オカルトGメンになるには高校を卒業している必要がある為、俺や横島くんにタイガーが居る高校に入学してきたピート。
横島くんやタイガーと同じクラスになったピートは女子生徒にモテまくっていたようで、面白くなさそうにしていた横島くん。
そんな横島くんとタイガーは、ちゃんとした食事が食べれていないようだったので、昼食として【商品購入】で用意したケバブサンドを提供しておくと「「タンパク質じゃあああ」」と言いながら喜んで食べていった2人。
「食べれる時に沢山食べときな2人とも」
「野原先輩に大感謝じゃああ!」
「こら美味い!こら美味い!」
肉系の食べものが大好きな高校生男子な2人に、カツサンドやハンバーガーなども【商品購入】で購入して食べさせていくと、腹一杯肉が食べれて満足していた横島くんとタイガーは、満腹の腹を擦りながら「「ごちそうさんでした」」と頭を下げてくる。
「また何か用意しとくから楽しみにしときな」
「野原先輩には足を向けて寝られん」
「すんまへん野原先輩。また世話になります」
そうやって横島くんやタイガーの食生活を豊かにしながらも高校生として過ごしていた俺。
なんて日々を送りながらも、ピートが高校に来てからしばらくして、誰も居ない筈の音楽室のピアノが勝手に弾かれることになり、常人にはポルターガイスト現象にしか見えない異常事態が発生していたようだ。
そこで俺を含めた校内のオカルト関係者が集められたかと思えば、除霊委員という役職までもが作られて、勝手に弾かれているピアノをどうにかしてほしいと頼まれることになる。
タイガーの能力で姿を現したのは、メゾピアノという名の学校妖怪で、学校に入り込んで勝手にピアノを弾くだけの妖怪だったが、何故かメゾピアノの性別は女性で、人外に好かれやすい横島くんに興味を示していたみたいだ。
外見は男装の麗人といったところなメゾピアノは、見かけは美人な女性であり、妖怪とはいえ美女であるメゾピアノにピアノを教わり始めた横島くんを、じっとりとした目で見ていた机妖怪の愛子。
わたしが先に好きだったのにとでも言い出しそうな愛子の顔は無表情だが、妙な迫力があった。
そんな愛子に腰が引けていたタイガーとピートから頼まれた俺が、メゾピアノと愛子に挟まれた三角関係みたいになっていた横島くんに頼んで、音楽室で勝手にピアノを弾くことを止めるようにメゾピアノを説得してもらう。
その結果、定期的に音楽室に居るメゾピアノに横島くんが会いに行くことが条件となったが、問題は解決したそうだ。
しかし音楽室に向かう横島くんを、とてもじっとりとした目で見る愛子が目撃されて、横島くんが学校妖怪と三角関係になっていると噂されるようになっていた高校。
なんてことがあったりもしたが、定期的にメゾピアノからピアノを教わっていた器用な横島くんは、メゾピアノよりもピアノを弾くのが上手になったりもして、特技が1つ増えたと喜んでいたな。
それからしばらくして魔族のハーピーに美神さんが狙われた時に、横島くんが栄光の手を伸ばしてハーピーの身体に巻き付けて、ハーピーが身動きできないように横島くんが捕まえたところで、美神さんが愛車を使ってハーピーを轢いて倒したそうだが、どう見ても除霊というよりは事故みたいな倒し方をした美神さんに横島くんはドン引きしたらしい。
その後、雷を利用した時間移動で過去からやって来た美神さんのお母さんがしばらく美神さんの事務所に留まることになったようで、唐巣神父に挨拶などをしていた美神さんのお母さん。
そんなことがあったりもしたが季節は巡って、再び新年がやって来るが、サザエさん時空が解除されてはいなかった。
正月早々に獅子舞の格好をしていた横島くんが、年神が連れてきた今年の干支に抱きしめられており、酒に酔っている干支の戌は獅子舞の格好をしている横島くんを仲間だと思っていて離すことはない。
年神に従わない干支の戌をどうにか取り抑えれば年神から1年間の幸福をプレゼントすると言われ、干支と戦い始めた美神さん達。
1年間の幸福という欲に目が眩んでいて、誰も横島くんを助けようとはしていなかったんで、とりあえず干支に捕まっている横島くんを早めに助けておこうと考えた俺は、素早く干支の戌から横島くんを助け出しておくと、此方に襲いかかってきた干支。
波紋と波導に霊力による身体強化で、真正面から巨大な干支を受け止めた俺は、干支を軽々と持ち上げてから、地面に叩きつけておき、強制的に地面に伏せさせた。
それで気絶した干支は、もう暴れることもなく、結果的に俺の行動が干支を取り抑えたということになったようで「うむ、それではお主に今年1年の幸福を与えておくとしよう」と言い出す年神。
年神から俺に授けられた1年間の幸福を見ていたドクター・カオスと美神さんが「「1年間の金運がああああ!」」と悔しそうに嘆いていたりもしたが、そういうところは似ているのかもしれない。
定期的にメゾピアノからピアノを教わっていた横島くんは、ピアノを上手に弾けるようになりましたが、愛子からじっとりとした目で見られていることには気付いていません