HG ガンダムビルド⋯ビビッドアーミー・悠久の地大戦編・   作:星龜

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11月11日午後11時(6)

 


 

さて、チュージ率いる【ブルーノア】進攻部隊が【サメ軍】と戦っている間、カツ率いる【ブルーノア】防衛部隊は、どうなっていたのか―?

 

じつは

進攻部隊と変わらないほどの激闘を繰り広げていた

のだった―。

 

 

8機の連邦軍カラーのハイザックで構成されたチームが、リリィ陣営のハイモックと交戦していたが、数で圧倒的に劣るハイザックのチームは1機、また1機と撃墜されていった…。

 

さらに、上空からメビウス・ゼロの編隊が襲いかかってきた。

 

地上と空からの立体十字砲火にさらされたハイザックのチームは、ひとたまりもなく、全機撃墜されしまった…。

 

 

カツ率いる【ブルーノア】防衛部隊にも、メビウス・ゼロの大編隊が襲いかかった。

 

「何なんだよ、こいつらッ!?」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルが右手に持つHWF GMG・MG79-90ミリ ブルパップマシンガンでメビウス・ゼロを撃つ。

 

 

「コイツらは、メグロのガンプラバトルチーム【グリマルディ】で間違いないケンッ!!」

と、アンタ([ショウ])ーレスが右手に持つアンターレスライフルを撃つ。

 

 

「聞いたことあるよ!!

たしか、メグロを拠点とする、メビウス・ゼロで構成されたガンプラバトルチームだったね!!」

と、バックパックのダブルガトリングガンを撃つヒロの新しい愛機(ガンプラ)・グレイテストサーペントイージス。

 

グレイテストサーペントイージスは、グレイテストサーペントの両肩にレドームを付けて、索敵や通信能力を強化した機体(ガンプラ)だ。

 

 

「敵は空だけじゃないケン★」

と、地上のハイモックに向けて、右手に持つビームガンを撃つアル([ザマ])デヴァーラン。

 

ショウの彼氏のザマの愛機(ガンプラ)・アルデヴァーランは、旧キットの宇宙戦用ジムコマンドとBB戦士のガンダムGP01フルバーニアンのミキシングガンプラだ。

 

機動性は向上しているものの、武装関係にはまったく手をつけていないため、戦闘力が低いのが弱点だ…。

 

 

「おいッ!!

よせッ!!

やめろってッ!!」

と、スーパ([ミッツ])ージムスペシャルの隣で戦っていた、他チームに所属しているザクⅢが空に飛び上がるのを見たミッツが、やめるように呼びかけた。

 

ザクⅢのファイターは、地上で迎撃するよりも、空中で迎撃した方が有利だと考えたのだろう。

 

しかし…

 

メビウス・ゼロに向けてビームライフルを撃つザクⅢだったが、ザクⅢの攻撃はメビウス・ゼロにかわされてしまい…

 

逆に、メビウス・ゼロが射出したガンバレルによるオールレンジ攻撃をくらってしまい、最後はメビウス・ゼロ本体のリニアガンで撃たれ、ザクⅢは撃墜されてしまった…。

 

「だから言ったろ…ッ!!

あんなヤツら(メビウス・ゼロ)にヘタな空中戦挑んだら、ガンバレルの餌食になっちまうんだよ…ッ★」

と嘆くミッツ…。

 

 

紫色に塗られたメビウス・ゼロが、ガンバレルを射出した。

 

射出されたガンバレルは、地上にいる、マゼラトップ砲を持ったガルマ専用ザクⅡを撃つ。

 

ガルマ専用ザクⅡはガンバレルに四方から撃たれ、メビウス・ゼロ本体のリニアガンにとどめをさされた。

 

その光景を見て、驚愕するショウ。

 

すると…

 

(!?)

 

紫色のメビウス・ゼロは、アンタ([ショウ])ーレスに狙いを定めた。

 

アンタ([ショウ])ーレスに向けて、ガンバレルを射出する紫色のメビウス・ゼロ。

 

だが!!

 

(ソレガシ)を甘く見んなケンッ☆」

と、アンタ([ショウ])ーレスは空に飛び上がり…

 

「ハァッ!!」

と、右手に持つアンターレスライフルと、左手の掌のビームバルカンを撃ち、ガンバレルを2基破壊する。

 

そして、もう一度、アンターレスライフルとビームバルカンを撃ち、残りのガンバレルも破壊した。

 

そして、紫色のメビウス・ゼロの、やや上に位置取る。

 

メビウス・ゼロ本体のリニアガンは、機体下部に装備されているため、砲身を左右に向けることはできても、上下に動かすことはできない

 

しかも、メビウス・ゼロ本体の上面には、武器は何も装備されていない

 

だから、メビウス・ゼロ本体よりも高い位置に来れば、メビウス・ゼロは何もできなくなる

のだ。

 

もらったァッ☆

と、左手の掌のビームバルカンの銃口から発振させたビームサーベルで、紫色のメビウス・ゼロの本体を真っ二つに斬った。

 

紫色のメビウス・ゼロは爆発したものの、本体前半分の大気圏突入ポッドが分離して逃亡していった。

 

実際には、この

大気圏突入ポッドも破壊しないと、メビウス・ゼロは撃墜とは見做されない

のだが、無抵抗の者を追いかけまわすほど、ショウも執念深くなかった―。

 

 

コア([カツ])トップライザーは、メビウス・ゼロとドッグファイトをしていた。

 

メビウス・ゼロの背後にピッタリとつくコア([カツ])トップライザー。

 

メビウス・ゼロは背後に張り付いているコア([カツ])トップライザーに向けてガンバレルを射出したが、ただでさえ扱いが難しいガンバレルで、背後から追跡してくる敵を攻撃するなど、できるものではない。

 

案の定、ガンバレルからの攻撃は、コア([カツ])トップライザーには1発も当たらなかった。

 

「さらばだッ☆」

と、ダブルビームライフルを発射するコア([カツ])トップライザー。

 

コア([カツ])トップライザーのダブルビームライフルで撃たれたメビウス・ゼロは爆発したが、大気圏突入ポッドが分離して逃亡していった―。

 

 

しかし…

 

防衛部隊の必死の奮戦にもかかわらず、発電所は1基、また1基と破壊されていく…。

 

右手の方に、爆炎があがった。

 

発電所が破壊されたのだ。

 

《ちくしょうッ★

またやられたッ★〉

と叫ぶミッツ。

 

「これで27基目か…。

これ以上、破壊されるのは、まずいな…。」

と、顔をしかめるヒロ。

 

その時、グレ([ヒロ])イテストサーペントイージスが、命中しなかったが、何者かに撃たれた。

 

「敵は空だけじゃなくて、地上にもいたんだったな★」

と、苦笑するヒロ。

 

だが…

 

敵機のデータを見たヒロは驚愕した。

 



 

【機体名】

ブーステッドガンダムヴァーチェ

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◎

地上戦 ◎

水中戦 ◯

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 ◯

 

【ベースキット】

1/144 HG ガンダムヴァーチェ

 

【種別】

汎用型太陽炉搭載モビルスーツ

 

【属性】

 

【アビリティ】

TRANS-AM

 

【ファイター】

ケンタ

 

【所属陣営】

リリィ

 

【所属チーム】

チェーロ・ブル

 



 

「ケ…ケンタ…?

ケンタなのか…!?」

と訊くヒロ。

 

〈えっ?

ヒ…ヒロ先輩…!?》

と、通信機から聞こえる声は、まさしく、ケンタの声だった―。

 

 

(ど…どうしよう…。

ここに【ブルーノア】のみんながいるなんて…。)

と苦悩するケンタ。

 

《何をしている、新入りッ!!

目の前に敵がいるんだぞッ!!〉

という通信が入った。

 

「えっ!?

そ…その…」

と、答えに困窮するケンタ。

 

ブース([ケンタ])テッドガンダムヴァーチェの右隣に、ガンダムヘビーアームズの改造機が来た。

 

《なんだよ?

サーペントじゃねぇか。

アレだったら、おめぇでも勝てるだろ?〉

と言ってくるガンダムヘビーアームズの改造機のファイター。

 

「む…無理だよ…。

先輩に譲るよ…。」

と言うケンタ。

 

《あぁ?

何言ってんだ、てめぇ?

まぁいい。

ヤツの相手はオレにまかせろ。

おめぇは発電所を破壊しろッ!!》

と言うガンダムヘビーアームズの改造機のファイター。

 

「わ…わかった…。」

と、去っていくブース([ケンタ])テッドガンダムヴァーチェ―。

 

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