異世界ントム   作:色々残念

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本日2回目の更新になります
今回からこのすば編が始まりますね


このすば編その1 アクセルのガレッド

天界からの依頼をこなした報酬として、デュランダルやエクスカリバーのレプリカを貰って【人影倉庫】に収納したり、悪魔勢力からフェニックスの涙を購入したことで【商品購入】でフェニックスの涙が購入できるようになったハイスクールD×Dの世界で、生涯独身を貫いて生き抜いた俺。

 

すると今度は女神アクアによって神様転生させられた訳ではない天然の転生者として、このすば世界に生まれたようだ。

 

敬虔なエリス教徒の両親から生まれた俺の今生の名はガレッドという名前だったが、この世界では平均的な一般家庭に生まれていた俺は、それなりに成長すると冒険者となる為に冒険者が多い町であるアクセルへと向かう。

 

アクセルのギルドで登録料の千エリスを支払って、冒険者として登録することになったが、ゴーストスイーパーという上級職が選べたので、それを選んでおくことにした。

 

こうして職業ゴーストスイーパーな冒険者となってからは、順調に依頼をこなしていき、単独で依頼を達成するついでに、困っている他の冒険者がいれば助けたりもしておく。

 

とりあえず冒険者ではないゴーストスイーパーの仕事もしておくかと考えて、悪徳貴族で悪魔の力を利用して悪行を行っているアルダープを処理しておき、契約していた悪魔に地獄に連れていかれたアルダープの魂を見送った俺。

 

悪魔との契約を甘く見ていたアルダープは、地獄で長く苦しむことになるだろうが、助けてやろうとは思わないな。

 

なんてことがあったりもしたがアクセルで暮らし、定期的に実家にエリスを仕送りして過ごしていた俺は、アクセルの冒険者達を助けることが多かったので、現在アクセルに残っている初心者じゃない冒険者は、大体が顔見知りとなっていた。

 

このアクセルの町にサキュバス達がサービスする店があることは、アクセルに居る男性冒険者達なら、ほぼ全員が知っていて、利用している男性冒険者も少なくはないようだ。

 

希望者がリクエストした通りの淫夢を見せてスッキリさせて、僅かに精気を吸い取るサキュバスのサービスがあるおかげで、アクセルでの男性冒険者による性犯罪がゼロとなっているところはある。

 

天界で眺めているだけの神様よりも、明らかに犯罪を減らしているアクセルのサキュバス達は、アクセルという町には必要な存在であるのかもしれない。

 

アクセルにあるサキュバスの店には、全くお世話になったことがない俺だが、何故かアクセルのサキュバス達からは「いつもお世話になってます」と頭を下げられることが多く、特に世話をした覚えがないので不思議に思っていた。

 

そんな疑問を抱きながらもアクセルで冒険者として仕事をしていたが、爆裂魔法しか使わないめぐみんと、ぼっちな魔法使いのゆんゆんがアクセルに現れてからは、賑やかになったアクセルの町。

 

ぼっちを拗らせていたゆんゆんとパーティーを組んでみると、何故か友達料を支払おうとしてきたゆんゆんを止めておき、優秀な魔法使いであるゆんゆんに、良ければこれからも継続してパーティーを組まないかと誘ってみると、物凄く喜んでいたゆんゆん。

 

ちなみに爆裂魔法しか使わないめぐみんは、思いきり避けられていたことでパーティーを組んでもらえなくなり、普通に飢え死にしかけていたので、とりあえず食事を提供しておくと、凄まじい速度で食料を平らげためぐみん。

 

「我が飢えを満たす豊穣を与えし者よ、感謝します」という中二病みたいな感謝の台詞を言い出しためぐみんだが、紅魔族という種族だとこれが平常運転なのかもしれない。

 

「これはもう爆裂魔法で恩を返すしかありませんね!」

 

なんてことを言ってきためぐみんには「いや、それは結構です」と断りを入れて立ち去ろうとしたが、低空タックルで此方の足にしがみついてきためぐみんは離れなかった。

 

「パーティー組んでもらえなくて困ってるんですよ!一緒にパーティー組んでください!そして爆裂魔法も使わせてください!」

 

困っている割りには図々しい願いを言ってくる奴だな、と思いながらめぐみんを引き摺って歩いていると、アクセルの冒険者達の視線が此方に集中していたが「頭のおかしい爆裂娘にガレッドが絡まれてる」とか「ガレッドは人がいいからな」と此方に同情的な言葉が多かったのは、めぐみんがヤバイ奴だったからだろう。

 

中には「ガレッドさんのおみ足に、あんなに密着するなんて、羨ましい」なんてことを言ってるヤバイ奴の声までも聞こえたが、それは聞こえなかったことにしておいた。

 

「足にしがみついてすがり付く美少女を引き摺っているのに悪評が広まらないだと!どうなっているんですか貴方は!」

 

計算ずくですがり付いていた様子なめぐみんが驚愕していたりもしたが、日頃の行いってやつは、こういうところで現れてくるものらしい。

 

俺がこれまでアクセルの冒険者達を助けてきたのは無駄ではなく、爆裂魔法だけしか使わないヤバイ奴に絡まれている人扱いされているだけとなった現在の状況。

 

そんな状態のまま冒険者ギルドに行き、足にしがみついた状態から、今ではコアラのように足に抱きついているめぐみんに驚いていたゆんゆんと一悶着があったりもしたが、呪いの装備であるかのように俺の足から離れないめぐみんを足にくっ付けたまま、冒険者としての依頼をこなした俺。

 

仕事終わりにゆんゆんと食事をする時に、足にしがみついたままだっためぐみんにも食事を食べさせておくと「働かないで食べる飯は美味いですね。このままでもいいような気がしてきました」と言い出しためぐみん。

 

「いや、いい加減足から離れなさいよきみ」

 

「嫌です。此処は我が領地、此処で生きて此処で死にます」

 

「勝手に他人の左足を領地にするんじゃないよ」

 

そんな会話があったりもしたが、最終的にはトイレに行きたくなったことで俺の左足から離れためぐみんは、ようやく自分の足で動くようになった。

 

なんてことがあった日から数日後、アクセルの冒険者ギルドに女神アクアとカズマがやって来たんで、とりあえず2名分の登録料である2千エリスを渡しておき、初心者用の武器もカズマにはプレゼントしておく。

 

「頑張れよ」

 

それだけ言ってカズマの肩を軽く叩いて、冒険者ギルドを後にした俺は、依頼されていた初心者殺しの討伐を終わらせてギルドに戻ってきたが、女神アクアがジャイアントトードに喰われそうになるということは変わらなかったようだ。




サキュバスのサービスは夢なので、ある程度設定を決めることが可能であり、夢の中では女性に性転換することもできたりしますが、サキュバスサービスの利用者が女性に変身した場合は男性の相手が必要となりますよね
主人公のガレッドにサキュバスがお世話になってますと言ったのはそういうことです
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