HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

8 / 8
11月12日午前6時30分(5)


 

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴが撃墜されたのを見たベアトリスは

よくも姉さんを!!

と激昂する。

 

すでにガンダ([クレア])ムアルフェルグのアクティブジャマーの効果は切れているため、レーダーも復活している。

 

ベアトリスは武装スロットから『SA(必殺技)』のフラッシュシステムを選択した。

 

すると、本来、レベッカがコントロールするはずだった5機のハイモックが、ガンダ([クレア])ムアルフェルグに襲いかかっていく。

 

だが、5機のハイモックの四方八方からの射撃も、ガンダ([クレア])ムアルフェルグは冷静に回避し、逆にラピッドショットでハイモックを撃墜していく。

 

ほんの数十秒で、レベッカが呼び寄せた5機のハイモックは全滅してしまった。

 

そして、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンに向けてラピッドショットを撃ってきた。

 

「なんの…!!」

と、ガンダ([クレア])ムアルフェルグからの攻撃を回避するガンダムア([ベアトリス])シュタロン。

 

「おのれ…チョロチョロと…!!」

とベアトリスは、さらに5機のハイモックを呼び寄せる。

 

だが、新たに呼び寄せた5機のハイモックの攻撃すらも、ガンダ([クレア])ムアルフェルグは回避して、逆にラピッドショットでハイモックを撃墜していく。

 

ほんの数十秒で、ベアトリスが呼び寄せた5機のハイモックは全滅してしまった。

 

そ…そんな…!?

と、ハイモックを全滅させたクレアの強さに驚愕するベアトリス。

 

〈さぁ、勝負じゃけんッ!!》

と、ラピッドショットを撃ってくるガンダ([クレア])ムアルフェルグ。

 

ガンダ([クレア])ムアルフェルグからの攻撃を回避し

「いけっ!!」

とアトミックシザーズを展開するガンダムア([ベアトリス])シュタロン。

 

だが⋯!!

 

ガンダ([クレア])ムアルフェルグはラピッドショットで

ガンダムアシュタロンとアトミックシザーズを繋ぐアームを破壊した―!!

 

そんなっ!?

と驚愕するベアトリス。

 

 

ガンダムアシュタロンは、武装のほとんどをアトミックシザーズに集約していた。

 

そのアトミックシザーズを失うと、ガンダムアシュタロンの武器は

頭部のバルカン砲

両肩口のマシンキャノン

ビームサーベル

だけになる。

 

 

「おのれ!!

おぼえておれ!!」

と捨て台詞を吐いて、ガンダムア([ベアトリス])シュタロンは撤退していった…。

 

 

「な…

なな…

なななな…ッ!?

ゼー([ミカ])・ズール

ガンダム([トービィ])ヘビーアームズカスタム

だけでなく

ジェノアス([コーデリア])カスタム

イフリ([アンカ])ート・アンカー

アルカデ([セレスト])ィアガンダム

ガンダム([レベッカ])ヴァサーゴム

が撃墜されたのを見て、怖気づくフーカ…。

 

《どうやら、ここまでのようだな…。〉

と言うマディ。

 

「なんですって?

マディのハッキングとジャミングがあれば…」

と、なおも悪あがきするフーカを

 

《たとえ、ハッキングとジャミングを駆使しても、1分で【ブルーノア】の連中に勝てると思うかッ!?》

と諫めるマディ。

 

マディの愛機(ガンプラ)・ザク・ハッカーのハッキングおよびジャミングの使用制限時間は1分だ。

 

その1分間に、【ブルーノア】の5人全員を撃墜できるのかと言われると…?

 

「たしかに…

今回ばかりは、負けを認めるしかなさそうね…。

悔しいけど、今日はこれで勘弁してあげるわ…★」

と、負けを認めるフーカ。

 

《よし、ずらかろうぜ★》

と、ザク・ハ([マディ])ッカーはレーダージャミングを起動させた。

 

「また会いましょう、チュージ先生★」

と捨て台詞を残して、ジョー([フーカ])ズグーンとザク・ハ([マディ])ッカーは撤退していった…。

 

 

チュージのもとに集まる部員達―。

 

 

時計を見れば、出撃してから25分が経過していた。

 

悠久の地でも、ガンプラが活動できるのは30分だ。

 

「タイムアップだな…。

帰還するぞ!!」

と言うチュージ―。

 

 

結果的に、チュージ達進攻部隊は、リリィ陣営に所属した【サメ軍】によって進行を阻まれてしまったため、本来の目的であった発電所攻撃は完全な失敗に終わった。

 

それでも

味方が誰一人として撃墜されなかった

のが、一番の幸運だった―。

 

 

さて、チュージ率いる進攻部隊が【サメ軍】と戦っている間、カツ率いる発電所防衛部隊は、どうなっていたのか―?

 

じつは

進攻部隊と変わらないほどの激闘を繰り広げていた

のだった―。

 

 

8機の連邦軍カラーのハイザックで構成されたチームが、リリィ陣営のハイモックと交戦していたが、数で圧倒的に劣るハイザックのチームは1機、また1機と撃墜されていった…。

 

さらに、上空からメビウス・ゼロの編隊が襲いかかってきた。

 

地上と空からの立体十字砲火にさらされたハイザックのチームは、ひとたまりもなく、全機撃墜されしまった…。

 

 

カツ率いる【ブルーノア】防衛部隊にも、メビウス・ゼロの大編隊が襲いかかった。

 

「何なんだよ、こいつらッ!?」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルが右手に持つHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンでメビウス・ゼロを撃つ。

 

 

「コイツらは、メグロを拠点とする、メビウス・ゼロで構成されたガンプラバトルチーム【グリマルディ】だ!!」

と、グレ([ヒロ])イテスイージスガンダムが右手に持つビームライフルを撃つ。

 

ヒロの新しい愛機(ガンプラ)・グレイテストイージスガンダムは、1/144イージスガンダムの背中にガンダムGP01フルバーニアンのバックパックを装備した、青、白、赤のトリコロールカラーで塗られた機体(ガンプラ)だ。

 

なんと、ユニバーサルブースターポッドを超高性能レーダーポッドに改造しており、強力な索敵能力と通信機能を持つ。

 

なお、ベースキットに1/144コレクションキットを使用しているため、変形機能は無い。

 

 

「おいッ!!

よせッ!!

やめろってッ!!」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルの隣で戦っていた、他チームに所属しているザクⅢが空に飛び上がるのを見たミッツが、やめるように呼びかけた。

 

ザクⅢのファイターは、地上で迎撃するよりも、空中で迎撃した方が有利だと考えたのだろう。

 

しかし…

 

メビウス・ゼロに向けてビームライフルを撃つザクⅢだったが、ザクⅢの攻撃はメビウス・ゼロにかわされてしまい…

 

逆に、メビウス・ゼロが射出したガンバレルによるオールレンジ攻撃をくらってしまい、最後はメビウス・ゼロ本体のリニアガンで撃たれ、ザクⅢは撃墜されてしまった…。

 

「だから言ったろ…ッ!!

あんなヤツら(メビウス・ゼロ)にヘタな空中戦挑んだら、ガンバレルの餌食になっちまうんだよ…ッ★」

と嘆くミッツ…。

 

(!?)

 

正面モニターを見れば、ザクⅢを撃墜したメビウス・ゼロがスーパ([ミッツ])ージムスペシャルの方に向かってリニアガンを撃ってきた。

 

メビウス・ゼロからの攻撃を回避したスーパ([ミッツ])ージムスペシャルは、右手に持つHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンで反撃する。

 

スーパ([ミッツ])ージムスペシャルの攻撃は、メビウス・ゼロのリニアガンに命中した。

 

リニアガンを破壊されたメビウス・ゼロは撤退していった…。

 

(あんなところに当たるなんて…

まぐれ当たりとはいえ、ラッキーだったぜ…☆)

と、ほくそ笑むミッツ―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。