異世界ントム   作:色々残念

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思い付いたので更新します


ハイスクールD×D編その10 聖剣と禁手

複数存在するエクスカリバーが堕天使コカビエルに奪われたそうで、エクスカリバーを奪う際にコカビエルが日本の駒王町に向かうことを宣言していた為、駒王町の管理者であるリアス・グレモリーとソーナ・シトリーにも伝えられたその情報。

 

駒王町の管理をしているリアス・グレモリーとソーナ・シトリーには、コカビエルへの対処に聖剣使いが駒王町に向かうことが事前に教えられていたようで、その情報は俺達にも伝えておいた方がいいと判断したリアス・グレモリーとソーナ・シトリーは、教会から派遣される聖剣使い2名について俺達にも教えてくれた。

 

聖剣使いは2名とも女性であるようで、ゼノヴィアとイリナという名前であり、どちらもエクスカリバーの使い手でもあるそうだが、エクスカリバーを狙っているコカビエルへの対処に、エクスカリバーを持たせるのはどうなんだと思わなくもない。

 

状況を悪化させようとしている悪意がある訳ではないとするなら、聖剣使いにエクスカリバー持たせて派遣した教会が無能としか思えんが、実際は何を考えていたんだろうな。

 

ちょっとした疑問があったりもしたが、久しぶりにミルたんに会いに行こうと考えた俺が、駒王町を歩いていると白髪で男性の聖剣使いが襲いかかってきたので、教会とは関係ない相手だと判断し、素手でぶちのめして手足をへし折り、聖剣らしきものも没収して【人影倉庫】に収納しておく。

 

それから白髪の聖剣使いの首根っこを掴んで引き摺りながら歩いていると、以前処理した堕天使よりも格が高い堕天使と遭遇したが「不甲斐ないなフリード」と言った堕天使はコカビエルで間違いない。

 

そんなコカビエルは、光力で作り出した数多の槍を雨のように降らしてきた。

 

俺が掴んでいる白髪はフリードだったようだが、そんなフリードすらも巻き込むような攻撃を平然と行ってくる堕天使コカビエルには、仲間意識というものはないらしい。

 

コカビエルの攻撃からフリードを庇いながら戦うつもりはない俺は、闘気を武器に流すように、掴んでいるフリードの体表にだけ闘気を流して強度を上げておき、フリードを振り回して光力の槍を弾くと、手に掴んでいるフリードを武器としてコカビエルへと振り下ろす。

 

「ほう、闘気の使い手か」

 

珍しいものを見たかのような顔をしていた堕天使コカビエルへと、フリードをヌンチャクでも扱うかのように振り回して攻撃を行ってみた。

 

「ぎえええええっ!」

 

手足が折れた状態のフリードをヌンチャクのように扱っていると、フリードがそんな声を上げていたが、ヌンチャク扱いを止めることはない。

 

闘気を自分以外に纏わせて武器として扱いながら、コカビエルと戦っていくと、戦闘狂だったコカビエルは「いいぞ、もっと楽しませろ!」とテンションが上がっていたな。

 

前の世界の雪之丞と似たようなタイプか、と思いながらフリードヌンチャクで光力の槍を弾いてから、酷使し過ぎてボロボロになってきていたフリードヌンチャクを人手裏剣としてコカビエルへと投擲。

 

あっさりと避けられた人手裏剣フリードは地面に激突し、ピクピクとは動いていたが殆ど虫の息だった。

 

人間としての運用をしていないフリードが生きていようが死んでいようがどうでもいいんで、新たな得物を【聖剣創造】で用意しようとすると、ちょうど禁手に辿り着いた【聖剣創造】は聖と魔を組み合わせたものを創造する。

 

それは剣というには細く長くしなやかで、砂糖の原料になる植物であり、どう見てもさとうきびであるが、感じる力は聖剣でありながら魔剣でもあり、聖と魔を支配するような得物であった。

 

【聖魔支配剣】

・聖と魔を宿す聖魔支配剣を創造可能となる

 

新たなスキルとしてそんなものが増えていたが、聖と魔を宿す【聖魔支配剣】で、さとうきびとなると、ボボボーボ・ボーボボというギャグ漫画に登場した聖魔支配剣さとうきびセイバーという外見さとうきびな剣が思い浮かんだ。

 

ボボボーボ・ボーボボの主人公なボーボボとドンパッチが融合した戦士で、物質ハジケ融合という能力を持つパッチボボが、魔剣大根ブレードとドンパッチソード(外見はネギ)を融合させたことで生まれた剣こそが、聖魔支配剣さとうきびセイバーだったな。

 

外見はさとうきびであっても、その力は本物である【聖魔支配剣】を構えた俺に対し、コカビエルは「そんなさとうきびで何が斬れる!」と言いながら光力の巨槍を投げつけてきた。

 

ちょっとしたビル程度の大きさがある光力の巨槍へと、さとうきびセイバーを振るうと真っ二つに両断されていった巨槍が、剣圧に耐えきれずに霧散していく。

 

驚愕に目を見開いたコカビエルへと、地を蹴り跳躍して接近した俺は構えた【聖魔支配剣】による技を放つ。

 

「大無限斬!」

 

大きくおきなわの文字を描くように素早く振るった【聖魔支配剣】により、完全に斬り裂かれたコカビエルの身体は、もう動くことはなく、黒い羽根だけを残して完全に消滅したコカビエルという堕天使。

 

その後、現れたパルパーとやらに無言で腹パンを叩き込んで気絶させてから縛っておき、堕天使コカビエルを倒した証拠の羽根と虫の息なフリードも回収して、駒王町の管理者であるリアス・グレモリーとソーナ・シトリーに纏めて引き渡しておいた俺。

 

その後、駒王町にやって来た聖剣使い2名に、俺が回収していた聖剣エクスカリバーを渡し、既に堕天使コカビエルを倒したこととパルパーとフリードも捕まえたことを伝えると、フリードが持っていた聖剣エクスカリバーと捕縛されたパルパーとフリードを持って帰っていった聖剣使い2名。

 

どうやらフリードが持っていた聖剣エクスカリバーは、奪われた複数のエクスカリバーが統合されたものだったようで、それ1本を持ち帰れば問題なかったみたいだ。

 

教会の聖剣使い2名は、実力的にコカビエルよりも弱く感じたので、駒王町で教会から派遣された人員が死ぬなんて面倒なことにならなくて良かったかもしれない。




ゼノヴィアとイリナに運ばれたパルパーとフリードは教会勢力によって処刑されたようです
ちなみにコカビエルの回収をしようと駒王町に向かったヴァーリは、ちょうどミルたんと出会って喧嘩を売った結果、キン肉バスターで倒されて気絶していました
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