異世界ントム   作:色々残念

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ハリー・ポッター編その6 2年目の事件

2年目のホグワーツが始まる前に、ギルデロイ・ロックハートが忘却術を用いて他者の功績を奪っていたことが判明して捕まることになったが、流石にいきなりアズカバンということはなく、杖を折られて魔法使いの牢獄行きとなったギルデロイ・ロックハート。

 

魔法界の書店に今年使う教科書を購入しに行った時、書店でサイン会を開いていたロックハートを発見した俺は、サイン会をしていたロックハートがあまりにも隙だらけだったんで、そんなロックハートの飲み物に「真」「実」「薬」「化」という4文字で4個の文珠をこっそりと発動させてみた。

 

その結果、真実薬と化した飲み物を飲んだロックハートは、ペラペラと自身の罪を自白することになったようで、サイン会がロックハートの罪の暴露会となった訳だが、これで困るのはロックハートと、熱烈なロックハートのファンだけとなるな。

 

ロックハートの真実を知り、サイン会に来ていたハーマイオニーはショックを受けていたが、リーシャが慰めていたんで大丈夫な筈だ。

 

ろくでもねぇ存在が教師となる可能性を消し去っておいたんで、これで今年は大丈夫かと思っていたが、そんなことはなく、とんでもないことになった2年目のホグワーツ。

 

分霊箱の日記が既に破壊されている秘密の部屋が開かれることは無いが、なんとなく直感でバジリスクがどうなっているか気になって確認しに行ってみると、秘密の部屋の怪物であるバジリスクが飢え死にしており、そのことを感じ取ったのか蜘蛛が次々とホグワーツへと戻ってきていたが、それを知った時とても嫌な予感がした。

 

その予感は的中し、禁じられた森から凄まじい数のアクロマンチュラが出てきてホグワーツ魔法学校へと侵入しようとしているところを目撃することになった俺は、とりあえず「周」「辺」「一」「帯」「巨」「大」「蜘」「蛛」「即」死」という10個で10文字の文珠を用いて、周辺一帯のアクロマンチュラ達を即死させておく。

 

それから禁じられた森とホグワーツの間を遮り、触れた蜘蛛を即死させる防壁を「接」「触」「蜘」「蛛」「即」「死」「防」「壁」という8文字で8個の文珠で作り出し、アクロマンチュラが禁じられた森から出てきたことを教師達に報告しに行った。

 

ホグワーツ周辺一帯に大量に存在したアクロマンチュラ達の死骸に驚く教師達の前で、防壁に触れたアクロマンチュラが即死して、更に増えていく巨大蜘蛛の死骸。

 

それでも減らないアクロマンチュラの群れを確認した教師達は、ホグワーツの生徒達に危険が迫った明らかな緊急事態だと判断し、生徒達を一ヶ所に集めて守ることにしたようだ。

 

こんな時に限ってホグワーツの理事会にダンブルドア校長先生は呼び出されて不在で、生徒達を守れる大人はホグワーツの教師達しか居ない現状。

 

そんな時、妹のリーシャとその友達のハーマイオニーとネビルが不安そうにしている姿を見た俺は「お兄ちゃんに任せとけ」とだけ言っておき、蜘蛛を残らず処理しておくことに決める。

 

「森」「内」「部」「巨」「大」「蜘」「蛛」「死」「滅」という9文字で9個の文珠を使用し、禁じられた森内部のアクロマンチュラを全て死滅させてから、森から出てきているアクロマンチュラも逃すことなく「魔」「法」「学」「校」「周」「辺」「全」「域」「巨」「大」「蜘」「蛛」「死」「滅」という14文字で14個の文珠を使用して死滅させておいた俺。

 

文珠でアクロマンチュラは残らず処理できたんで、生徒達がアクロマンチュラに襲われることはなくなった筈だ。

 

その後、アクロマンチュラ達に襲われて瀕死になっていたハグリットが見付かったそうだが、死にかけのハグリットの言葉で、禁じられた森でアクロマンチュラを繁殖させて増やしていた存在がハグリットだと判明し、教師達全員がなにやってんだお前という顔をハグリットに向けていたのは間違いない。

 

「この男に治療は必要ないのではありませんか」

 

そう言って冷えきった目を瀕死のハグリットに向けるスネイプ先生は、リーシャが危険に晒されていたかもしれないと知り、確実にブチギレている。

 

「今生きているなら治療は必要です。ハグリットがいずれアズカバンに行くことになるとしても」

 

マグゴナガル先生は治療することには賛成だが、ハグリットを許した訳ではなく、必ずアズカバン行きにさせると決めており、マグゴナガル先生もブチギレていたようだ。

 

瀕死のハグリットは治療が施された後にアズカバン行きとなり、今回の事件を重く考えた教師達は、禁じられた森から危険生物が出てくることがないかしっかりと確認する為、安全が確保されるまではホグワーツの生徒達を、一時的に親元に帰しておくことにしたらしい。

 

という訳でホグワーツ特急で早めの帰宅となった生徒達だが、母であるリリーにはスネイプ先生が早めに事情を報告していたようで、無事に俺とリーシャが帰ってきたことに安堵していた母は、強く俺とリーシャを抱き締めて「良かったあなた達が無事で」と言っていた。

 

まあ、ホグワーツにアクロマンチュラの大群が侵攻してきたと知ったら生徒達の保護者は、心配するのが当然だろう。

 

今回は俺がホグワーツに居なかったら、危なかったかもしれない。

 

危険が近くに転がってるホグワーツは、とんでもない場所だと言えるような気がするな。




禁じられた森のアクロマンチュラの長であったアラコグが早めに死に、新しい長となったアクロマンチュラは、ホグワーツのバジリスクが死んだことを感じ取って、餌となる人間が多いホグワーツを目指すように群れに命じたようです
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