全マスター達がサーヴァントを呼び出した3日後、マスター達は互いの顔が見えない様に幕を張られた円卓に座らされていた。
リヴェリアも空いている椅子に座り周りを見回す。全員居ることは気配や影で何と無く分かるが種族や性別すら分からない様になっている。
「何なんだ?」
「ようこそ、選ばれしマスター達よ」
思わず声を漏らすと何処からか言峰の声が聞こえリヴェリアは周囲を見回すが幕のせいか言峰の姿が見えない。
「7人のマスター、そして7騎のサーヴァントが集った。よって、【第一次オラリオ聖杯戦争】の開幕を宣言する。今この時より君達は互いに願いを叶える為に命を賭ける。そんな君達にこの言葉を贈ろう。」
言峰の声に全員が耳を澄ませる。
「喜べ諸君、君達の願いは漸く叶う」
言峰の言葉が響くと扉が開く音が響きそこに言峰が居ることを皆に知らせる。
「では、ルールは皆が持つ本に書いてある通りだ、頑張ってくれたまえ」
言峰は最後にそんな言葉を残し扉を閉めるといつの間にかリヴェリアは自室のベットに寝ていた。
「………………………………夢?」
「夢では無いぞ」
未知の体験に思わず声を漏らすとリヴェリアに背中を向けたイスカンダルがそう言ってくる。
「イスカンダル…………」
「監督者の力だ、自身以外のマスターとサーヴァントに関する記憶消去、公平性を保つ為だろう」
「イスカンダル…………」
「今回の聖杯戦争は中々良心的だな」
「イスカンダル…………」
「何だ?」
「貴様、さっきから何をしている」
リヴェリアはイスカンダルに凄みイスカンダルが自身の身体で隠した荷物を奪い取る。
「何だこれは?」
「おお、魔剣とやらを買ってみたのだ、その威力を見てみたくてな」
その言葉にリヴェリアの顔が青くなっていく。
「金はどうした?」
「お主の財布から抜いておいたぞ」
「一体幾らしたんだ!!」
「15億ヴァリスだが?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!この戯けええええええええ!!」
リヴェリアは初日のイスカンダルに対する敬意は無くなっていた。
【フレイヤ・ファミリア】本拠 フレイヤの部屋
そこでアレンはフレイヤとセイバーを引き合わせていた。
「貴方がアレンのサーヴァントね」
「ハッ、麗しき美の女神様にご挨拶申し上げます。アレン様の召喚に応じ参上しました。セイバー ジル・ド・レェと申します」
「セイバー ジル・ド・レェ、最優クラスを引き当てるなんて凄いわねアレン」
「勿体無きお言葉に御座います」
アレンは平伏したまま軽く言葉を返す。
「アレンを勝利に導いてあげてね、ジル・ド・レェ」
「最善を尽くす事を約束致します」
ジル・ド・レェがそう言うと短い強い揺れが響く。
「早々に攻めてきた様ですね」
ジル・ド・レェは冷静にそう告げアレンは自身の槍を握る。
部屋の外では【フレイヤ・ファミリア】の団員が侵入者を排除しようとしているのか戦闘音が聞こえるが一向に止む気配は無く寧ろドンドンと近付いて来る。
最後には扉を破壊され土煙が舞い1人の人影が現れた。
全身を黒い百足を巻き付けた様な鎧を纏い手には当人の身長を超える長槍を持っている。
顔はフードで隠され胸から腹に掛けては何かの紋様が描かれていた。
英霊エミヤみたいな感じで英霊ベル・クラネルはあり?
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あり
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無し