「と言うわけで、【暴食】は【猛者】が相手をする。私達は【勇者】が調べてくれた通り、ダンジョンにいる【大最悪】って言うモンスターを倒しに行くわ!!」
「しかし【暴食】にはアサシンが付いています。同じ力量…………【猛者】の方が若干の不利、幾ら相手に弱点があるとは言っても分が悪過ぎるのでは?」
「ああ、それなら問題ないわ、【猛者】はライダーのマスターらしいから」
リューの問いにアリーゼはあっけらかんと答える。
「また厄介な者がマスターになったものだ」
エミヤがそう声を漏らしながらも【アストレア・ファミリア】に食事を提供した。
「さて、存分に食べると良い、最後の晩餐だ」
「アーチャー、それは我々の敗北を示唆している様に思いますが」
「どうだろうな、少なくとも君とライラにとってはそうなる可能性があるぞ?同じファミリアに居ながら聖杯を手に入れる為に殺し合わなければならないのだからな」
エミヤの言葉にリューはハッとしライラを見る。2人の会話が聞こえていないのか聞いて無いフリをしているのか気にする様子は無い。その隣ではキャスターことイリヤが共に食事をしていた。
そうして夜が明け【アストレア・ファミリア】はダンジョン内に侵入する。
中では早速モンスター達が興奮状態にあり敵味方関係なく襲って来るがアーチャーとキャスター、そしてアイズの活躍により進軍速度を落とすこと無く先に進む。
18階層に辿り着くとそこは【迷宮の楽園】と呼ばれる癒しは無く、破壊の限りを尽くされていた。
「これが…………【迷宮の楽園】?」
煮え滾る大地に吹き上がる火により森は燃え尽き更に地面からは火の柱が何本も吹き上がっていた。
「ダンジョンと言うのは中々愉快な場所だ」
「アーチャーさん!?言ってる場合じゃないですよ!?どうするんですかこれ!?」
『イリヤさん!!下から来ますよ!!』
誰の物でもない声が辺りに響きキャスターはその場から飛び退き直後火柱が上がる。
「チッ!!やっぱガキを連れてくるんじゃなかったか!?」
逃げ回るばかりのキャスターにライラは歯噛みする。そんな中でアーチャーは微動だにせずただ1点を見つめていた。
「何をしているのですアーチャー!!貴方も回避を」
「余計な事は言うな、小娘」
不意に聞こえてきたのは鈴の音色の様に響く女性の声、その一声だけで世界は支配され誰も彼も下層からの火柱すらも動きを止めた。
次の瞬間、声が聞こえた方を全員が見るとそこにはアルフィアが立っていた。
「私を殺しに来たか?過去の遺物」
「それは君も同様だろう。だが、そうだな、君を殺しに来た」
「ならばまずはコイツを倒す事だな、それがサーヴァントとしての礼儀であろう」
アルフィアがそう言うと何かがドシン!!と土煙を上げ着地し
「■■■■■■■■■■■■■!!!!」
階層を揺るがす大絶叫を上げた。
英霊ベル・クラネルのクラスは?
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セイバー
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ランサー
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アーチャー
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バーサーカー
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アサシン
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ライダー
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キャスター