HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

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11月12日午前8時(1)


 

進攻部隊に合流する

グフ・コー([チュージ])

ガンダ([クレア])ムアルフェルグ

ブレ([ケイ])イズシグー

ガンイ([スオミ])ージダッシュ

 

「す…すごい…」

と、空を圧する進攻部隊の大集団を見て驚愕するケイ。

 

その一方で

「あの…発電所を破壊するのに、こんなにもたくさんの人数が必要なんですか…?」

と訊く。

 

《発電所には防衛部隊もおるけん、むしろ、これでも足りないくらいじゃけん。〉

と答えるクレア。

 

《おぅ、話に夢中になって、警戒を怠るなよ。

迎撃部隊に注意しろ!

切り崩されるなよッ!!〉

と、チュージに指摘されてしまう。

 

「すみません!!」

と謝るケイ。

 

それから、まもなく

《10時方向より敵接近!!

数8!!〉

と、スオミが報せてきた―。

 

 

チュージのグフ・コーチのレーダーも、10時方向から接近してくる敵の編隊を捉えた。

 

《10時方向より敵接近!!

数8!!〉

と、スオミが報せてきた。

 

数からして、リリィ陣営のNPC(ハイモック)ではなく、ガンプラバトルチームのようだ。

 

「無視しろ!!」

と指示するチュージだったが…

 

ガンイ([スオミ])ージダッシュはオーバーハングキャノンを発砲した。

 

「コラッ!!

撃つなッ!!」

と怒るチュージ。

 

しかし…

 

(な…なんだと…?

アイツ(スオミ)…この距離で当てたっていうのか…!?)

と、正面モニターにガンイ([スオミ])ージダッシュの攻撃が命中した光景が表示されて驚くチュージ。

 

ガンイ([スオミ])ージダッシュの攻撃で、敵の編隊が崩れた。

 

敵の編隊は3機と4機の二手に別れた。

 

二手に分かれた敵編隊に、進攻部隊から分離した味方が攻撃をしかける。

 

3機編隊の方はあっという間に全滅したが、4機編隊の方は強敵だった。

 

4機編隊に攻撃をしかけたのは6機だったが、2機が撃墜された。

 

そして、4対4の戦闘になったが、敵が1機撃墜されたのに対し、ヴェリィ陣営側は2機撃墜された。

 

生き残った2機は逃走していった…。

 

生き残った3機の敵に対し、またしてもガンイ([スオミ])ージダッシュがオーバーハングキャノンを撃ち、1機を撃墜した。

 

生き残った敵の2機は逃走していった…。

 

 

「スオミ…。

今回は上手くいったが…

もう勝手な事はするな!!」

と、スオミの技量は認めつつも、指示を聞かなかったことを叱責するチュージ。

 

《すみませんでした⋯。〉

と、謝るスオミ。

 

《先生。

スオミの判断は間違っとらんけん。〉

と、スオミを擁護するクレアを

 

「お前も煽るんじゃないッ!!」

と叱責するチュージ。

 

(しかし…あんなデカブツ(オーバーハングキャノン)をあの距離で正確無比に当てるなんて…

スオミって、とんでもねぇヤツだな⋯。

ヒロが絶賛するわけだ☆)

と、チュージも内心では、スオミの技量を絶賛していた―。

 

 

5分後―。

 

ついに正面からリリィ陣営のハイモックの大集団が迫ってきた。

 

ヴェリィ陣営の進攻部隊の迎撃部隊だ。

 

《先生。

さすがにあれは無視できんけん。〉

と言ってくるクレア。

 

「しゃあねぇな…。

しかし、マジになることねぇぞ。

ある程度削ったら、トンズラこくぞ!!」

と言うチュージ。

 

そして

「ケイ!!

お前からしかけろ!!

オレとクレアは後に続く!!

スオミは後方から援護だ!!」

と指示するチュージ―。

 

 

先陣を任されたケイは、ハイモックの大集団に向かっていく―。

 

 

『ニュータイプ』であるケイには、ハイモックの動きは止まって見える。

 

「えぇいっ!!」

と、右手に持つMMI-M7S 76ミリ重突撃機銃

左腕に装備しているM7070 28ミリバルカンシステム内装防盾の28ミリバルカン砲

そして、背中のブレイズウィザードのAGM138【ファイヤビー】誘導ミサイル

を一斉発射する。

 

またたく間に、十数機のハイモックが爆散する。

 

そこに、グフ・コー([チュージ])チとガンダ([クレア])ムアルフェルグも戦闘に加わる。

 

ハイモックの攻撃をかわして、ラピッドショットでハイモックを撃墜するガンダ([クレア])ムアルフェルグ。

 

グフ・コー([チュージ])チは、右手にマラサイの武器であるBR-87Aビームライフルを持っていた。

 

ビーム兵器に設定している左手の5連装75ミリ機関砲との併用で、ハイモックを撃墜する。

 

ガンイ([スオミ])ージダッシュはタイミングを見計らって、グフ・コー([チュージ])チやガンダ([クレア])ムアルフェルグ、

ブレ([ケイ])イズシグーが撃ち漏らしたハイモックをオーバーハングキャノンで撃墜していく。

 

(スオミ…すごいけん…☆)

と、クレアもスオミの正確無比な射撃を絶賛する。

 

しかし、一方で

(でも…あれは

スオミの本来の戦い方ではないはず

じゃけん…。)

とも思った。

 

スオミの愛機のガンイージダッシュの背中の改造されているオーバーハングキャノン…

そして、カウンターウェイトとして両足に装備されている増加装甲板―。

 

クレアには、両足の装甲板が、たんなるカウンターウェイトとは思えなかった。

 

また、スオミの鍛えあげられた太い指は、球体操縦桿(アームレイカー)のコントローラーを使いこなしている証だが、スオミの本領は射撃ではないとクレアは思った―。

 

 

《よし!!

なんとか切り崩せたぞ!!

発電所に向かうぞ!!〉

と、チュージからの通信が入った…

 

その直後―

 

1機のトールギスが突進してきた…!!

 

「ジャマじゃけん!!」

と、ラピッドショットを撃つガンダ([クレア])ムアルフェルグ。

 

しかし、トールギスはするガンダ([クレア])ムアルフェルグの攻撃をなんなく回避した。

 

そして、そのままガンダ([クレア])ムアルフェルグをやり過ごし…

 

ガンイ([スオミ])ージダッシュの方に向かっていった。

 

 

クレアは、あえて、トールギスを見逃した。

 

ガンイ([スオミ])ージダッシュの方に向かわせることで

スオミの本性を知ることができる

と思ったからだ―。

 

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