HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・ 作:星龜
午前5時45分を報せるスマートフォンのアラームが鳴った。
「おっと…こんな時間か…。」
と、アラームを止めるクレア。
「え?
もう朝?」
と起きるケイ。
「あぁ、ごめん…。
起こしてしまったけん…。」
と謝るクレア。
「6時半に出撃でしょ?
だったら、起きて準備しないと…。」
と起き上がるケイ。
そして
「スオミさん、起きて。」
と、スオミを起こすケイ。
「え…?
もう朝なの…?」
と、目をこすりながら起きるスオミ。
「おはよう、スオミさん。」
と挨拶するケイ。
「おはようございます
ケイさん
クレアさん」
と挨拶するスオミ。
「私は風呂に入るけん。」
と言うクレア。
「あ…私も…」
と言うスオミ。
「その…タオル貸してくれる…?」
と、顔を赤らめるケイ。
「もちろん。
ケイに何も教えなかったシン君は、帰ってきたら説教タイムじゃけん。」
と言って、浴室に行くクレア―。
浴室に入ったクレアは、毎朝欠かさずやっている
水の神への礼拝
を行う。
「
と、正座して壁に向かって合掌し
「カン ゴン シン ソン リン コン ダケン
カン ゴン シン ソン リン コン ダケン…」
と読経する。
そんなクレアを、不思議そうに見るケイとスオミ。
「何をしてるの?」
と訊くケイに
「水の神様への礼拝じゃけん。」
と言うクレア。
「ショウから聞いたことあります…。
七尾人特有の風習だと…。」
と言うスオミ。
シャワーを浴びるクレア、ケイ、スオミ。
(⋯⋯。)
(……。)
昨夜のスオミの
経験済み
を聞いたからか…
なぜか、スオミを見てしまうクレアとケイ…。
「あの…どうしました…?」
と、クレアとケイからの視線に気づくスオミ。
「なんでもないけん★」
「なんでもないわ…★」
と、視線をそらすクレアとケイ…。
一方で、スオミはケイを見ていた。
「何…?」
と、スオミからの視線に気づくケイ。
「あ…いえ…。」
と、視線をそらすスオミ。
「やっぱり…その…
気持ちいいの…?」
と
スオミの経験
を訊いてしまうケイ。
「幸せを感じる…
…といいますか…。」
と、顔を赤らめるスオミ。
(⋯⋯★)
(……★)
スオミの経験談を聞いてしまい、沈黙するクレアとケイ…。
シャワーから出たものの…
タオルはクレアから借りれても…
シンから何も教わっていないケイは、着替えを持ってきていない…。
やむを得ず、脱いだ下着を着るケイ。
女の子にとっては、一度脱いだ下着を着るというのは苦痛だ…。
◇
午前6時30分―。
出撃の時間だ―。
クレアは右のコクピットルーム
ケイは中央のコクピットルーム
スオミは左のコクピットルーム
に入っていった―。
◇
『GUN-PLA Battel, Stand up.』
システムが起動し始めた。
『Please set your GP base.』
GPベースを、スロットにセットする。
『Please set your GUN-PLA.』
ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。
コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。
球体操縦桿を握り、そして―
『Battel start!!』
バトルスタートの合図が鳴り響く―!!
「クレアッ!!
ガンダムアルフェルグ、出るけんッ!!」
「ケイ!!
ブレイズシグー、出ます!!」
「スオミ…
ガンイージダッシュ、出ます。」
クレア、ケイ、スオミの
◇
悠久の地―。
ここは
宇宙であり
地上であり
水中でもある
ガンプラが性能を全開にできる
時の流れが止まっている
謎の世界―。
悠久の地の大地に降り立つ
ケイの新たな
まもなく、
と
と
の機影が映った。
《クレア、ケイ、準備はいいか?〉
と訊いてくるチュージに
「はい!!」
「はい!!」
と答えるクレアとケイ。
《クレアさん、ケイさん、お気をつけて…。〉
と、クレアとケイの見を案じるスオミ―。
こうして、
は、リリィ陣営の発電所目指して進撃していった―。
・
進撃を開始して5分ほど経った時だった。
「先生!!
来たけん!!」
と、チュージに報せるクレア。
《こっちでも捉えた。
どうやら、リリィ陣営の迎撃部隊のようだ…!!〉
と、チュージからの通信が入った。
「どうするけん?」
と訊くクレアに
《見逃してくれるわけねぇわな…★
総員、戦闘開始だァッ!!〉
と、下令するチュージ―。
◇
ガンダムアルフェルグのコクピットルームの正面モニターにリリィ陣営の迎撃部隊の
【機体名】
ハイモック
【ガンプラファイター】
NPC
【ベースキット】
1/144 HGBF ハイモック
【ガンプラタイプ】
汎用型モビルスーツ
【ガンプラ属性】
陸
【戦場適応】
宇宙戦 ◯
空中戦 ✕
地上戦 ◯
水中戦 △
【得意戦術】
射撃戦 ◯
接近戦 ◯
ピンク色のモノアイを光らせながら、無数の黒いハイモックが迫ってくる。
そして、右手に持つビームライフルからピンク色のビームを放つ。
しかし、
その直後、右方向から敵接近を報せる
右を見れば、ピンク色の刀身のビームサーベルを振りかざしたハイモックが迫ってきていた。
・
シンの新たな
デスティニーガンダム
旧HG デスティニーガンダムを、νガンダムっぽい色に塗った
ところで
なぜ、アルファベットのBをニューと読ませている
のか?
それは
そして
13をくっつけると『B』に見える
ことから
アルファベットのBをニューと読ませている
のだ。
なお、シンは空中戦が苦手なため、背中の翼をなくしている。
そのため、機動性においては、ベースキットよりも大幅に下回っている…。
発砲してくるハイモックに対し、的確に攻撃を当てる
シンの『カテゴリーF』の能力は『反撃絶対命中』。
敵から攻撃されれば、シンの反撃は絶対に命中するのだ―。
突如、敵接近を報せる
(えっ?)
と、正面モニターを見れば…
(やべッ!!)
ハイモックがピンク色のモノアイを光らせて、右手に持つピンク色の刀身のビームサーベルで
(あっぶねぇ…★
NPCなんかにやられたりしたら、笑われるだけじゃ済まないからな…★)
と、気を取り直したシンは、ハイモックの集団に立ち向かっていった―。