異世界ントム   作:色々残念

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思い付いたので更新します


GS美神編その6 修行の成果

小竜姫様から刀剣や槍などの武器の扱い方なども学んでいた鬼道さんは、自分自身だけではなく、人型の式神である夜叉丸に武器を持たせたりもして、夜叉丸に剣術や槍術を使わせたりもしていた。

 

他にも様々な修行によって、鬼道さん自身と式神の夜叉丸の戦力を高めていたことで、格段に強くなっていた鬼道さん。

 

小笠原さんの方は霊能を伸ばす方向で修行しているそうで、修行を積み重ねたことで小笠原さんの霊力が以前よりも強くなっていたのは確かだ。

 

俺は俺で文珠を使いこなす為の修行を行っていたが、斉天大聖老師が外部からは覗けないようにした異界空間で行っていた文珠使いとしての修行。

 

【廃棄貯力】で貯めたエネルギーを【霊力変換】で霊力に変換して【文珠生成】を用いて文珠を大量に生成していき、作り出した文珠をひたすら使い続けた修行の成果もあって、文珠を3文字までなら同時に使えるようになった俺。

 

その成果をしっかりと確かめる為と、野原除霊事務所職員である鬼道さんの強化も兼ねて、あるものを作成してみようと考えた俺は【黄金生成】で生成した黄金を代金に【商品購入】で購入した精霊石を大量に用意。

 

質の良い精霊石であるそれらに「結」「合」の2文字を込めた2個の文珠を用いて結合させていき、大きな精霊石を作り出すと「槍」「変」「形」の3文字を込めた3つの文珠を使用し、精霊石製の槍を作り出す。

 

値段にすれば数十億円を軽く越えて、数百億でもおかしくはない精霊石の槍は、鬼道さんにプレゼントとして渡すことにしたが、並みの霊槍よりかは霊的に強力な槍となっている筈だ。

 

「修行を頑張っている鬼道さんにプレゼントですよ」

 

「えろう高そうなプレゼントやね」

 

そう言って槍を渡した此方に苦笑していた鬼道さんは総精霊石製の槍が凄まじく高価なものであることにも気付いていた。

 

「わたしにはプレゼントは無いわけ?」

 

なんてことを言ってきた小笠原さんは、鬼道さんだけズルいと思う気持ちがあったようだが、野原除霊事務所の職員という訳でもないんで、普通の精霊石10個程度で我慢してもらう。

 

「あら、全部質の良い精霊石じゃない。言ってみるもんね」

 

貰えたら良いかなという気持ちだったらしい小笠原さんは、普通の精霊石だけで満足してくれたみたいだ。

 

美神さんだったら精霊石製の槍を5本寄越しなさいとか言ってきてもおかしくはなかったんで、今の妙神山に居るのが小笠原さんで良かったかもしれない。

 

そんなことがあったりもしたが、俺だけが先に妙神山を下山することになりそうだった。

 

異界空間がある妙神山で、いつまでも修行していたい気持ちはあったが、長期の休みも終わりが近い為、一応まだ学生である俺は高校位は卒業しておきたいので妙神山から離れることになる。

 

妙神山で何もしていなかったセイリュートも修行の付き添いには飽きたらしく、俺と一緒に妙神山を降りるつもりのようだ。

 

まだ修行していたいらしい鬼道さんには、そのまま妙神山での修行を続けてもらうことにして、妙神山を立ち去ることになる俺とセイリュート。

 

小笠原さんも更に修行をしてから妙神山を降りるようで、妙神山に残るのは鬼道さんと小笠原さんの2名となる。

 

俺が妙神山を去る前に、ヒャクメでも俺の記憶や魂を読めないように斉天大聖老師に高度なプロテクトをかけてもらっておいたので、俺が文珠使いという情報が、いきなりヒャクメに漏れることはない。

 

小竜姫様にも俺が文珠使いだと教えることはなく、秘匿していた情報。

 

俺が文珠使いであるという情報が公開されれば、いずれアシュタロスに対策されてしまう可能性は高いので、必要になりそうな時以外は文珠を使用しないと決めておく俺。

 

妙神山を下山して、GS業界で何があったか確認してみると、悪魔パイパーが美神令子に討伐されて懸賞金が支払われたことが広まっていたりもしたが、どうやら俺が妙神山で修行している間にパイパーは倒されていたみたいだ。

 

その後、普段通りに高校生活をしていると、後輩の横島くんが箒に跨がって空に飛んでいったと話していた女子生徒達が居たが、どうやら魂を持つ魔法の箒である炎の狐が横島くんを連れていってしまったらしい。

 

そういえばそんな話もあったな、と思い出しながら掃除当番で掃除を済ませた俺は帰宅する。

 

唐巣神父の教会には家庭菜園があり、最低でも野菜は食べられるんで、飢え死にはしていないと思うが、ちゃんと食事をしているのか心配になった俺は唐巣神父の様子を確認しにいってみた。

 

唐巣神父の弟子であるというバンパイアハーフのピートくんに出迎えられて、唐巣神父と対面してみたが、野菜ばかり食べていた唐巣神父は痩せていたりもしたんで、しっかりと栄養があるものを食べてもらおうと考えて、賽の目切りにしたチャーシュー入りのチャーハンを作って食べてもらう。

 

にんにく抜きにしておいたんで、ピートも食べられるチャーシュー入りチャーハンを食べさせておき、夕飯用に豚汁も作成しておいた俺。

 

買い込んだ食料品で冷蔵庫も満杯にしておき、米も10キロ買っておいたんで、これでしばらくは大丈夫な筈だ。




全てが精霊石製の槍は、凄まじく高価な槍であるのは間違いありません
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