今回は魔人探偵脳噛ネウロ編となりますが、今回は特殊な終わりとなりますね
今生の俺は真っ当な生まれではないようで、培養液の中で浮かぶ赤子として生まれたが、ガラス越しに聞こえた声で確認したところによると、どうやら今生の俺はシックスという名で呼ばれる存在のクローンであるらしい。
新しい血族とやらの頂点であるシックスと聞くと、魔人探偵脳噛ネウロのラスボスだった悪役しか思い浮かばないが、そんな奴のクローンとか、生まれとしては最悪だ。
どうしようかなとは思ったが、霊力の補給無しだと生まれたばかりな赤子のままで出せる文珠は大体4個位となるから、使い方を考える必要があるな。
現在は48号とだけ名付けられていた俺には生まれた時から既に、シックスと同じく金属と細胞が融合させられていたようで、増えていたスキル。
48号(ントム)
Lv3
力:I0
耐久:I0
器用:I0
敏捷:I0
魔力:I0
幸運:G
拳打:I
《魔法》
《スキル》
【山吹波紋】
【波導勇者】
【商品購入】
【廃棄貯力】
【祝福恩恵】
【恩恵確認】
【黄金生成】
【超人体質】
【霊力変換】
【変形霊刀】
【文珠生成】
【人影倉庫】
【聖剣創造】
【聖魔支配剣】
【冒険者札】
【神通棍】
【破魔札】
【霊体弩】
【精霊石】
【聖悪魔祓】
【聖返不死】
【式神使役】
【気力変換】
【朱槍傾奇】
【超硬気功】
【幽波紋】
【系統魔法】
【南斗聖凰拳】
【煮込達人】
【赤龍加護】
【咖喱帝王】
【香辛料理】
【身勝手境地】
【三色覇気】
【生成器官】
【副次効果】
【活力変換】
【魔法世界】
【金属細胞】
・金属と融合した細胞となり、堅く柔らかく強度の高い金属を宿して、自在に細胞を金属に変化させることが可能となる
新たなスキルが増えたのは悪くないが、今生の生まれは悪いなんてもんじゃない。
とりあえずある程度成長するまでは、培養液の中で浮かんでることにした俺は、口に繋がれた管から酸素と栄養を補給されていた。
そんなある日、身体が赤子として成長してきたところで培養液から出された俺に、何らかの爆発物を埋め込もうとしていた研究者達が居たんで、とりあえず【廃棄貯力】で爆発物と此処の研究所全てを廃棄してエネルギーに変換した俺は、そのエネルギーで強化した波導によるはどうだんで戸惑う研究者達も全員始末。
それから俺の影から出てきたセイリュートと共に生活し、文珠による転移を繰り返して居場所をシックスに悟られないようにした俺は、数年間は潜伏生活をしておく。
現在の年齢としては5歳でも、身体の大きさは10歳児位である俺。
世界中を移動しながら【廃棄貯力】で貯めたエネルギーは充分だと判断し、シックスを処理しておくことにした俺は、クローンである俺のオリジナルなシックスと対面し、問答無用で殺害しておいた。
ついでに新しい血族も壊滅させておき、研究所も全て潰して資金と金目の物だけ奪っておいた俺は、金にものを言わせて新たな身分を用意して、自身に新たな名を名付ける。
シックスのクローンでもあった怪盗Xが生まれることがないこの世界では、今生のちゃんとした名を渡砕牙という名前にしてみた。
日本名なのは、これから俺が日本で生きていくからだが、犯罪者が多数なネウロ世界の日本は凄い場所になるかもしれない。
早めにシックスが消えたことで、シックスの被害者となることがなかった笹塚家と本城刹那には、普通に生きてもらいたいところだな。
そんなことを思いながら日本で生活し、たまには普通に飛行機に乗って移動してみるかと北海道行きの飛行機に乗ってみた俺は、何故か飛行機落としのイミナと遭遇してしまった。
流石にこの飛行機を落とされるのは困るんで、イミナには波紋で眠ってもらい、飛行機を落とす仕掛けを【廃棄貯力】で廃棄しておいた俺。
飛行機から降りた後、寝ているイミナを担いで移動していると、イミナの上司は工作員であるイミナを処分しようと考えていたらしく、他の工作員達が俺に向けて銃を撃ってきたんで迷わず工作員達を処理しておくと、起きていたイミナに「死に場所が無くなった責任をとってほしい」と言われることになる。
再び金にものを言わせてイミナの新たな身分を用意しておいたが、俺と同じ名字がいいと注文されて、渡藍という名前になった藍。
それから日本で共同生活することになった俺と藍だが、工作員としての教育によるものか、大体何でもできた藍との生活は楽ではあったな。
穏やかな日々を過ごしていると、高校生探偵桂木弥子が活躍するようになったので、脳噛ネウロも魔界から地上に現れているのは間違いない。
シックスが居ないこの世界だとどうなるのかと思っていたが、クセの強い犯罪者が多数存在することは変わらないこの世界では、シックスが早めに死んでいたことで、新しい血族に参加することがなかった葛西善二郎がラスボスとなったようである。
究極の謎をネウロが食べられたのかまでは分からないが、桂木弥子は人間として成長し、高校卒業後は交渉人の仕事を始めている桂木弥子。
ネウロの物語としてはこれで終わりか、と考えていた俺も中学生位の年齢になり、藍狙いの殺し屋や雇われた傭兵を返り討ちにしたりしていく毎日を過ごす。
そんなある日、月が三日月の形に抉れたことがニュースになったが、それからしばらくして鍛えられた身体をした烏間という人が家までやって来てこう言った。
「ある生物の暗殺を手伝ってほしい」
どうやら魔人探偵脳噛ネウロの次は、暗殺教室であるみたいだ。
【廃棄貯力】で身近な武器を全て廃棄され、金属細胞だけしか武器がなかったシックスはパパっと処理されて新しい血族も消し去られました
そしてネウロから暗殺教室へと話は続いていきます