HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

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11月12日午前6時30分(7)


 

「いくぞ、オラァッ!!」

と、ガンダム([バートン])ヘビーアームズ・グラディエーターはGNロングソードを振りかざして、グレ([ヒロ])イテストイージスガンダムに斬りかかったが…

 

右からガンイ([スオミ])ージダッシュのオーバーハングキャノンで撃たれて爆散した…。

 

 

「う〜ん…

少し卑劣だったかな…?」

と、つぶやくヒロ。

 

《ヒロ先輩…

あのガンダムヘビーアームズ…まるで

私の存在に気がついていなかったみたい

でした…。〉

と言うスオミ。

 

「うん…。

相手のレーダーをハッキングして、スオミの機体(ガンプラ)がレーダーに映らないようにした

からね…。」

と言うヒロ。

 

《そうだったんですか…。

ありがとうございます…。〉

と、礼を述べるスオミ。

 

「しかし…やはりハッキングは卑劣だな…。

次の出撃までに、ハッキング機能は廃除しておこう。」

と言うヒロ。

 

《どうしてですか?〉

と訊いてくるスオミに

 

勝つための手段を選ばないというのは、僕の性に合わなくてね…。」

と言うヒロ。

 

 

スーパ([ミッツ])ージムスペシャルのレーダーがブース([ケンタ])テッドガンダムヴァーチェを捉えた。

 

「ケンタ…お前…

今、どこにいるんだ?」

と訊くミッツに

 

〈【チェーロ・ブル】っていうチームに入ったんだ…。》

と答えるケンタ。

 

「お前…

そこが、どんなチームなのか知っているのか!?

とミッツに言われて、沈黙するケンタ…。

 

 

ショウに失恋し、【ブルーノア】から脱退したケンタは、その後

チェーロ・ブル

という、イタリア語で『青い空』を意味するガンプラバトルチームに加入したが…

 

そこは

ビビッ島の南部でも有名なガンプラヤンキーのチーム

だったのである…。

 

ガンプラヤンキー

とは

勝つための手段を選ばない、卑劣なガンプラバトルチーム

だ。

 

ガンプラ以外のプラモデルや使用が認められていないガレージキットを使う。

 

金属製の武器を使う。

 

はては他人のガンプラバトルに乱入するなど、ガンプラバトルのルール違反なんて当たり前の悪党どもである…。

 

 

「お前も【チェーロ・ブル】がどんなチームか、知らねぇはずはねぇだろッ!?

悠久の地が終わったら、とっとと抜けるんだッ!!」

と、ケンタを説得するミッツ。

 

そこに、BR-87A ビームライフル(マラサイのビームライフル)を持ったドラゴンガンダムが現れた―。

 

 

「大丈夫か、新入り!?」

と、ケンタを助けに来た、ドラゴンガンダムのファイター・サイ。

 

《あ…いや…その…〉

と、答えに窮するケンタ。

 

「何だ?

相手はジム・コマンドじゃないか?

お前のガンダムヴァーチェだと楽勝だろ?」

と言うサイ。

 

《え…あ…はい…》

と答えるケンタ。

 

「まぁ、いい。

ヤツはオレが殺る。

お前は援護しろ!!」

と、ドラ([サイ])ゴンガンダムはBR-87A ビームライフルを撃つ―。

 

 

「ちくしょうッ★

何でドラゴンガンダムがマラサイのビームライフル持ってんだよッ★」

と、BR-87A ビームライフルを撃つドラ([サイ])ゴンガンダムからの攻撃を回避するスーパ([ミッツ])ージムスペシャル。

 

「くらえッ☆」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルは右手に持つHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンを撃つも、ドラ([サイ])ゴンガンダムに回避される―。

 

 

「ジムごときで、オレのドラゴンガンダムに勝てると思っているのかァッ!!」

と、ドラ([サイ])ゴンガンダムはBR-87A ビームライフルを撃つが、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルは回避する。

 

「ほう…機動性だけは1人前か…

しかしッ!!

と、サイはドラゴンガンダムの右肩をスーパ([ミッツ])ージムスペシャルに向ける。

 

そして―

 

「くらえッ☆

ショルダーガトリングゥッ☆」

 

なんと

サイのドラゴンガンダムの肩のフェイロンフラッグの柄のパーツはガトリングガンになっていた

のだ…!!

 

ドラ([サイ])ゴンガンダムのショルダーガトリングはビーム兵器に設定されているようで、ショルダーガトリングの銃口からはピンク色のビームが放たれた―。

 

 

何だ、そりゃあ…ッ!?

と、ドラゴンガンダムの肩のフェイロンフラッグの柄のパーツがガトリングガンになっているのを見て驚愕するミッツ。

 

ぬおぉ…ッ!!

と、ドラ([サイ])ゴンガンダムの想定外の攻撃に対応が遅れたスーパ([ミッツ])ージムスペシャルはシールドで防御する。

 

スーパ([ミッツ])ージムスペシャルのシールドには耐ビームコーティングは施されていないため、ドラ([サイ])ゴンガンダムからの攻撃を防御するたびに、シールド耐久値が低下していく…。

 

当然、シールド耐久値がゼロになれば、シールド防御はできなくなる。

 

「くそッ★」

と、ドラ([サイ])ゴンガンダムの弾幕から離脱するスーパ([ミッツ])ージムスペシャル。

 

「ちくしょう…

もう63パーセントにまで低下していやがる…。

でも…まだ使えるな…★」

と、シールド耐久値を確認したミッツ―。

 

 

《おい、新入りッ!!

何ボサーっとしてんだッ!?

援護しろよッ!!〉

と、サイに怒鳴られるケンタ。

 

「そ…そう言われても…」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルを撃つことを躊躇するケンタ…。

 

今は違うチームでも、かつての仲間を撃つことができないでいた…。

 

 

「ちくしょうッ!!

役に立たねぇ新入りだぜッ!!」

と、ドラ([サイ])ゴンガンダムはBR-87A ビームライフルを撃つ。

 

だが…

 

「何ッ!?

時間切れだと…ッ!!」

 

コクピットルーム内に、制限時間5分前を報せるアラームが鳴る。

 

「あばよッ★

また会おうぜ…ッ★」

と、撤退していくドラ([サイ])ゴンガンダム…。

 

 

「ミッツ…じゃあ…」

と、ブース([ケンタ])テッドガンダムヴァーチェも撤退していった…。

 

 

(まったく…

しょうがねぇヤツだ…★)

と、去りゆくブース([ケンタ])テッドガンダムヴァーチェを見送るミッツ…。

 

《生きているか、ミッツ?

撤収だ。〉

と、カツからの通信が入った。

 

「あ…はい。

了解です!!」

と、ミッツは帰還していった―。

 

 

 

 

控室に戻ってきた【ブルーノア】のメンバー達―。

 

「全員無事かぁ?」

と訊くチュージに

 

「「はいっ!!」」

と答える部員達。

 

「すまねぇな、みんな…。

オレ達は【サメ軍】に足止めされちまって、作戦が失敗してしまったんだ…。」

と言うチュージ。

 

「【サメ軍】が…?」

と驚くヒロ。

 

「悠久の地の住人を従えてな。

もっとも、シンとケイのおかげで助かったがな☆」

と言うチュージ。

 

「こっちはこっちで、ケンタの野郎が【チェーロ・ブル】の手下になってたよ。」

と言うミッツ。

 

「なんだと…?

【チェーロ・ブル】って、ガンプラヤンキーのチームじゃないか★」

と、顔をしかめるチュージ。

 

「いいニュースもありますよ☆

スオミは本当に頼りになります☆

正直、このまま残ってもらいたいくらいですよ☆」

と言うヒロ。

 

「そ…そんなこと…。」

と、顔を赤らめて、うつむくスオミ。

 

「ほぅ…☆

ヒロがそこまで言うなんて珍しいな☆」

と、目を細めるチュージ。

 

「あの…先生…。

クレアから聞いたんですけど…

ここで4日間も生活するのですか?」

と訊くケイに

 

「決勝まで進んだらな。」

と答えるチュージ。

 

「シン!!

あなた、そんな大事な事、私に一言も言ってないじゃない!!

おかげで、私は生活用品を何も持ってきてないのよ!!」

とシンを叱責するケイ。

 

あ…★

と、呆然となるシン…。

 

「女性用の生活用品か…。

ヴェリィ様に頼めば、もらえるんじゃないか?」

と言うチュージ。

 

「本当ですか?」

と訊くケイに

 

たぶんな★

と、曖昧な返事をするチュージ。

 

「ま、とりあえず、訊くだけ訊いてみよう。

来い。」

と言うチュージ。

 

「どこに行くんですか?」

と訊くケイに

 

ヴェリィ様の部屋

だよ★」

と言うチュージ―。

 

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