異世界ントム   作:色々残念

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本日3回目の更新になります


GS美神編その16 オカルトGメンと貧乏神に辻斬り事件

オカルトGメン日本支部が設立されて、西条さんが日本で仕事をすることになり、GSの仕事が多少は減ることになったりもしたが、西条さんの手伝いとしてオカルトGメンで働き始めた美神さんの代わりに、横島くんが美神令子除霊事務所の所長代理となる。

 

知り合いのオカルト関係者を集めて除霊事務所の仕事を回して、大繁盛させていたようだった横島くんには商才があるのかもしれない。

 

最終的にはオカルトGメンの仕事が合わなくて病院送りになり「お金」しか言わなくなった美神さんへ、セクハラしようとした横島くんを迎撃したことで正気を取り戻した美神さん。

 

何だかんだで美神さんと横島くんは、いいコンビなのだろう。

 

それから3回目となるバレンタインがやってきたが、横島くんのアパートの隣人が貧乏神にとり憑かれている小鳩さんになっていたらしく、貧乏神について何も知らない横島くんが栄光の手で攻撃してしまったせいで、大きくなってしまった貧乏神。

 

その結果、横島くんと小鳩さんが結婚式の真似事を行うことになったが、メゾピアノと愛子が「手が滑った」と言いながら貧乏神へと攻撃を行い、わざと貧乏神を大きくして、責任をとるということでウエディングドレスを着用し、横島くんと結婚の真似事をしたメゾピアノと愛子。

 

モテモテな横島くんをおキヌちゃんと美神さんが凄い目で見ていたが、それからしばらくしてうっかり美神さんも貧乏神に攻撃してしまったりもしたので、プロとして責任をとる為に横島くんと結婚の真似事をすることになる美神さん。

 

最終的には横島くんが貧乏神の試練で正解を選んだことで、貧乏神が福の神となったそうだが、富を授けるにはまだ力不足な福の神だったらしい。

 

なんてことがあったりもしたが、霊刀による辻斬り事件が発生し、西条さんがポケットマネーで、解決した者に1億円支払うと約束していた。

 

西条さんに学生は帰るようにと言われて横島くん達は先に帰ることになったみたいだが、何故か俺だけは美神さんから残るように頼まれる。

 

「わたしの勘だけど、今回は野原くんが居ないとヤバそうな気がするのよね」

 

そんなことを言っていた美神さんの勘は鋭い。

 

今回の辻斬り犯が持つ霊刀八房は、一振りで8つの斬撃を放つ霊刀であり、優れた霊能者である美神さん達であっても簡単に見切れる攻撃ではない筈だ。

 

その後、GSとしてチームで見回りをしていると発見した辻斬りは、侍のような姿だったが、人間ではなく人狼であった。

 

ドクター・カオスと共に行動していたマリアへと放たれた八房の斬撃を霊波刀で受け止めた俺に対し「霊波刀の使い手か」と言い出した辻斬り犯の人狼。

 

「貴様を斬れば、大量の霊力が吸えそうだ」

 

「斬れるかな、たかが8つに増える斬撃程度で」

 

此方を優先的に狙い始めた人狼を軽く挑発してみると、完全に俺だけを狙い始める人狼。

 

霊刀を振るう手を止めることがない人狼から放たれる斬撃は、8つを遥かに越えていたが、それら全てを霊波刀で受け止めた俺。

 

速度としては超加速よりも遅い斬撃は、俺にとっては受け止められる攻撃だ。

 

構え直した霊刀を用いて幾度も斬撃を繰り出す人狼の攻撃を、波導を用いて完全に見切り、左右の霊波刀で全ての攻撃を受け止めた俺。

 

地を蹴って素早く間合いを詰めた俺は、人狼の霊刀を左手の霊波刀で破壊し、右手の霊波刀で人狼の首も斬り落として倒す。

 

俺と人狼の斬撃が見えていなかった俺以外のGS達は、霊刀の使い手が剣術の達人な人狼だったと知り、俺が居たことで命拾いしたと思っていたようで、脅威となる人狼が死んだことに安堵していた。

 

今回の事件の証拠となる壊れた霊刀八房は、オカルトGメンが保管することになり、西条さんから俺に1億円が支払われることになる。

 

アタッシュケースに納められた現金を受け取る俺を、1億の5割ぐらいくれないかしらという目で見ていた美神さん。

 

物欲しそうな美神さんの視線は見なかったことにしておき、受け取った報酬を野原除霊事務所に運んでおく。

 

人狼による辻斬り事件が解決したところで、横島くん達が保護していた人狼の少女が辻斬り犯を追って人狼の里を飛び出していたことが明らかになり、既に辻斬り犯が死んでいることを知ると、落ち込んでいた人狼の少女。

 

何だかんだで横島くんに懐いていた人狼の少女は、横島くんのことを「先生」と呼んでいたな。

 

人狼の里に戻るつもりがない人狼の少女を、しばらく美神さんの事務所で預かることになったらしく、たまに霊波刀について横島くんが教えたりもしているみたいだ。

 

横島くん自身も心眼に教わりながら、自分を慕う相手に丁寧に霊波刀を教えていったようで、人狼の少女ことシロの霊波刀も徐々に進歩していた。

 

まだ短いが普通に霊波刀として使えるようになってきたシロの霊波刀は、ナイフ程度の大きさとなっており、ちゃんと修行が進めば、刀ほどの長さになるかもしれない。

 

シロがしっかりと霊波刀を使えるように頑張って教えていた横島くんは、結構面倒見がいいようだ。




心眼がまだ破壊されていないので、横島くんは心眼に霊能力を教わっていたりもするようです
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