「…ちっ、この体の損傷具合だと私の霊力使って直さなきゃな…」
腕は無間地獄の中で撃たれた所の回復にあたっていた。元々紫の霊力で作られた体なのでおよそ半分以上残っていたら腕自身の霊力で修復できるのだ。しかし、霊力が体に適応するまで違和感があるため、腕はこの方法があまり好きではなかった。
大方修復が終わり、腕は軽く無間地獄の中で体を伸ばしたりして違和感を減らし、誰もいない事を確認し外に出た。
「はぁ…ここにずっといると誰か殺しそうで困る。」
疑われていることにイライラしていた腕はちぎれた自分の半身を霊力として吸収しながら呟いた。
そして、腕は星すら見えない夜空に飛び立っていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふああ…少し休むか」
遅くまで飛んだ腕は、流石に眠くなったのか近くにあった建物に寄りかかり、仮眠をとった。
…つもりだったが、思っていたより腕の体は疲れていたようで、眠った事で限界を迎えたのか全身の力が抜けたように砂の上に横になり深い眠りについた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
腕が目覚めた時にはもうすでに日が昇っていた。
自分が横になって寝たのだとわかった腕は全身の砂を払ったあと、何やら周りが騒がしい事に気づいた。
「騒ぎの中心は…この建物か」
腕は自分の真横にあった高い建物を見て、そこから出ていく覆面の集団が騒ぎの元凶であると判断し、追った。
「お前らか、騒がしいのは」
腕は寝ぼけ眼をこすりながら言った。
覆面の集団は腕を見るなり驚きで固まり、腕も覆面の正体に気づき嫌そうな顔をした。
「はぁ…なんでお前ら対策委員会共がいるんだ」
「ん、それはこっちのセリフ…とにかく、邪魔するなら排除する」
覆面の一人がそう言い、途端に全員が臨戦態勢に入る。
イライラしていた腕は
「面白い…いいだろう、かかってこい」と答えた。
刹那、腕の両方向から蹴りと銃弾が襲いかかる。
腕は一歩横に移動し、顔面を蹴ってきた足を掴み、自分のもといた場所を通る弾丸を見ながら蹴りを入れてきたシロコを他の生徒に向かって投げる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
腕vs対策委員会の戦いは互角…いや、腕が少し優勢、しかし腕側も決定打に欠ける状況が続いていた。その間に腕が押していたからか戦場は誰もいない廃墟のような砂漠へと移り変わっている。
「ちっ、ホシノの盾が厄介だな」と腕は言い、瓦礫を固め撃つ。
「うへ〜、お褒めに預かり光栄だね」と盾を構え、全員を瓦礫から守るホシノが返す。
(スペルカードを使うか?)と腕は考え、ポケットに入れていたカードを取り出し宣言しようとする。その瞬間だった。
「ちょっと流石にやりすぎ」という声が響き、腕の後ろの空間が裂け、桃色の髪の仙人、茨木華扇が出てくる。対策委員会のメンバーは急な出来事に固まり、
「うげっ、本体⁉︎こっちにまで来るのかよ」と腕は慌てたように言い、
「仕方ないじゃないか、平和的解決が出来なさそうなんだから」と弁解に入る。
華扇は固まっている生徒たちに「あ〜、ちょっと話を聞いて。私たちに敵対の意思はないわ。」と言う。しかし、
「急に来て敵対の意思はないって信頼できる訳ないじゃない!」とセリカが叫ぶのを聞き、
「…うーん、まあこれは仕方ないわね。一回話を聞いてもらえるようにするしかないわね」と華扇は言う。そして包帯のようなものが巻かれた右腕を腕に向けた。その瞬間、腕の体が右腕以外消え、華扇の右腕が解ける。そして元々付いていたかのように解けた部分に付き、華扇の姿が変わる。そのあとに生徒たちの前に現れたのは…
「我こそは四天王の一人、茨木華扇!」
ノースリーブの服にロングスカートを履き、腕からおもりをぶら下げ、長く伸びた桃色の髪からは枝のような節の入った2本の角が目に入る、和の美しさを持ち、同時に力強さを感じる少女だった。
再度臨戦態勢をとる少女たちを前にし、その少女…茨木華扇は、まとう雰囲気を凶悪な風に変え、
「身体が手に入ったからには、負ける気がしないな!」と大きな声で言った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後の戦いは一方的とも言えた。
少女たちはコロコロと変わる雰囲気、神のような雰囲気と妖のような雰囲気によって変わる戦い方に翻弄され、圧倒的な力にひれ伏すこととなった。
「くっ…」生徒の誰かがそう言い、持っていた撤退用の閃光弾を苦し紛れに投げるが、怯む様子は全くない。どころか纏う異次元の圧に押され複数人まとめて意識を刈り取られてしまった。
超火力の攻撃はよくてかすり傷、鉄壁の防御は紙と化し、退路も全て塞がれた。さらに仲間は力尽きてたそんな状況でも小鳥遊ホシノは最年長としてのプライドがあるのか諦めず立ち上がる。
「うっ!」途端に全身に走る痛みに顔が苦痛に歪む。それでも銃の引き金を引くが、
「あの〜、こっちは話を聞いてほしいだけなのだけれど?」と呆れた風に言う華扇は言葉の雰囲気とは裏腹に銃弾を上回るスピードで回避した。そしてそのままホシノに手刀をし、ホシノの意識と視界は闇に閉ざされた。
更新遅れたのに文章酷いって?あのですね、他のブルアカ×東方の小説がおもろかったんですよ()
特に好きなのはさとりさん、パルスィさん、もこたんのクロスですね()
東方キャラが先生なのも他に先生がいるのもいいよね
それはそれとして更新頑張ります
箸休めとまとめスレいる?
-
箸休め○スレ○
-
箸休め○スレ×
-
箸休め×スレ◯
-
箸休め×スレ×