異世界ントム   作:色々残念

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何かまた思い付いた話を書いてみました
長く続くかどうかは話が思い付くかによると思います


ヒロアカ編その1 ヴィランになっていた可能性もある男と少女

1回目の人生は現代日本で平凡な人生。

 

2回目の人生は、ドラゴンクエストモンスターズの世界で、何故か生まれつき使えた波紋を使い、カレキの国のモンスターマスター兼波紋使いとして、野生の魔王と戦ったりもしながら生き抜いた。

 

3回目の人生は、ポケットモンスターの世界で、波導も使えるようになり、波紋と波導の使い手兼ポケモントレーナーとなったが、伝説ポケモンと俺だけでタイマンすることになったりもした刺激的な人生ではあったな。

 

そして今回の4回目となる人生は、下界に降りてきた神々やモンスターが存在する世界で、モンスターみたいな幼馴染みと一緒に日々を過ごし、幼馴染みが生んだ子ども達全員が独り立ちできるまで育て、それなりに長生きした俺にも寿命が来たようだ。

 

俺とは血の繋がりがなくとも父親として育ててきた子ども達に囲まれて、死を迎えることになったが、家族に囲まれて大往生できるなら悪くはない人生だったと思えた。

 

重くなってきた目蓋を閉じて、抗うことなく穏やかな死を受け入れた俺は、気が付くと赤子となっていたが、どうやらまた生まれ変わっていたみたいだな。

 

前回はいきなり両親に捨てられたが今生はどうなるかと考えていると、アパートらしき場所の2階の窓から放り捨てられたまだ赤子な俺。

 

うっかり落としたという訳ではなく完全に殺す気で窓から放り捨てていたんで、今生の親もろくでもないようだ。

 

まともな親じゃないなら遠慮は要らんな、と思った俺は今生でも使えた波導によって身体を強化し、地面にスーパーヒーロー着地をしておく。

 

窓から放り捨てられた俺を助けようと此方に走っていた若い女性が、地面に見事に着地して普通に無傷な俺を見て「良かった」と言ってくれたが、そんな女性はヒロアカの公安委員会会長をかなり若くしたような姿をしていた。

 

もしかしたら5回目の世界はヒロアカなんだろうかとは思ったが、助けてくれようとした女性に一礼して立ち去ろうとした俺を、女性は引き留める。

 

「貴方に行くところがないなら、私と一緒に暮らさない?」

 

そう聞いてきた女性の感情を波導で読み取ってみたが、純粋に俺を心配する気持ちが強かった女性は悪い人ではない。

 

赤子ながら見事な身体能力を見せた俺に対する危機感も感じてはいたが、それでも生まれたばかりの赤子を窓から放り捨てた母親よりかは、俺のことを真っ当に人として扱おうとしていた女性。

 

子を捨てる親よりは、まともな女性についていくのも悪くはないだろう。

 

という訳で、女性についていってみたが、まだまだ若く赤子を育てること自体が初めてみたいな女性は、必要なものをネットで調べて俺に与えてくれた。

 

粉ミルクを作ることに苦戦していた女性だったが、何回も作っていく内に慣れてきて、上手に粉ミルクを作れるようになっていた女性の名前は、風間冷子というらしい。

 

そしてやはりこの世界はヒロアカの世界で間違いなかったようで、俺の育ての親となった風間冷子さんには個性があり、冷風という涼しい風を発生させる個性であったな。

 

冷風は夏場にクーラー代わりにもなりそうな個性であるが、戦闘向きな個性ではない為、冷子さんがヒーローを目指すことはなかったみたいだ。

 

少しずつ打ち解けることができていた俺と冷子さんは、俺が話せるようになってからは、よく会話をするようになり、今生の俺の名字と名前を決める時も一緒に考えることになった。

 

名前を考える時に、参考にはなるかと判断し、個性ではない俺の波導や波紋に前世で神の恩恵を授かってから得たスキルなども伝えて、実際に見せておくと、冷子さんは頭を抱えてしまう。

 

そんな最中、冷子さんに追い打ちをかけるように俺に個性まで発現し、それが黄金を生成する個性だと知った冷子さんは「その個性は非常時以外は使わないでもらえると助かるわ」と疲れた顔で言ってきたが、黄金だけを生成できる個性は厄ネタで間違いない。

 

その後、冷子さんと一緒に何個か名前を考えて、最終的には波風導紋と書いて「なみかぜどもん」と読む名に決まった俺。

 

とりあえず名前が決まった今の俺の神の恩恵を、スキル【恩恵確認】で確認してみることにした。

 

波風導紋(ントム)

Lv1

 力:I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

魔力:I0

 

《魔法》

 

 

 

《スキル》

 

【山吹波紋】

・波紋強化

・波紋の呼吸を行っている間は発展アビリティ波紋の一時発現

 

【波導勇者】

・波導強化

・波導を使用時、発展アビリティ波導と勇者の一時発現

 

【商品購入】

・その世界の金銭や、それ以外の価値あるものと引き換えに、これまでに購入したことがある商品を手にすることが可能となる

・生物と商品をそのまま引き換えることはできないが、生物が残したものであるなら商品と引き換えることは可能

・値段の高い商品の購入には、相応な金銭や価値あるものが必要

 

【廃棄貯力】

・廃棄すると決めたものをエネルギーに変換し、そのエネルギーを貯めておくことが可能となる

・貯めたエネルギーは自在に引き出して、使用することが可能

・生きているものを廃棄することはできない

 

【祝福恩恵】

・神バルドルからの祝福

・神の恩恵を魂にまで刻み込み、異なる世界に転生しようと神の恩恵を宿したままで生きることを可能とする

・新たな魔法やスキルを発現可能となった時は、自動的に恩恵は更新される

 

【恩恵確認】

・自身の神の恩恵を視認せずとも確認可能

 

【黄金生成】

・エネルギーを消費して黄金を生成することが可能となる

・生成する黄金の形状は自在に決めることが可能

・生成する黄金の量によって消費するエネルギーは変化する

 

個性が使えるようになったら新たに【黄金生成】のスキルが増えていたりもしたが、それ以外は変わっていなかった俺の恩恵。

 

まあ【黄金生成】がスキルとして増えているなら、もし個性を奪われたとしても黄金を生成することが可能であるかもしれない。

 

それはきっと悪いことではないだろう。

 

なんてことがあった日も過ぎて、個性を黄金生成ではなくエネルギー変換と偽ったままプロヒーローとなった俺は、冷子さん直属の部下のようになりながらも、いずれ公安ヒーローとなる後輩のホークスに飯を奢ったりもして日々を過ごしていた。

 

そんなある日、サインや握手を求める人々を適当に相手していると、お団子髪の少女が「男体触りたいモテたい」と直球なことを言っていたが、名前を聞いてみると峰田実子という名前であるらしい。

 

いや峰田くん女になってても性格あんま変わってないな。

 

異性に凄く興味あるねって感じだよこの子。




ちなみにいずれヒーロー公安委員会会長となる女性の名前は、判明していないんで、勝手に風間冷子という名前を付けさせてもらいました
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