「こっちで合ってんのか?本当に…見渡す限り砂しかないが…」
そう腕は同行していた少女、シロコに聞くと
「…ん。」
とだけ返ってきた。
実はシロコは腕を見た瞬間蹴りをぶち込んできたのである。いくら悪逆非道の鬼といえども、ここまでの扱いを受けると少し悲しくなる。なお蹴ってきたシロコは慌ててやってきた先生が事情を話すまで壁に叩きつける、というか服を掴み壁にめり込ませて無力化していた。だからなのかシロコと腕の仲は良くはない。
「…まあ正直此処の奴らと私とは存在している仕組みが真逆だから仕方がない、か…」
…ちなみに腕の仕事は「潰れそうな学校救おうぜ」らしい。
ちなみに腕は元の格好が銃弾でダメになることを嫌い、上はTシャツ+パーカーに、下は太ももを覆うくらいの長さのスカートに黒のタイツを履いている。紫が霊力送りすぎたのか色々豊かになっている。(作者の趣味)
余談だが、腕が知っている中で一番恵まれた体型なのは意外にも魔理沙である。弾幕シューティングとしては当たり判定が色々ダメそうなその八頭身の体を封印された箱から見たのをよく覚えている。今は特に平凡(…といっておかないと封印される危険を感じる)な体型だが。
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思ったより早く着いた「潰れそうな学校」ことアビドスでは、残っているたった5人引く危険人物として厳重に監視すると言う考えに至ったシロコ以外の全員の生徒に銃を向けられると言う随分と派手なお出迎えとなった。
(他のやつらは片手で潰せるとして、あのピンク髪だけは苦労しそうだな…)
そのピンク髪ことホシノは、静かに、しかし激しい殺意を向けながら腕に問うた。
「お前は…あいつらの仲間なのか?」
腕はその問いに対し、
「さあ?私には貴様の言う「あいつら」もわからないし仮に私が仲間だったとしてなんなのかも判らん。」そう平気な顔で言い放った。
「とぼけるな!」激昂したホシノは腕に銃を向け、
ズドォン
そのまま「ヘイローのない外出身の人の皮を被った化け物」を撃ち抜いた。
しかし、その皮を被っている所為で、「赤黒い液体を胸からドクドクと流し動かない少女」と
「その前で銃を構え、冷静さを描いた状態で立つ少女」として第三者、例えば腕だけでは心配だとアビドスに駆けつけた先生の目には映るのだ。
そして、その光景でどちらが「悪逆非道の鬼」、「人の皮を被った化け物」と判断されるかは、言わずとも本人でもわかっていた。
そして、その状況下において被った皮で被害者面をし、自分が生き残ろうとするのが一般的な「化け物」である。
“何か理由があるのはわかってる”とホシノに優しく話そうとする先生だが、流石は大人といったことか、この状況下でどちらが「鬼」なのかは今までの経験でよく理解しているおかげ…いや、そのせいで、まともな擁護をすることは不可能だった。それが一般的な「化け物」なら、だが。
一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまったと言うことに気づいたホシノは、ただ呆然とするほかなかった。
しかし、そんな彼女を救ったのは意外な存在だった。
「なんだ?貴様の力はその程度か?巫女や本体はともかく白黒にも及ばんぞ?」
ここにいた「化け物」は、普通とは違った。ただ力量を測ること、そして情報を得ることが目的であり、ホシノを貶め、罵倒することにはなんの興味もなかったのである。まずまず腕の場合被害者面せずとも皆殺しにすればいい話でもある。
そう言いながら血濡れた服を着てケガなどなかったかのように歩く「少女」…いや、「化け物」はホシノにゆっくりと歩み寄り、ホシノの首根っこを掴み、謎の力で空間に開けた穴にホシノを連れて近付き、そして、最後に「少し此奴を借りるぞ」と言い謎の穴に入って行った。
そして、残されたのは古ぼけた字で「禁呪 鬼の腕」と書かれてふだがたくさん貼られた木箱だけだった。
これで主人公ってマ?
あとコメントほちぃ
なんでもいいんです
なんか腕無双みたいな話になってるけどホシノの銃弾は普通に腕でも痛いです
つまり痩せ我慢
腕の内心(いっっっっったぁ…急にそんなことしないでくれよ!あんまりだぁぁ‼︎(泣))
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