異世界ントム   作:色々残念

81 / 82
本日2回目の更新になります
今回でハリー・ポッター編は終了し、次回からまた別の世界になりますね


ハリー・ポッター編その10 卒業後はホグズミードで

6年目のホグワーツは特に何もなく終わり、ついに俺とリーシャにとっては最終学年の7年生となって始まったホグワーツの7年目。

 

生徒達がホグワーツ卒業後の進路を決めていくことになり、基本的には魔法省で働くことが多いホグワーツの卒業生。

 

魔法薬学が得意なリーシャは、そちらの方面に進むつもりであるようで、ネビルは薬草学が関係する職場で働くと決めている。

 

ホグワーツで成績優秀だったハーマイオニーは魔法省で働くようで、俺達4人の中で進路が決まっていないのは俺だけだった。

 

進路をどうしようかと考えていた俺に「美味しいお菓子を用意できるきみなら、菓子店を開いてみるのはどうじゃろう」と提案してきたダンブルドア校長先生。

 

そんなダンブルドア校長のつてで、ホクズミードで試しに菓子を売ってみたが、凄まじい勢いで売り切れた俺の特製菓子。

 

飛ぶように売れた理由は、特製菓子を気に入ってやたらと大人買いしていく人がいたことが理由だが、その外見だけは若々しい女性を見てダンブルドア校長が「先輩は元気そうじゃな」と言っていたんで、もしかしたら知り合いだったのかもしれない。

 

他にやりたいことが見つかるまでは菓子でも売っておこうかと考えた俺の進路も決まり、安堵していたスネイプ先生。

 

そんなスネイプ先生に今日も挑んでいったネビルは、リーシャとの交際を認めてもらう為に、全力でスネイプ先生と魔法使いとして戦っていく。

 

幾度の戦いを経て磨かれていったネビルの魔法の腕は、かなりのものとなっており、スネイプ先生でも楽に倒せる相手ではなくなっていた。

 

激しい魔法の撃ち合いを繰り返し、スネイプ先生の盾の呪文を破ったネビルの魔法を、逸らしていったスネイプ先生が魔法を繰り出す前に、素早く唱えられたのは武装解除の呪文。

 

「エクスペリアームズ!」

 

ネビルの魔法がスネイプ先生に着弾し、武装を解除すると同時に吹き飛ばす。

 

真正面から熟練の魔法使いであるスネイプ先生を決闘で倒したネビルに対し「約束は約束だ。リーシャと交際する許可を与えよう」と言ったスネイプ先生ことセブルスだが、不満そうな顔は隠していない。

 

ホグワーツ卒業までの間にセブルスに真正面から決闘で勝利することができたネビルを、嫌々でも認めることにしたのだろう。

 

それからリーシャに告白しにいったネビルは、無事にリーシャと付き合うことができたようで、ホグワーツ卒業までの間に恋人となることができていたようだ。

 

卒業の時が迫るホグワーツで普段通りに過ごしていた俺は、時折ホグズミードで菓子を大量に売ってみたりもしたが、毎回毎回俺の菓子を大量に買っていく外見だけ若い女性とも顔馴染みとなり、女性がレーガという名前であることも知ることになった。

 

既に高齢なダンブルドア校長先生の先輩であるレーガさんは、実年齢はとんでもないことになりそうだが、女性の年齢は聞かないようにしておくのがマナーだろう。

 

菓子屋の店主と客という関係であった俺とレーガさんだが、レーガさんの方から距離を詰めてきて「好みの異性は美味しいお菓子を作ってくれる人なのよね」と猛アプローチされることになる俺。

 

なんてことがあったりもしたが無事にホグワーツを卒業し、卒業後にそれぞれの進路に進むことになった俺とリーシャにネビルとハーマイオニーは、成人した魔法使いとして魔法界で生きていく。

 

相変わらず俺はホグズミードで菓子店を開いていたが、常連客なレーガさんのことは嫌いではなかったんで、まずは友達から始めていき、段階的に関係を深めていった俺とレーガさん。

 

たまにダンブルドア校長先生も菓子店にやって来て、俺にアプローチするレーガさんに年齢差ありすぎじゃろと言わんばかりな目を向けていたりもしたな。

 

ホグワーツを卒業したあとも仲は悪くないハッフルパフの卒業生達が集まる時に、俺の菓子を差し入れたりすると物凄く喜ばれたが、どうやら俺の菓子店の菓子は結構人気だったりするらしい。

 

チョウ・チャンと結婚したセドリックも俺の菓子店に菓子を買いに来て、一揃い買っていってくれたが、ハッフルパフの卒業生以外も菓子を買いに来る俺の菓子店。

 

それから数年後、ネビルとリーシャが結婚し、リーシャ・ロングボトムとなったリーシャは、ネビルと暮らすようになった。

 

俺は俺でレーガさんと結婚することになり、様々なことに鋭いレーガさんには俺が転生を繰り返していることも明かして、俺の影に潜んでいるセイリュートも紹介しておくと仲良くなっていたレーガさんとセイリュート。

 

長い寿命を持つ魔法族として生きて、母のリリーや家族同然なセブルスに、俺の妻となって凄まじく長生きしたレーガさんを看取った俺にも寿命が近付いていて、最後の時間をセイリュートと過ごすことになる。

 

俺の特製菓子を食べていくセイリュートは「今回は菓子作りか、甘いものは嫌いではないぞ」と笑顔を見せてくれた。

 

「セイリュートが気に入ってくれたなら、良かったよ」

 

そう言った俺も老いてシワが増えた今生の顔を緩ませて笑っておく。

 

まあ、今生は家族に恵まれたいい人生だったと言えるのは間違いない。

 

さて、次の世界はどんな世界になるかな。




ちなみにレーガさんは、女性として生まれたホグワーツレガシーの主人公ポジションな魔法使いでした
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。