HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

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11月12日午前6時30分(1)


 

午前5時45分を報せるスマートフォンのアラームが鳴った。

 

「おっと…こんな時間か…。」

と、アラームを止めるクレア。

 

「え?

もう朝?」

と起きるケイ。

 

「あぁ、ごめん…。

起こしてしまったけん…。」

と謝るクレア。

 

「6時半に出撃でしょ?

だったら、起きて準備しないと…。」

と起き上がるケイ。

 

そして

「スオミさん、起きて。」

と、スオミを起こすケイ。

 

「え…?

もう朝なの…?」

と、目をこすりながら起きるスオミ。

 

「おはよう、スオミさん。」

と挨拶するケイ。

 

「おはようございます

ケイさん

クレアさん」

と挨拶するスオミ。

 

「私は風呂に入るけん。」

と言うクレア。

 

「あ…私も…」

と言うスオミ。

 

「その…タオル貸してくれる…?」

と、顔を赤らめるケイ。

 

「もちろん。

ケイに何も教えなかったシン君は、帰ってきたら説教タイムじゃけん。」

と言って、浴室に行くクレア―。

 

 

浴室に入ったクレアは、毎朝欠かさずやっている

水の神への礼拝

を行う。

 

祭壇(神棚)は無いけど…」

と、正座して壁に向かって合掌し

「カン ゴン シン ソン リン コン ダケン

カン ゴン シン ソン リン コン ダケン…」

と読経する。

 

そんなクレアを、不思議そうに見るケイとスオミ。

 

「何をしてるの?」

と訊くケイに

 

「水の神様への礼拝じゃけん。」

と言うクレア。

 

「ショウから聞いたことあります…。

七尾人特有の風習だと…。」

と言うスオミ。

 

 

シャワーを浴びるクレア、ケイ、スオミ。

 

(⋯⋯。)

(……。)

 

昨夜のスオミの

経験済み

を聞いたからか…

 

なぜか、スオミを見てしまうクレアとケイ…。

 

「あの…どうしました…?」

と、クレアとケイからの視線に気づくスオミ。

 

「なんでもないけん★」

「なんでもないわ…★」

と、視線をそらすクレアとケイ…。

 

 

一方で、スオミはケイを見ていた。

 

「何…?」

と、スオミからの視線に気づくケイ。

 

「あ…いえ…。」

と、視線をそらすスオミ。

 

「やっぱり…その…

気持ちいいの…?」

スオミの経験

を訊いてしまうケイ。

 

幸せを感じる

…といいますか…。」

と、顔を赤らめるスオミ。

 

(⋯⋯★)

(……★)

 

スオミの経験談を聞いてしまい、沈黙するクレアとケイ…。

 

 

シャワーから出たものの…

 

タオルはクレアから借りれても…

 

シンから何も教わっていないケイは、着替えを持ってきていない…。

 

やむを得ず、脱いだ下着を着るケイ。

 

女の子にとっては、一度脱いだ下着を着るというのは苦痛だ…。

 

 

午前6時30分―。

 

出撃の時間だ―。

 

クレアは右のコクピットルーム

 

ケイは中央のコクピットルーム

 

スオミは左のコクピットルーム

に入っていった―。

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースを、スロットにセットする。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「クレアッ!!

ガンダムアルフェルグ、出るけんッ!!」

 

「ケイ!!

ブレイズシグー、出ます!!」

 

「スオミ…

ガンイージダッシュ、出ます。」

 

 

クレア、ケイ、スオミの愛機(ガンプラ)が発進した―。

 

 

悠久の地―。

 

ここは

宇宙であり

地上であり

水中でもある

ガンプラが性能を全開にできる

時の流れが止まっている

謎の世界―。

 

 

悠久の地の大地に降り立つ

ガンダ([クレア])ムアルフェルグ

ブレ([ケイ])イズシグー

ガンイ([スオミ])ージダッシュ

 

ケイの新たな愛機(ガンプラ)・ブレイズシグーは、これまで使ってきたシグーの背中に、ブレイズザクファントムのブレイズウィザードを装備した機体(ガンプラ)だ―。

 

 

まもなく、ガンダ([クレア])ムアルフェルグのレーダーに

グフ・コー([チュージ])

デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)

シュヴ([タツヤ])ァルベグレイズ

の機影が映った。

 

《クレア、ケイ、準備はいいか?〉

と訊いてくるチュージに

 

「はい!!」

「はい!!」

と答えるクレアとケイ。

 

《クレアさん、ケイさん、お気をつけて…。〉

と、クレアとケイの見を案じるスオミ―。

 

 

こうして、グフ・コー([チュージ])チを先頭に

デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)

シュヴ([タツヤ])ァルベグレイズ

ガンダ([クレア])ムアルフェルグ

ブレ([ケイ])イズシグー

は、リリィ陣営の発電所目指して進撃していった―。

 

 

進撃を開始して5分ほど経った時だった。

 

ガンダ([クレア])ムアルフェルグのレーダーが、前方から来る、無数の機影を捉えた。

 

「先生!!

来たけん!!」

と、チュージに報せるクレア。

 

《こっちでも捉えた。

どうやら、リリィ陣営の迎撃部隊のようだ…!!〉

と、チュージからの通信が入った。

 

「どうするけん?」

と訊くクレアに

 

《見逃してくれるわけねぇわな…★

総員、戦闘開始だァッ!!〉

と、下令するチュージ―。

 

 

ガンダムアルフェルグのコクピットルームの正面モニターにリリィ陣営の迎撃部隊の機体(ガンプラ)のデータが表示される。

 



 

【機体名】

ハイモック

 

【ガンプラファイター】

NPC

 

【ベースキット】

1/144 HGBF ハイモック

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◯

空中戦 ✕

地上戦 ◯

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◯

 



 

ピンク色のモノアイを光らせながら、無数の黒いハイモックが迫ってくる。

 

そして、右手に持つビームライフルからピンク色のビームを放つ。

 

しかし、ガンダ([クレア])ムアルフェルグはハイモックからの攻撃を回避すると、両腕のラピッドショットを撃ち、ハイモックを撃墜する。

 

その直後、右方向から敵接近を報せる警報音(アラーム)が鳴った。

 

右を見れば、ピンク色の刀身のビームサーベルを振りかざしたハイモックが迫ってきていた。

 

ガンダ([クレア])ムアルフェルグは左腕のパイソンクローで、ハイモックが振り下ろしたビームサーベルを受け止めると、右腕のパイソンクローでハイモックの胴体を突き貫いた―。

 

 

シンの新たな愛機(ガンプラ)

デスティニーガンダム(ニュー)

 

旧HG デスティニーガンダムを、νガンダムっぽい色に塗った機体(ガンプラ)だ。

 

ところで

なぜ、アルファベットのBをニューと読ませている

のか?

 

それは

ν(ニュー)がギリシャ文字の13番目であること

そして

13をくっつけると『B』に見える

ことから

アルファベットのBをニューと読ませている

のだ。

 

なお、シンは空中戦が苦手なため、背中の翼をなくしている。

 

そのため、機動性においては、ベースキットよりも大幅に下回っている…。

 

 

発砲してくるハイモックに対し、的確に攻撃を当てるデス([シン])ティニーガンダム(ニュー)

 

シンの『カテゴリーF』の能力は『反撃絶対命中』。

 

敵から攻撃されれば、シンの反撃は絶対に命中するのだ―。

 

 

突如、敵接近を報せる警報音(アラーム)が鳴った。

 

(えっ?)

と、正面モニターを見れば…

 

やべッ!!

 

ハイモックがピンク色のモノアイを光らせて、右手に持つピンク色の刀身のビームサーベルでデス([シン])ティニーガンダム(ニュー)に斬りかかってきたが、デス([シン])ティニーガンダム(ニュー)は左手のMX2351【ソリドゥス・フルゴール】ビームシールドで受け止めると、右手のMMI-X340【パルマフィオキーナ】掌部ビーム砲でハイモックの胴体を撃ち抜いた。

 

(あっぶねぇ…★

NPCなんかにやられたりしたら、笑われるだけじゃ済まないからな…★)

と、気を取り直したシンは、ハイモックの集団に立ち向かっていった―。

 

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