異世界ントム   作:色々残念

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思い付いたので更新します


ハリー・ポッター編その3 ホグワーツ特急と組分け

ホグワーツ特急の車内販売で幾つかの菓子とジュースを購入しておき、スキル【商品購入】で購入できるようにしておいた魔法界のお菓子と飲み物。

 

魔法学校の近くにまでホグワーツ特急が到着するにはまだ時間があるんで、俺とリーシャは魔法界にしかない菓子を食べながら時間を潰す。

 

たまにとんでもない味が混ざっているという百味ビーンズで、当たりと言える美味しい味だけを引き当て続ける俺とは違って、赤いビーンズを食べたリーシャは激辛唐辛子味を引き当ててしまったようで「これすっごい辛いっ!」と悶え苦しんでいた。

 

そんな双子の妹に辛さを消す飲み物として酸味の強いラッシーを【商品購入】で購入して用意し、飲ませておくと「今度は酸っぱい!けど辛いのは消えた。ありがとうお兄ちゃん」と喜んでいたリーシャ。

 

そんなちょっとしたことがあっても百味ビーンズに再チャレンジしようとするリーシャを止めておくと、俺達が過ごすホグワーツ特急の客室に、女子と男子が現れて「ネビルのカエルを知らない?」と女子の方が聞いてくるが、ホグワーツ特急に乗り込んでから普通のカエルなどは見ていない。

 

「これ?」

 

カエルの形をした動くチョコレートを握りしめて指差すリーシャに「それはカエルチョコだから違うわ、ちゃんと生き物のカエルよ」と答えた女子は、ネビルという男子が探しているトレバーという名前のカエルを一緒に探しているところのようだ。

 

ハーマイオニーと名乗った女子はカエル探しにはりきっているようだが、折角のホグワーツ特急での時間を、カエル探しだけに費やすのはどうかと思った俺は杖を取り出し呪文を唱える。

 

「アクシオ、ネビルのカエルのトレバーよ、来い」

 

ホグワーツでは4年生で習う呪文であるアクシオは、物体を呼び寄せる呪文ではあるが、カエル程度の生物なら呼び寄せることが可能な呪文だ。

 

俺が唱えたアクシオは無事に成功したようで、此方の客室まで宙を浮かびながら引き寄せられてきたカエルのトレバーを手で掴んで、ネビルに渡しておく。

 

「とりあえずネビルのカエルなトレバーを呼び寄せてみたが、そいつで合ってるか?」

 

「う、うん。ありがとう」

 

ペットのカエルが見付かったことに安堵していたネビルがお礼を言ってきたが、そんなネビルよりも大興奮していたのはハーマイオニーで「今のはホグワーツでは4年生で習う呪文よね!教科書に書いてあったわ!」と捲し立ててくるハーマイオニーは勢いが凄い。

 

「よーし、どうどう、どうどう」

 

暴れ馬を落ち着かせるようにそう言うリーシャに「わたしは馬じゃないわよ!」とちょっとハーマイオニーが怒ったりもしたが、それでハイなテンションが落ち着いたようで「そういえばまだあなた達の名前を聞いていなかったわね」とハーマイオニーは俺とリーシャに名前を聞いてきた。

 

「俺は、ジェイド・ポッター。双子の兄で」

 

「あたしはリーシャ・ポッター。双子の妹だね」

 

「生き残った母と子の双子の方だったのね!あなた達は魔法界では有名人よ!」

 

俺とリーシャの自己紹介を聞いてから、再びハイテンションとなったハーマイオニーは、俺に様々な質問をしてきたんで答えられることには答えておいたが、そうやって質問に答えている間にホグワーツ特急が目的地に到着し、慌てて自分達の荷物を取りに戻っていくハーマイオニーとネビル。

 

「ハーマイオニーは台風みたいな子だったねお兄ちゃん」

 

「怒濤の質問が止まらなかったからな。あの子は知識欲が旺盛なんだろう」

 

リーシャと会話しながら荷物を持ってホグワーツ特急を降りると、ホグワーツの1年生が集まる場所に行き、船に乗り込んで魔法学校にまで移動していくと、到着したホグワーツ魔法学校。

 

それから1年生は4つの寮ごとに組分けされることになるが、組分け帽子を被っていく1年生達は、それぞれの寮に組分けされていき、寮の先輩達に歓迎されていた新入生達。

 

「ジェイド・ポッター」

 

ホグワーツの先生に名を呼ばれて組分け帽子を被ることになった俺に、組分け帽子は俺がスリザリン以外の3つの寮に適性があり、どの寮を選んだとしても素晴らしい魔法使いになれると伝えてきた。

 

グリフィンドールとレイブンクローは面倒そうだから無いな、と思った俺はハッフルパフで気楽に自由に生活しようと考えて、ハッフルパフを選択し、組分け帽子にそれを伝えておくと「よろしい、ならばハッフルパフ!」と組分けが決まった俺。

 

ハッフルパフの先輩達に大歓迎で迎えられた俺は、リーシャが何処に組分けされるかを見守ってみたが、組分け帽子を被って直ぐに「ハッフルパフ!」と組分けされたリーシャも、ハッフルパフの生徒が集まる場所にやってくる。

 

双子のポッターを両方取ったぞ、と大盛り上がりするハッフルパフの先輩達から大歓迎された俺とリーシャだったが、リーシャにハッフルパフに組分けされた理由を聞いてみると「お兄ちゃんと一緒の寮がいいと思ってたら、組分け帽子が融通をきかせてくれたよ」と答えたリーシャは嬉しそうに笑っていた。

 

同じ寮ならホグワーツでもリーシャと一緒に行動するのは難しくないだろう。

 

トラブルに巻き込まれる可能性があるリーシャを守る為には、一緒に行動しておくのが一番だから、リーシャと同じ寮になったのは悪いことではないかもしれない。

 

まあ、グリフィンドールのハーマイオニーとロンが仲良くなれるかは解らなくなってしまったが、俺が気にするようなことではないな。




ちなみにジェイドとリーシャがハッフルパフに組分けされた時、セブルス・スネイプはスリザリンではないことを残念に思いながらも、グリフィンドールではないならヨシッとも考えていました
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