店員を呼んだはいいものの注文どころか外の世界でのコミュニケーションすら不慣れな腕は、
「…醤油ラーメン」
と素っ気なく頼んだ。
「はーい、醤油ラーメンですね?…ん?」と店員は驚くようにこちらを見てきた。視線を感じた腕が振り向くと、そこには店員の服装をしたセリカがいた。
“あ、セリカじゃん。バイト?”
「うへ〜、バイトなんて大変なのによくやるね〜」などと気づいた先生たちも声をかける。
(おい、先生)と小声で腕が呼びかける。
“(なんだい?)”
(セリカはお前の事をよく思っていない。そんな時に秘密にしていたバイト先が委員会のみんなだけならまだしも嫌いなお前にもバレたんだ。ここまで言えばお前でもわかるよな?)と腕はむっとして言った。
先生はハッとしてセリカの方を見ると、顔を真っ赤にして俯いている。
“(…早く出た方がいいね)”
(ああ、わかったら早く食え。もうみんな食べ終えてるぞ。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先生はみんなを連れて早めに店を出ようと支払いをした。
その時、セリカが我慢ならなくなったのか、
「みんな死んじゃえー!!」と言い、厨房の奥に駆け込んでいってしまった。
「…運が無かったな」と腕は言った。
シロコも「ん、先生は悪くない」と先生を擁護する。
先生は“みんな、ありがとう。でも気にしないで。もうやることもないし、ここで今日は解散しよう。”
と言い、みんなはそれぞれの家へ戻っていった。なお先生は学校の横にテントを貼り、そこで床につくのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誰も起きていないであろう深夜、夜空を駆る少女が一人。
そう、腕だ。人混みの中機械などをつけず空を飛ぶと騒ぎになるので自重していたが、腕は一人で考え事をしようと夜の散歩に出掛けていたのであった。すると、真っ暗な家の前でインターホンを鳴らす少女を見つけ、気になった腕は少女の元に降りていった。
そして、「どうした、アヤネ。」と声をかけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奥空アヤネは、茨木カセンという人物を警戒し、怪しんでいた。
人を数人殺しておいて平気な顔をし、自身を人を喰らう鬼と言い、装備もなしに空を飛ぶ上、外から来た者なのに銃で撃たれても当然のように生きている。そんな化物が近くにいる中で、自身の知り合いが姿を消し、全員寝静まっているはずの時間にその化物が降りてきたらどう判断するだろう。あるものは激昂し臨戦態勢となり銃を向け、あるものは一瞬で近づき全力の蹴りを入れるだろう。しかし、オペレーターであるアヤネは非力だ。もし全力で殴りにいっても腕を掴まれへし折られた挙句握りつぶされるか肩の付け根から、いや半身ごと裂かれ引きちぎられるだけだろう。しかし、奥空アヤネという少女は非力だが、冷静だった。だからこそ冷静に周りを見られるオペレーターを担当していたくらいには冷静さを保てるのだ。
アヤネは冷静に考え「敵意がないうちは利用し続け、アリバイが崩れた瞬間に全員で始末できるよう全員で見張っておくべきだ」と判断した。そして、怒りを抑えながら淡々と
「…セリカちゃんがまだ帰ってきていないんです」と伝え、
「私、みんなを呼んできます」と言い、暫定容疑者から距離を取った。
腕はこれ以上疑われたくはないので追わなかった。ただ黙って、いつもなら閉じているはずの自分の目を開け必死に走る人間の後ろ姿を無感情で見つめるだけだった。
周りに明かりがないからか、見つめているその目はまるで生きた人間ではないかのように光がなく、真っ暗な世界を映し続けていた。
なんかシリアスですが僕の頭の中はごっちゃごちゃなので理解できなくてもいいよ
とりあえず腕は信頼されてない、これだけ覚えといて〜
(コメントや評価毎秒待ってます。余裕があればよろしくね)
あ、あとスレや番外編は対策委員会編が一区切りついて覚えてたら書く予定です
覚えてなかったらゴメン
箸休めとまとめスレいる?
-
箸休め○スレ○
-
箸休め○スレ×
-
箸休め×スレ◯
-
箸休め×スレ×