「ゲホッ……ゴホッ」
リューは何が起こったのか分からず周囲を見回す、ただでさえ地獄の様だった景色が丸ごと吹き飛び所々で仲間が倒れていた。
「一体…………何が」
覚えているのはアルフィアが超長文詠唱を唱えていた事。
「まさか、それだけでこの威力の魔法に……」
「ほぉ、生きていたか小娘」
アルフィアの声が聞こえそちらを見るとアルフィアが口から血を流しながらも平然と立っていた。
「アルフィア!!」
リューは何とか立ち上がろうとするもダメージが蓄積し立ち上がる事も難しかった。
「楽にしてやろう【福音】」
音の魔法が炸裂しリューに迫る。
(最早ここまでか)
「
「ッ゙!!」
諦めかけていたリューの長い耳にそんな聞き慣れた詠唱が聞こえ同時に自分とアルフィアの間に七枚の花弁の花が咲く。
「【
気が付くとリューの目の前に赤い服の【正義の味方】が立っていた。
「大丈夫ですか?」
声が聞こえ振り返るとそこにはキャスターの姿もありその手にはポーションが握られていた。
「キャスター、私のマスターを頼む」
「はい!!」
アーチャーはそう言うと使い慣れた白黒の夫婦剣を取り出しアルフィアとの距離を詰める。
「バーサーカーは死んだか、【最強】のサーヴァントだと聞いたのだが、所詮は気狂いの雑音、頭を貫かれれば死ぬか」
「それを分かって居ながら君はバーサーカーに令呪を使わなかったと言うことか?」
「使い難い道具は直ぐに手放すに限る」
「………………………………そうだな」
アーチャーはそれだけ言うと全速力でアルフィアに接近し2刀を振り上げる。
「【福音】」
放たれる魔法に剣を合わせ弾くが威力が凄まじく逆に距離を空けられてしまう。
「気をつけて下さいアーチャー!!アルフィアは今まで守ると同時に自身の魔法も減衰させる魔法を使っていました!!しかし今はその魔法を解除しています!!」
「【福音】」
「チッ!!」
アルフィアはリューに向かって魔法を放ちアーチャーはリューを庇う。
「アーチャー!!」
「お前も大変だな、その小娘が居なければ存在を保てない、故に守るしかない」
「勘違いするな、私には【単独行動】のスキルがある。彼女が居なくとも2日は現界出来る。その間に君を殺すこともな」
アーチャーはそう言うと再びアルフィアに仕掛ける。今度は夫婦剣を投擲し弓と矢を番える。
「あれはバーサーカーを倒した」
「
「【偽・螺旋剣】」
「【福音】」
魔法と剣が衝突し決着は驚く程静かに付いた。
英霊ベル・クラネルのクラスは?
-
セイバー
-
ランサー
-
アーチャー
-
バーサーカー
-
アサシン
-
ライダー
-
キャスター