オラリオでの聖杯戦争   作:寝心地

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最後の輝き

本来、魔術師である筈のキャスターがライダーとバーサーカー2体を相手取る事など不可能に近い。

 

「ハッハッハッハ!!中々楽しませてくれるなキャスター!!」

 

イスカンダルは相棒であるブケファラスの背に乗りアマデウスを追い回していた。

 

「僕の音を掻き消すその轟声、実に不愉快極まり無い!!」

 

アマデウスも音魔術を駆使しイスカンダルを妨害し防戦一方ではあるが何とか生きていた。しかし

 

「おいおい、俺の事も忘れてくれるなよ、寂しくて泣いちまうぜ」

 

更にそこにクー・フーリン・オルタも加わる事で着実にアマデウスを追い詰めていた。

 

その光景をリヴェリアはローズの治療をしながら違和感を抱きながら見ていた。

 

(何故オリヴァス・アクトは姿を見せない?奴のサーヴァントの窮地に何もしないとは考え難いが……………………)

 

「ッ゙!?」

 

考えを巡らせるリヴェリアは腹部に走る痛みに意識が浮上する。

 

「いけないな【九魔姫】、お前ともあろう物が背後の警戒を怠るなど」

 

「お、オリヴァス…………アク…………ト」

 

リヴェリアは自身の体から生える剣の元を辿りその剣を握る手の主の名前を呼び倒れた。

 

「嬢ちゃん!!」

 

「リヴェリア!!」

 

「ハハハハハハハハハ!!哀れだな【九魔姫】!!その女の手に乗らなければその命を落とすことも無かった!!傷が癒えぬ【呪詛】で心臓を貫いた!!この意味が分かるか!!貴様の死だ!!ハハハハハハハハハ!!」

 

高笑いを上げるオリヴァスにクー・フーリン・オルタの槍が飛ぶ。

 

「ゲス野郎、死に晒せ」

 

「流石は大英雄の槍、素晴らしい一撃だった」

 

「っ!!」

 

オリヴァスは左手を失いながらも槍の威力を絶賛しその隙にイスカンダルがリヴェリアの傷を見る。

 

「リヴェリア!!しっかりしろ!!リヴェリア!!」

 

その目は虚ろながらも風前の灯である生気を宿しソっと右手でイスカンダルに触れる。

 

「【令……呪を持…………って命ず…る】【お前…………の王道を……も…………う一度…この目に……焼き付…………けてくれ】」

 

途切れ途切れながらしっかりと発動したリヴェリア渾身の令呪にイスカンダルは立ち上がり剣を掲げる。

 

「集え我が同胞、今宵我らは妖精王の血族の願いを叶える為に疾走する」

 

固有結界が発動し広大な砂漠と無数の軍勢が現れる。

 

そんな中でクー・フーリン・オルタは自身の槍を大地に突き刺しリヴェリアを抱き起こす。リヴェリアの瞳には輪郭が青く輝くイスカンダルの背中が映っていた。

 

ふと、イスカンダルはブケファラスから降りリヴェリアの元へ歩く。

 

「共に行こうぞ、リヴェリア」

 

その言葉にリヴェリアはフッと笑う。

 

「ああ、付き合おう」

 

リヴェリアはイスカンダルの手を借りブケファラスの背に乗るとイスカンダルが雄叫びを上げる。

 

「AAAALaLaLaLaLaie!!」

 

「AAAALaLaLaLaLaie!!」

 

イスカンダルとリヴェリアの雄叫びに従い兵士達が砂漠を駆け抜けオリヴァス・アクトは磨り潰された。

 

固有結界が消え残ったのは物言わぬ骸が2つと気を失ったローズ、そして全てを見届けたクー・フーリン・オルタだけだった。




セイバー ジル・ド・レェ アレン・フローメル

ランサー レオニダス一世 アーディ・ヴェルマ脱落

ライダー イスカンダル リヴェリア・リヨス・アールヴ脱落

バーサーカー クー・フーリン・オルタ ローズ

キャスター アマデウス オリヴァス・アクト脱落

アサシン ??? ???

アーチャー ??? アスフィ・アル・アンドロメダ

英霊エミヤみたいな感じで英霊ベル・クラネルはあり?

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