言峰は新たな参加者を募る為道を歩いていた。
(さて、どうしたものか…………あ)
その時、言峰が持っていた【聖杯戦争の書】がひったくりに遭ってしまう。
「済まないが誰か捕まえて欲しい」
そう言いながらも自身で追いかけ追い付きそうになった時、言峰を追い越し2つの影がひったくり犯を捕まえる。
「はい神父様、今度は盗られない様に気を付けてね」
(彼女達は…………)
現れたのは燃える様な赤い髪の少女と長い金髪のエルフ、2人の事を言峰は良く知っていた。
「ありがとう【アストレア・ファミリア】」
「どういたしまして、はい」
差し出された【聖杯戦争の書】を前にとある閃きが言峰の頭を駆け巡った。
「その本はエルフの君にあげよう」
「私ですか?」
「ああ、是非活用してくれたまえ」
「必要ありません」
「もうリオン、折角のご厚意なんだから!!」
「しかし…………」
(やはり言峰綺礼から渡される物は受け取り難いか、ならば)
「そう言えば、【象神の詩】は残念でしたね。体を複数個所貫かれ死ぬとは、まだ未来ある若者だったと言うのに」
「それは…………」
「リオン下がって」
リューが言峰の言葉に反応しようとした時、隣に立っていたアリーゼが打って変わって警戒する。
「アリーゼ?」
「アーディの死は確かに公表されたけど、その死因は公表されていない。死因を知っているのは一部の関係者と犯人だけ」
「ッ!!」
アリーゼの言葉を聞きリューは剣を構える。
「友を失う辛さは良く分かる、だが取り戻したくはないか?」
「何?」
「リオン!!耳を貸しちゃ駄目!!」
「その本に書かれている内容を実践すれば君の願いは叶う。
「リヴェリア様も蘇るのか!?」
「リオン!!」
「叶うとも、君が望む全てが叶う。だが願いには代償が必要だ、君は己の願いの為に戦い抜く覚悟があるか?」
「ある!!」
「では、着いてくると良い」
言峰はそう言い何処かへ向かう。その後をリューも追おうとしたがアリーゼに腕を掴まれ思わず振り返る。
「言っちゃ駄目リオン!!ここで行けば貴女後戻り出来なくなるわよ!!私の勘がそう言ってるの!!」
「どうした?来ないのかね?」
「〜〜〜〜〜〜ッ!!ごめんなさいアリーゼ」
リューはアリーゼと言峰を交互に見回し最終的に言峰の後を追う。
廃教会に辿り着くと言峰はサーヴァント召喚の前に本を読む様に促しリューは朽ち欠けた椅子に座り【聖杯戦争の書】のページを捲る。
全てを読み終える頃にはすっかり暗くなっており言峰が光る魔法陣の前で待っていた。
リューは魔法陣の前に立ち呪文を唱えた。
魔法陣が強く発光し現れたのは赤と黒の衣服の男、顔は日に焼けた褐色肌、髪は白く体は引き締まっている。
「
「おめでとう、これで君は聖杯戦争の参加者となった」
言峰はリューにそう言いリューはアーチャーのマスターとなった。
英霊エミヤみたいな感じで英霊ベル・クラネルはあり?
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あり
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無し