから与えられているもの。個人的な感情で使っていいものじゃない。そんなことくらい、開発者である私が一番よく知っている。
「運営はユーザーの個人情報を、私情で閲覧しちゃいけない。例えそれが身内でもだ」
「ぐうぅぅぅ……」
「もし利用者に知られたら信用問題だぞ」
ぐうの音も出ないほどの正論だった。……でも、そのまま引き下がれるほど、私の中のモヤモヤは小さくなかった。
「だって……」
「?」
私は顔を上げる。その瞬間、堰を切ったように言葉が溢れ出した。
「だって!この前までぼっちだったミコトが、急に知らない"女の子"とフレンドになったんだよ!?そんなの気になるに決まってんじゃん!」
「開き直るな!気になるのと実際に見るのは別問題だ!!」
その一言でぴしゃりと切り返される。それでも私は引き下がらない。
「でも、その人が悪い人だったらどうするの!? 詐欺とか、美人局とか、ネカマとか!ミコトはあんなにチョロいんだよ?絶対すぐに騙されちゃうもん!」
あのミコトのことだ。困っている人がいたら放っておけないし、頼られたら断れない。変な人に目を付けられたら、利用される未来しか見えない!だからこそ、先に私が確認しないと──
「いや、ミコトがチョロいのはヤチヨにだけ……」
FUSHIが小さく言葉を漏らしかけたが、咳払いをしてすぐに言い直す。
「とにかく、それなら本人が困った時に相談に乗ればいい」
あくまでも冷静に、まるで子どもに言い聞かせるような口調で、淡々と諭してくる。
「それじゃ遅いでしょ!」
私は思わず机をばんっと叩いた。
「私には"ミコトの一番身近な人"として、この人がミコトのフレンドとして相応しいかどうかを確認する義務があるの!」
胸に手を当て、これ以上ないほど堂々と言い切る。
「……今、自分が何言ってるかわかってるか?ユーザーの交友関係を運営権限で調査して、安全かどうか勝手に審査するって言ってるんだぞ!」
「そうだけどっ!?」
「そうだけどっ!?じゃない!」
即答すると、ぴしゃりと返される。
「それを世間一般では『監視』というんだ」
「違うもん!『ユーザーサポート』だもん!」
「そんなサポートあってたまるか!」
しばらく唸ったあと、私は最後の抵抗を試みる。
「……じゃあ、せめてプロフィール画面だけ」
「駄目だ」
「…名前の最初の一文字だけ」
「全部駄目」
即答だった。
「うわぁぁぁ〜〜ん!!FUSHIのケチィィィ〜〜〜!!」
私は頬をぷくっと膨らませ、その場にごろんと仰向けに寝転がった。まるで駄々をこねる子どものような私を見下ろしながら、FUSHIは深々とため息を吐く。
「そんなに気になるなら本人に直接聞けばいいだろ」
「聞けるわけないじゃん!」
私は勢いよく顔を上げる。
「『昨日フレンドになった子ってどんな子なの?』なんて聞いたら絶対怪しまれるもん!」
「怪しいことしてる自覚はあるんだな……」
FUSHIはもう一度ため息をつくと、管理者コンソールを強制的に閉じた。
「とにかく、今日はもう仕事しろ」
「は〜い……」
返事だけは素直にしておく。閉じられた画面を見つめながら、私は心の中で小さく呟いた。
(……やっぱり、どんな子なのかだけでも知りたかったなぁ)
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9話 サプライズは嬉しいものとは限らない
KASSEN用のフィールドにて、ブラックオニキスとのKASSENを目前に控えた私たちは、今日も練習に明け暮れていた。
「──────ッ……!!」
牛鬼が断末魔の咆哮を上げ、その巨体が桜の花びらとなって崩れ落ちていく。
「いえ〜〜い! 完全勝利☆」
私は思わずぴょんっと飛び跳ねる。
「いや〜! 牛鬼を倒すのもだいぶ早くなってきたね〜!」
最初はそこそこ苦戦していた牛鬼も、動きを読み、難なく倒せるようになった。今では連携も息ぴったりで、倒すまでの時間もどんどん縮まっている。
(これならベータテストもいい結果が出せそう!)
そう思ってミコトを見ると──
「…………」
──彼はなぜか浮かない顔をしていた。
「ミコト〜? どしたの〜?」
私はふわふわと宙に浮かびながら彼に問いかける。
「いや……この武器」
ミコトは手にした片手剣をぶん、と軽く振る。
「──なんの面白みもないんだけど」
「……えぇ?」
思わず変な声が出た。すると、ミコトは呆れたように肩を落とす。
「せっかく俺専用に作ってくれた武器なのに──何の特殊能力もない本当に普通の片手剣じゃん」
「あ──」
そういうことか。確かにミコトは昔から、ロマン武器とか変形武器とか、そういうの大好きだったっけ。
「遠距離攻撃もないし中距離技もない!変形もしない! ビームも出ない! 巨大化もしない!」
「いや、最後二つはだいぶ無茶言って──」
「俺はもっとロマンのある武器が欲しかったのに! なのに……」
ビシッと剣を突きつけられる。
「なんでわざわざこんな何の機能もない剣を送ってくんだよ!」
「うーん……」
私は指を顎に当てて考えるふりをする。
「ヤッチョの気分♪」
「気分でこんな専用武器作るな!」
「えっへへへ♪ それほどでも……!」
「褒めてねえよ!!」
勢いよくツッコまれてしまった。
(むぅ……せっかく頑張ってミコトのためを想って作ったのになぁ……)
「はぁ……考えても仕方ないか。またいつものヤチヨの奇行だろうし……」
とても失礼なことを言いながら落ち込む彼を見て、私は思う。
(まぁ……本当は違うけどね〜)
もちろん、理由なんてものは"ちゃんとある"。
ただ、それをミコトに言うつもりはなかった。
(だって……せっかく人の姿になって、隣に立てるようになったのに)
もし、あの剣に遠距離攻撃も、中距離攻撃も、どんな状況でも一人で対応できるような機能を詰め込んじゃったら──
(ミコトが……“私がいなくても、一人で戦えちゃうじゃん”……)
「ほら!早く次の作戦試すぞー!」
ミコトは私の内心など知る由もなく、いつもと変わらない声でそう言った。
「りょ〜〜♪」
私は胸の奥に浮かんだ想いを押し込め、今日も明るく返事を返す。
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7話
ミコトの社畜生活はまだ終わらない。とはいえ、ツクヨミの正式オープン後は運営体制も安定したから、今ではミコトに仕事を頼むのは本当に必要な時だけ。頻度としては、たまに手伝ってもらう程度に落ち着いている。
8話
この日のライブの選曲はめっちゃ重かった。
なお、フレンドリストはかぐやがログインした日に見られた。
最後に言ってるのは、今後書かれる江戸時代で二人が別れた際に、ミコトが世話になっていた"花さん"という女の子のこと。かぐやは会った時にめっちゃ威嚇した。
9話
ヤチヨがミコトになんの変哲もない剣を贈った理由は、ミコトと"一緒に"戦いたいから。そのために愛情100%の剣を「絶対に改造すんなよ?」と脅した上で渡した。エピローグでは油断して言い忘れたので改造された。
10、11話
実は歌って踊れて顔も良くってトイレにも行かない永遠の19歳とかいう、アイドル適正◎だったミコトくん。
帝「素晴らしい提案をしよう。お前も"黒鬼"にならないか?」
/(∩ ‿ ∩)\ 『────』
「ならない!老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ!」
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「なr『……ミコトがみんなのものになるくらいなら、誰にも見つからない場所にずっと隠しておけばいいよね♡』
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