リアス・グレモリーからオカルト研究同好会に誘われることはなくなったが、今度はオカルト研究同好会ではなく、日本文化研究同好会を作りたいと考えるようになったリアス・グレモリーに、本場のサムライやニンジャとして誘われるようになってしまう。
サムライやニンジャ以外の日本文化も研究するという目的の同好会にはリアス・グレモリーだけではなくソーナ・シトリーも参加しているようで、サムライやニンジャであるとリアス・グレモリーとソーナ・シトリーに思われている俺。
毎回毎回リアス・グレモリーに修行場所まで着いてこられると、弟の卓や兵藤くんの邪魔になるかと考えて、俺が日本文化研究同好会に参加することで、リアス・グレモリーやソーナ・シトリーの行動を制限できるなら、そうしておいた方がいいかと判断した俺は、日本文化研究同好会に参加することを決めた。
実際に日本文化研究同好会として行動すると決まった時に、旧校舎で空いている部屋を幾つか同好会で使用しても問題がなくなったようで、とりあえず日本の文化を研究する同好会らしい部屋となるように、俺が【商品購入】で用意しておいた様々な物品を部屋に置いてみる。
本物の刀を置くのは問題がありそうなので、模造刀を部屋に飾っておき、畳なども部屋の一角に敷き詰めておき、和風な場所がある部屋にしておくと、物凄く喜んでいたリアス・グレモリーとソーナ・シトリーの2名。
旧校舎の家庭科室も使用が可能な日本文化研究同好会は、何かしらの料理を作ることも可能である為、今日は日本の料理を作ってみようと考えて、食材と調味料を事前に【商品購入】で用意していた俺は、今回は肉じゃがを作ることに決めておく。
かつて国外でビーフシチューを食べた人が、日本でもビーフシチューを食べたいと思って、作らせてみた結果、肉じゃがという料理が完成したという説があることを説明してから、肉じゃがを作成していく俺。
具材を切って、醤油をベースとした煮汁で煮込み、丁寧にアクをこまめに取っていき、しっかりと煮込んだ具材に火が通って、じゃがいもに煮汁の味が染み込んできたら、肉じゃがの完成だ。
ついでに炊飯器で炊いていたご飯も、茶碗に盛り、肉じゃがをおかずに、炊きたてご飯を食べておく日本文化研究同好会の面々。
日本は食にはこだわるので、一応はこれも日本文化を研究したことになったということになるかもしれない。
日本文化研究同好会の初活動は、そんな状態となっていたが、リアス・グレモリーとソーナ・シトリーは、日本食の肉じゃがに満足していたようだった。
それから日本文化研究同好会は、時おり日本食の作成を行ったり、和菓子などを食べたりもしながら、日本の文化についてリアス・グレモリーやソーナ・シトリーに俺が教えていくことになる。
日本で、あんパンを初めて作った人の話など、教科書には載っていないような雑学なども教えながら、日本で独自に発展したものなども教えていくと、興味津々な様子を見せるリアス・グレモリーとソーナ・シトリーの2名。
模造刀を用いて剣術の技などをリアス・グレモリーとソーナ・シトリーに見せてみると、サムライ、と目を輝かせていた悪魔達。
模造刀を持ってみたがるリアス・グレモリーとソーナ・シトリーに模造刀を渡しておき、剣術の動きなどを教えてみたりすると、これがサムライの技、と感動していた悪魔2名は、熱心に技を教わり始める。
リアス・グレモリーやソーナ・シトリーが魔法や魔力を用いた戦闘を基本にしているとはいえ、身体能力がそれなりにある悪魔の身体なら、常人よりも動けることは確かなので、丁寧に剣術を教えていくと、リアス・グレモリーとソーナ・シトリーは幾つかの技を身に付けていった。
あまりにも熱心だったリアス・グレモリーとソーナ・シトリーに、様々な剣術や投擲術などを教えていった結果、複数の剣術を習得したリアス・グレモリーとソーナ・シトリーは、現在元気に「ちぇすとぉぉぉ!」と言いながら、はぐれ悪魔を刀でぶった斬っていたな。
眷族が全く居ないリアス・グレモリーは、ソーナ・シトリーと協力して駒王町を管理するように言われているようで、はぐれ悪魔などの討伐も共同で行っているらしい。
俺がリアス・グレモリーとソーナ・シトリーにプレゼントした刀は、かつてフリュネが幼馴染みでダンジョンがあった世界で購入した刀であり、それを【商品購入】で用意したものであるが、総ミスリル製なので魔力を通しやすい刀となっている。
かつて俺が生きた世界のミスリルは、この世界の魔力も通しやすい素材であったようで、リアス・グレモリーの滅びの魔力を纏わせた状態で振るうことも可能だった刀。
近接戦闘にも慣れてきていたリアス・グレモリーとソーナ・シトリーは、剣術をこれからも磨くつもりであるようだ。
そんなリアス・グレモリーとソーナ・シトリーからは、同級生なのに「元浜先生」と呼ばれるようになってしまったが、先生と呼ばれるのは初めてではないんで、特に違和感はないな。
剣術を教わったことで何処ぞの薩摩みたいになっていたリアス・グレモリーとソーナ・シトリーですが、近接戦闘は確実に強くなっているようです