バーサーカー
【第一次聖杯戦争】から数年、暗黒期の闇がある程度薄まりはしたもののまだまだ平和とは言い辛い状況にあった。
そんな中で言峰は麻婆豆腐を食べていた。
「さて、そろそろ次の聖杯戦争を始めようか」
麻婆豆腐を食べ終わり立ち上がる。
「貴様…………ここで何をしている」
立ち上がると同時に入り口から一人の女性が入ってくる。
「待っていたよ、【静寂】のアルフィア」
「【福音】」
飛んできた魔法を飛んで躱し服を整える。
「いきなり随分なご挨拶だな」
「貴様…………何者だ?」
「私は言峰綺礼、【聖杯戦争】の監督者だ」
「聖杯戦争?」
「興味があるか?ならばこの本を受け取ると良い」
「興味が無い、私にはやらねばならない事がある」
そう言い廃教会から出ていこうとするアルフィアに言峰は告げる。
「妹さんは運が悪かったな」
その言葉にアルフィアの足がピタリと止まる。
「病弱な妹の為冒険者となった君と息子を置いてこの世を去った。神父として実に嘆かわしい」
「今すぐその口を閉じろ」
「考えた事は無いかね?君も妹も病に蝕まれなければこんな事にはならなかったかも知れない…………と」
「……………………何が言いたい?」
「この本を掴めば君の願いは叶う」
「何を世迷言を」
「ならば、サーヴァント召喚だけでもしてみるか?その場合【聖杯戦争】に強制参加になってしまうが」
「………………………………」
アルフィアは差し出される本に暫く悩んだ後言峰の口車に乗る事にした。
差し出された本を読みアルフィアは魔法陣の前に立つ。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
現れたのは筋骨隆々の褐色肌の大男。絶叫を上げその手には戟を持っている。
「おい」
現れた男にアルフィアは言峰を見る。
「これの何処が英霊だ?明らかに凶人だろう」
「聖杯から知識を得たか、君が呼んだのはバーサーカー、【最強】のサーヴァントだ」
「……………………それで?残りの6人は何処にいる?」
「まだ君だけだ、何、そう待たせはしない。3日後にまたここに来ると良い、それまでは自由にしてくれて構わない」
言峰はそう言うとその場を離れアルフィアはバーサーカーを連れ当初の予定通り【絶対悪】の元へ向かった。
絶対悪のアジト
そこには1人の男神と鎧を纏った顔の見えない大男が立っていた。
「やぁ、遅かったなアルフィア、その男は?」
「協力者の様なものだ、挨拶しろ」
「■■■■■■■■■■■■■■!!」
「まぁ会話は出来ないが戦闘力に問題は無い、私の言う事も一応は聞く」
「へぇ、所でアルフィア、その手の甲の紋様は何だ?」
アルフィアは鎧の大男に言われ自身の右手を見ると何かの紋様が浮かんでいた。
アルフィアは半ば奪った本を確認する。
「成る程、お前への【絶対命令権】か、良いものだな」
こうして聖杯戦争最初の参加者となった。
英霊エミヤみたいな感じで英霊ベル・クラネルはあり?
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あり
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無し