異世界ントム   作:色々残念

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本日2回目の更新になります
今回からワールドトリガー編が始まりますが短い話になりますね


ワールドトリガー編その1 ヴィザの兄

今生はアフトクラトルという軍事国家に生まれることになったが、生活にトリオンと呼ばれているエネルギーが使われている軍事国家でアフトクラトルとなると、この世界はワールドトリガーの世界で、俺が生まれたのは近界と呼ばれる場所になりそうだ。

 

よりにもよってアフトクラトルか、という気持ちにはなったが、今生ではザルクと名付けられた俺にはヴィザという双子の弟が居て、同じ名前の別人という訳でなければ、どうやらいずれヴィザ翁と呼ばれる実力者と血を分けた兄弟として生まれることになったみたいだな。

 

このワールドトリガーの世界に生まれ変わった時から、新たなスキルが3つ増えていたが、どれもトリオンが関係しているようだった。

 

ザルク(ントム)

Lv3

 力:I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

魔力:I0

 

 幸運:G

 拳打:I

 

《魔法》

 

 

 

《スキル》

 

【山吹波紋】

 

【波導勇者】

 

【商品購入】

 

【廃棄貯力】

 

【祝福恩恵】

 

【恩恵確認】

 

【黄金生成】

 

【超人体質】

 

【霊力変換】

 

【変形霊刀】

 

【文珠生成】

 

【人影倉庫】

 

【聖剣創造】

 

【聖魔支配剣】

 

【冒険者札】

 

【神通棍】

 

【破魔札】

 

【霊体弩】

 

【精霊石】

 

【聖悪魔祓】

 

【聖返不死】

 

【式神使役】

 

【気力変換】

 

【朱槍傾奇】

 

【超硬気功】

 

【幽波紋】

 

【系統魔法】

 

【南斗聖凰拳】

 

【煮込達人】

 

【赤龍加護】

 

【咖喱帝王】

 

【香辛料理】

 

【身勝手境地】

 

【三色覇気】

 

【生成器官】

・どの世界でもトリオン器官を宿した身体で転生するようになる

 

【副次効果】

・サイドエフェクト学習力強化をどの世界でも使用可能

 

【活力変換】

・エネルギーをトリオンに変換することが可能となる

 

新たなスキル3つは、どれもトリガーを使用する時に役立ちそうなスキルではあるが、軍事国家であるなら戦争に駆り出されそうな気がする。

 

近界の人々が住む惑星は定期的に、トリオンを供給し続ける生贄となる人間を交換しなければ衰退していくが、軍事国家アフトクラトルは神の国とも呼ばれ、星を形成するトリガーに生贄として同化させる人間を「神」と呼称し、トリオン能力に優れた者を遠征等で厳選して「神」として生贄にしてきたことで国力を上げて来た国だ。

 

そんなアフトクラトルで、国宝であるブラックトリガーを任されることになる原作のヴィザは、歴戦の老兵といったところだったが、俺はそこまで戦いは頑張らないで、適度に手を抜いておくとしよう。

 

そう決めてアフトクラトルで育っていった俺だが、食に関して拘る余裕がないのか、出される食事が美味しくないものばかりで、気分が滅入ってきた俺は、アフトクラトルという国の食生活を改善する為に奔走することになる。

 

食品を開発している面々に恐竜の肉を焼いて食べさせたり、水水肉を食べさせたりもしながら、食というものも大切だと認めさせるついでに、アフトクラトルの星を形成するトリガーに「完」「全」「永」「久」「機」「関」「永」「遠」「持」「続」と10文字で10個の文珠を用いて、トリオンの完全永久機関が永遠に持続するようにしておいた。

 

アフトクラトルという国家のエネルギー問題が解決されたことで、他国に軍事侵攻を行う必要がなくなったことにアフトクラトルの人々は喜んでいたな。

 

それでも他国からの自衛の手段として軍は持ち続けて、訓練なども行うようだが、エネルギー問題を解決した俺には、食に関して拘る時間も特別に与えられるようになり、日々アフトクラトルの食生活改善の為に努力した俺。

 

とりあえず危険性のない家畜等を提供していき、畜産などを発展させていった結果、良質な食肉が並ぶようになっていた食卓。

 

後は肉などの美味い調理法を広めていくだけだ、と様々な調理法をアフトクラトル中に広めていったが、その中でもハンバーグが結構人気になっていたらしい。

 

食事を改善する為に全力を出したことで、食品関係の仕事を任されることになった俺は、アフトクラトルの人々全員が美味いものを食べられるように頑張ってみる。

 

20年以上かけてアフトクラトル全ての食生活改善の為に俺が頑張っていた間に、軍人として出世していたヴィザは、ブラックトリガーである星の杖を任せられるようになっていたようで、剣の達人にもなっていた。

 

そんなヴィザから何故か手合わせを望まれた俺は、剣の形状をしたトリガーを用いて、ヴィザと軽く手合わせしていたんだが、段々と激しくなっていくヴィザの剣に付き合っていった結果、うっかり勝ってしまったことで、定期的にヴィザから勝負を挑まれることになってしまう。

 

定期的な手合わせを繰り返していた日々も過ぎたある日、星の杖まで装備した本気のヴィザに「兄上には手加減なしで戦っていただきたい」と真剣に頼まれたので、弟の望みを叶える為に手加減なしで戦うことにした俺。

 

手に持つ剣の形状をしたトリガーに膨大なトリオンを流し込み、向上させた剣の強度とトリオン体の身体能力で、星の杖を中心として発生した複数の円軌道に出現したブレードを回避し、ヴィザへと接近。

 

仕込み杖でもある星の杖を閃かせ、刃を剥き出しにしたヴィザと斬り結んだ俺は、瞬間的にトリオンを更にトリオン体に流し込んで速度を向上させていき、剣速を加速させながら剣を振り下ろし、目視では捉えきれない程の速度でトリオン体のヴィザを両断して勝利した。

 

そうしてブラックトリガーを装備したヴィザを相手に勝ったことで「星の杖は兄上が持っていた方が」とまで言い出したヴィザは、俺に星の杖を差し出そうとしてくる。

 

なんとかヴィザを宥めて落ち着いてはもらったが、それでも頑なに俺に星の杖を渡そうとしてくるヴィザは、俺に星の杖を持ってもらいたいみたいだ。

 

とりあえず金貨1枚で星の杖をヴィザから購入したということにしてもらって、一旦受け取った星の杖をヴィザに返却し、金貨1枚を代金に【商品購入】で星の杖をもう1本用意してみせて「これで俺も星の杖を持ってるから、ヴィザもちゃんと1本持ってろ」と伝えてなんとか納得してもらうことには成功した。

 

アフトクラトルの国宝のブラックトリガーも増やそうと思えば、こうして簡単に増やせるなら、やはり【商品購入】のスキルは、ブッ壊れスキルで間違いないな。




アフトクラトルの食生活は、主人公が頑張ったことで、かなり改善されていたようです
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