オラリオでの聖杯戦争   作:寝心地

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セイバー

【ロキ・ファミリア】本拠

 

そこは暗い雰囲気が流れていた。数年の時が経ってもリヴェリア・リヨス・アールヴとイスカンダルの死は未だに彼らに暗い影を落としていた。

 

それは、団長であるフィン・ディムナも同じだった。

 

(リヴェリアの死後、優秀な魔法師の育成が滞っている。更にリヴェリアだけでなくイスカンダルが居なくなった影響で指揮も下がりっぱなしだ)

 

フィンはため息を吐き椅子の背もたれに背中を預ける。

 

その時、扉を叩く音が響き入室を許すとラウルが入ってくる。

 

「失礼します。団長、お客様がお見えです」

 

「客?誰かと面会の予定は無かった筈だけど?誰だい?」

 

「それが、言峰綺礼と名乗る神父様です」

 

「言峰綺礼?」

 

その名前をフィンは忘れる事が出来なかった。イスカンダルと共に帰ってきたリヴェリアに話を聞いていた。

 

「お通ししてくれ」

 

ラウルは部屋から一度退出し5分程して人を連なり再び入ってくる。

 

「では、自分はこれで」

 

ラウルはそう言い部屋を出ると部屋にはフィンと言峰だけが残される。

 

「取り敢えず座ってくれ」

 

「では、失礼しよう」

 

言峰が椅子に座るとフィンも対面に座る。

 

「それで、要件を聞こうか、言峰綺礼」

 

「では、早速本題に入ろう。【勇者】、【九魔姫】を取り戻したくはないか?」

 

「ッ!!続けてくれ」

 

「君に、聖杯戦争の参加を要請する」

 

言峰はそう言いながら【聖杯戦争の書】をフィンに差し出す。

 

「君に会った時聞こうと思っていた事がある」

 

「私の目的か?」

 

「………………………………そうだ」

 

「それは言えない、それを言ってしまえば私の目的は達成されないからだ、まぁ、達成された所で君達に悪しき影響は無いから安心したまえ、それで、君の返答は?」

 

そう言い言峰は【聖杯戦争の書】を机に置く。

 

「………………………………良いだろう」

 

フィンはそう言うと机の上に置かれた【聖杯戦争の書】を取ると言峰は部屋を出ていった。

 

その日の夜、フィンは【聖杯戦争の書】の内容を確認していた。

 

「……………………成る程」

 

フィンは最後にそう言うと本を閉じ外に出た。

 

廃教会

 

扉を開くと光る魔法陣と言峰綺礼が待っていた。

 

「ようこそ【勇者】さぁ、サーヴァントを呼び出すと良い」

 

言峰が横に捌けフィンは魔法陣の前に立つ。

 

素に銀と鉄

 

以下略

 

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!

 

現れたのは白い長身の男。

 

「サーヴァント、セイバー召喚に応じ参上しました。どうぞご命令を、マスター」

 

「セイバー、確か最優クラスのサーヴァントだったね」

 

「ああ、君の願いが叶う事を祈っているよ」

 

言峰はそう言いフィンが去るのを見送った。

英霊ベル・クラネルのクラスは?

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