オラリオでの聖杯戦争   作:寝心地

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マスター(クリスティーヌ)

バーサーカー・ライダー同盟がキャスターと戦っている同時刻、アーチャー陣営はアサシンを探し動いていた。

 

「マスター、下がれ」

 

その時、アーチャーが突如アスフィの進路を塞ぎ弓を構える。「初めまして、と言っておこうかセイバー」

 

「ええ、此方こそ、アーチャー」

 

「貴方は…………」

 

アーチャーとアーディの前にはセイバー ジル・ド・レェとマスターであるアレンが立っていた。

 

「【女神の戦車】すみませんがそこを退いて貰えますか?」

 

「ハッ、面白い冗談だな【万能者】てめぇアーチャーのマスターだろう?ならやる事は1つだよな?」

 

アレンはそう言うとジル・ド・レェは剣を抜きアーチャーは弓を番える。

 

「どうしてもやるというのですか?」

 

「クドいぞ、行けセイバー!!」

 

ジル・ド・レェは抜いた剣でアーチャーに斬りかかりアーチャーは矢を放つがジル・ド・レェは回避し剣を振り抜くがアーチャーもその剣を回避し距離を取り矢を放つ。

 

「仕方無い、【令呪を持って命ずる】【私の敵を倒して下さい】」

 

「心得ました」

 

アーチャーはそう言うと建物の屋根に登り矢を番える。

 

「……………………宝具ですか」

 

「その通り、これぞ炎の神アグニから賜ったこの世に落とせぬ物無き神の弓から放たれる一射、受けるが良い【炎神の咆哮】!!」

 

「【神聖たる旗に集いて吼えよ(セイント・ウォーオーダー)】!!」

 

ギャリギャリと剣と矢が火花を散らす。

 

暫くの拮抗の後ジル・ド・レェの剣が押し込まれジル・ド・レェの剣が弾かれると矢はアレンの方に飛びアレンは首を傾け矢を避ける。

 

「ガッ!?」

 

アレンに飛んできていた矢は何故か空中で静止する。やがてその矢の周辺が靄の様な物で覆われそこから心臓を射抜かれたアサシンが現れた。

 

「な、何故私の存在を…………」

 

「貴方の手口はお見通しです。アサシン」

 

アスフィがそう言うとアーチャーも建物から降りて来る。

 

「最後に問いたい、君は何者だ?アサシン」

 

「私ですか?…………クックック…………しがない殺人鬼ですよ。巷では【ファントム・オブ・ジ・オペラ】なんて呼ばれてますがね」

 

そう言うアサシンの体が少しずつ光に代わる。

 

「アサシン!!」

 

そこに1人の少女が現れアサシンの胸に飛び込んで来る。その少女の手に令呪は無かった。

 

「ああ、私のマスター(クリスティーヌ)、来てはいけないとアレほど言ったのに……………………」

 

「彼女がマスター?令呪を使い切っているのか」

 

ファントム・オブ・ジ・オペラは少女の耳を塞ぎゆっくりと語り出す。

 

「彼女はこの時代の被害者の1人です。母は亡く父は亡く家族も亡い、そんな彼女が聖杯に望んだ願いは【家族】ああ、私のマスター(クリスティーヌ)、叶うなら貴女が幸せであります様に」

 

ファントム・オブ・ジ・オペラはそう言い残し消えた。




少女が令呪で命じた事
【家族になって】
【1人にしないで】
【一緒に笑っていて】

英霊エミヤみたいな感じで英霊ベル・クラネルはあり?

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