異世界ントム   作:色々残念

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思い付いたので更新します
ONE PIECE編は今回で終了となりますね
次回からまた別の世界が始まります


ONE PIECE編その4 黄金帝は生まれない

東の海で岩蔵が屋台船でおでん屋を始めたが、良心的な値段で美味いおでんが食べれる岩蔵のおでん屋は、とても人気になっていて客足が途絶えることはない。

 

独り立ちした岩蔵の屋台船を遠くから見守っていた俺は、今の岩蔵なら問題ないと判断して、その場から立ち去り、また何処かの国でおでんの屋台を引いておく。

 

世界を巡る旅を続けていく最中、立ち寄った街で奴隷にされていたステラという女性と、ステラを助ける為に頑張っているギルド・テゾーロという青年と出会った。

 

奴隷として売られているステラを買うことで自由にしようと、日々真面目に働いていたテゾーロだったが、テゾーロが稼いだベリーは目標額にはまだまだ遠い。

 

そんなテゾーロを手助けしてやりたいと思って、スキル【黄金生成】で生成した黄金を売り払って高額なベリーを手に入れると「これでステラを自由にしてやれ」とテゾーロにベリーを渡した俺。

 

いきなり高額なベリーを渡されて戸惑うテゾーロには「惚れた女を助ける為に真面目に頑張ってるやつを手助けしてやりたいと思っただけだから気にすんな」と伝えて、ステラが売られている場所までテゾーロを走らせておくと、鎖で繋がれていたステラを自由にすることができたテゾーロ。

 

借金をしている父親に売られたステラが、父親に見付かれば、また売られしまうかもしれないと考えていたテゾーロは街を出ることを考えていたようだ。

 

手助けしたなら最後までちゃんとフォローしておくことにした俺はテゾーロとステラと一緒に文珠で他国まで移動し、1番安全な東の海にまでテゾーロとステラを連れていく。

 

シモツキ村という村で生活することになったテゾーロとステラは、穏やかな村の人々に受け入れられたことで、安住の地を手に入れることができていた。

 

「ステラを守れるように強くなりたい」と言ってきたテゾーロを俺が鍛えておくことにして、これまで俺が学んできた様々な武術や覇気の扱い方などもテゾーロに教えていくと、少しずつ修行を積み重ねて強くなっていくテゾーロは、ステラの為なら何処までも頑張れるのかもしれない。

 

武装色、見聞色、覇王色の3種の覇気が使えたテゾーロは、武装色は内部破壊、見聞色は未来視、覇王色を纏わせることすらもできるようになり、荒事に慣れた喧嘩自慢程度だった頃と比べれば、テゾーロは段違いに強くなっていたな。

 

身体を鍛えたことで空を蹴って空中を移動することも可能になっていたテゾーロは、どんな場所でも戦えるようになっていたのは確かだ。

 

とりあえず今のテゾーロなら大概の相手は倒せるんで、ステラを守れるようにはなったと判断して、テゾーロの修行の日々は終わりとなる。

 

これからもシモツキ村で過ごすテゾーロやステラには別れを告げて、世界を巡る旅を続けていく最中、悪魔の実が売られていたりもしたんで購入したりもしてみたが、購入したオペオペの実とメラメラの実にスパスパの実を【商品購入】で幾らでも増やせるようになった。

 

何度でも購入可能となった悪魔の実は、全部手放すことにしたんで、いずれこの世界の誰かが食べることになるだろう。

 

ちなみに最近購読している新聞に載っていたが、ジーベックを王と認めて、完全に屈している世界政府に付き合いきれなくなった海軍が独立することを宣言し、海兵達は世界政府の下から離れていったみたいだ。

 

既に全ての天竜人が消え去って、世界政府が弱体化し、海軍が世界政府から独立したこの世界がどうなっていくかは誰にも分からないが、いずれは誰かがワンピースを見付けることになるのだろうな。

 

まあ、そろそろ寿命が尽きる俺には関係ないか、なんて考えながら、これまでこの世界で出会った人々に最後の挨拶をしていった。

 

ハチノスのジーベックとエリスにティーチ、エルバフのハロルドとイーダにロキ、リトルガーデンのドリーとブロギー、東の海の屋台船でおでん屋をやっている岩蔵と、海賊のウーナン、シモツキ村で過ごしていたテゾーロとステラ、全員と話せるだけ話して別れの挨拶をして立ち去った俺にはもう悔いはない。

 

完全に寿命が尽きる数日前にセイリュートと一緒におでんを食べていく俺。

 

「これはかなり美味いおでんだが、また料理の腕が上がったか?」

 

「今回の人生は、大体おでんの屋台の店主をやってたからな。沢山作れば腕も上がるさ」

 

「生まれ変わった世界で何かしら料理を作っていることが多くなったが、料理人として生きるつもりなのかお前は」

 

「しばらくは料理人でいるのも悪くはないと思っているよ」

 

「此方としては美味いものを食べられるなら、問題はないがな」

 

「この世界は意外と美味いものが多い世界だったが、恐竜の肉が結構美味しかったりしたぞ。焼いてアクアラグナの塩をかけるだけで絶品だ」

 

「美味そうだな、それは今用意できるか」

 

「ちょっと待ってな」

 

おでんを食べ終えても食欲旺盛なセイリュートに、リトルガーデンの恐竜肉を焼いていき、ウォーターセブンで手に入れたアクアラグナの塩を焼いている肉に振りかけていく。

 

「ほら、焼けたぞセイリュート」

 

「いただきます。うむ、これも美味いな」

 

リトルガーデンで手に入れた食材とウォーターセブンで手に入れた調味料の組み合わせは悪くはなかったようで、あっという間にセイリュートは恐竜肉の焼き肉を平らげていった。

 

「最初に出会った頃に比べれば、セイリュートは随分と食いしん坊になったような気がするが」

 

「食事を楽しめるようになってからは、美味いものには目がなくなっていたかもしれんが、お前のせいでもあるぞ」

 

セイリュートとそんな会話をしながら、ONE PIECE世界の食材を食べていく日々を過ごしたが、寿命が尽きるまで楽しい時間を過ごすことができたのは間違いない。

 

さて、次はどんな世界に生まれ変わるのか、楽しみではあるな。




この世界では超強化されたテゾーロによって、金獅子のシキが倒されたりするようです
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