HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

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11月11日午後11時(2)

 


 

まもなく、ヴェリィ陣営のハイモックや、他の参加者の機体(ガンプラ)も到着し、大乱戦となった。

 

リリィ陣営のハイモックが撃ったビームライフルのビームがシュヴ([タツヤ])ァルベグレイズリッターの左肩に直撃したが、シュヴ([タツヤ])ァルベグレイズリッターはビーム兵器に対して絶対的な防御力を持つナノラミネートアーマーを装備しているため、ノーダメージだった。

 

「効かねぇよッ☆」

と、GR-W01 120ミリライフルで反撃するシュヴ([タツヤ])ァルベグレイズリッター。

 

その時、レーダーが接近してくる敵機を捉えた。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 



 

【機体名】

イフリート・アンカー

 

【戦場適応】

宇宙戦 △

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◎

 

【ベースキット】

1/144 HGUC イフリート

 

【種別】

地上用モビルスーツ

 

【属性】

 

【ファイター】

アンカ

 



 

はあああ…ッ!!

ボクを見ろぉぉぉ…ッ!!

と、イフリ([アンカ])ート・アンカーが、自作の(アンカー)を振りかざして迫ってきていた。

 

ナノラミネートアーマーは、ビーム兵器に対して絶対的な防御力を持つが

物理打撃に弱い

 

「チッ★

厄介な武器(モン)持ちやがって…ッ★」

と、シュヴ([タツヤ])ァルベグレイズリッターはバックブーストをかけて、イフリ([アンカ])ート・アンカーの攻撃をかわした。

 

(つうか…

コイツ、【サメ軍】じゃねぇか…!?)

と驚くタツヤ…。

 

 

《先生!!

相手陣営側に、【サメ軍】がいます!!〉

と、タツヤからの通信が入った。

 

「なんだとッ!?」

と驚くチュージ。

 

その時…

 

〈プップップッ…☆》

と通信機から、フーカの笑い声が聞こえた。

 

〈あらあら☆

誰かと思ったら、【ブルーノア】のチュージ先生じゃないですかぁ〜☆》

と言うフーカ。

 

「何だと…ッ!?

何で、お前達がそっち(リリィ陣営)にいるんだ!?」

と訊くチュージに

 

〈どこの陣営につくかは、ワタシが決めることですわ☆

それよりも…

『ニュータイプ』が1人しかいないアナタ達が、ワタシ達【サメ軍】に勝てるとでも、お思いですかァ〜?》

と、挑発するフーカ。

 

「そっちには『ニュータイプ』が1人もいないじゃないか!?」

と言い返すチュージに

 

それはどうかしら?

と言うフーカ。

 

(なんだと…?)

と訝しむグフ・コー([チュージ])チ達の前に…

 

暗闇の中から

アルカデ([セレスト])ィアガンダム

ザク・ハ([マディ])ッカー

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴ

ジョー([フーカ])ズグーン

ガンダムア([ベアトリス])シュタロン

ジェノアス([コーデリア])カスタム

イフリ([アンカ])ート・アンカー

の順番で、【サメ軍】の機体(ガンプラ)が姿を現した。

 

〈たしかに、ワタシ達【サメ軍】には『ニュータイプ』はいないわ…。

しかし…

悠久の地の住人(おともだち)ならいるわ☆

と、ジョー([フーカ])ズグーンの前に、空から

ゼー・ズール

ガンダムヘビーアームズカスタム

が降り立った。

 

〈ゼー・ズールが、ワタシの親友だったミカ。

ガンダムの方は、ミカの友達のトービィよ。》

と紹介するフーカ。

 

「そうかい…。

つまり

悠久の地の住人(おともだち)の手を借りないと、オレ達【ブルーノア】に勝てない

ということか☆」

と、逆にフーカを挑発するチュージ―。

 

 

クッ…!!

と、チュージに図星をつかれ、悔しがるフーカ…。

 

「それくらいにしておけ、フーカ。

口喧嘩では、年長者には勝てん。」

と、フーカをなだめるレベッカ。

 

そして

「たしかに、悠久の地の住人の手は借りているが…

しかし

こっちは『ニュータイプ』が2人

という現実にはかわりはない。」

と、チュージに言い放つレベッカ。

 

「平静を装っているようだけど…

本心では、かなり焦っているんじゃないの?

だって、そっちの『ニュータイプ』って、ガンプラバトルを始めて、まだ1年たらずのヒヨッ子なんでしょ?」

と、たたみかけるベアトリス。

 

「対するこちらはベテランだ。

それとも、実力差を埋めれる秘策でもあるのかな?」

と言うレベッカ―。

 

 

(ちくしょぉ〜★

痛いところ、ついてきやがって…★)

レベッカとベアトリスに言い負かされ

悔しがるチュージ…。

 

《まかせてくれ、先生!!〉

と、シンからの通信が入った。

 

《私も、できる限り、がんばります!!〉

と、ケイからの通信も入った。

 

(頼もしいこと言ってくれるじゃねぇか☆)

と、シンとケイに感謝するチュージ。

 

しかし…

 

(とはいえ…

こっち(【ブルーノア】)が5人に対し、向こう(【サメ軍】)は9人…。

こっち(【ブルーノア】)の2倍か…。)

と、戦力差を冷静に分析するチュージ。

 

シンとケイに、悠久の地の住人(『ニュータイプ』)のミカとトービィの相手をしてもらうにしても、残る7人の相手を、自分(チュージ)とクレアとタツヤの3人ですることになる…。

 

「シン…

ケイ…。

やれるか?」

と訊くチュージに

 

《まかせてくださいよ☆〉

《がんばります!!〉

とシンとケイはミカとトービィに立ち向かう。

 

そして

「クレア、タツヤ!!

オレに続けッ!!」

と、チュージはクレアとタツヤとともに、【サメ軍】に立ち向かう―。

 

 

「プップップッ☆

たった3人で、ワタシ達に勝てるとでも思っているのかしら?」

と、向かってくる

グフ・コー([チュージ])

ガンダ([クレア])ムアルフェルグ

シュヴ([タツヤ])ァルベグレイズリッター

を見たフーカは

「さぁ…

殺戮ショー(たのしいじかん)の始まりよッ☆

と、狂喜した―。

 

 

デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)に襲いかかるゼー([ミカ])・ズール―。

 

 

ミカは、かつて、フーカの親友だったが、『ニュータイプ』に覚醒後に参加した悠久の地大戦で、悠久の地の住人になることを選んだのだ。

 

悠久の地の住人(『ニュータイプ』)であるミカの目には、デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)の動きは止まって見える。

 

止まって見える敵を撃つなど、造作もないことである―。

 

 

〈くらえっ!!》

と、デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)にビームマシンガンを撃つゼー([ミカ])・ズール。

 

デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)は、ゼー([ミカ])・ズールからの攻撃を防御することもできず、被弾する…

 

…が!!

 

シンは『カテゴリーF』である

 

その能力は

反撃絶対命中

 

『ニュータイプ』にも通用する能力だ―。

 

調子に乗るなよ…ッ!!

と、シンは武装スロットから『SA(必殺技)』を選択した。

 

コクピットルーム内に

EXCEED CHARGE

という音声が鳴った。

 

すると、デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)が、M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲をかまえた。

 

そして―!!

 

くらいやがれぇッ!!

 

M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲から放たれた大出力ビームが、ゼー([ミカ])・ズールの胴体を直撃した―!!

 

 

えっ…?

と、正面モニターに映る、迫り来る大出力ビームを見て、驚くミカ…。

 

デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)のM2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲から放たれた大出力ビームが、ゼー([ミカ])・ズールの胴体を直撃した―!!

 

完全なカウンターだったため、ゼー([ミカ])・ズールの耐久値は、一気にゼロになった…。

 

そ…そんなぁぁぁ…!?

 

ミカの絶叫とともに、爆散するゼー・ズール…。

 

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