この私、傲慢の罪エスカノール様が青春物語を壊すことを許さない 作:廻間
復刻のガチャは天井でした。
こんにちは、エスカノールです。我に合う銃の制作のためにミレニアムのエンジニア部に依頼しているのだが…
「ふふふ、君はどうなっているんだい?」
「まぁ我だからな」
そう、今さっきの握力計以外にも測定を終え、エンジニア部の部室に戻ってきました。
「すべての記録が最新記録だよ…スポーツ頑張ってる子が可哀そうになるよ」
体力テストの種目をやり、すべてオール10の限界突破しました。さすがはこの我の力。そのおかげかホシノやユメには引かれていますね。
「あなたがおかしいのは分かっていましたが…数値に出すと改めて実感しますね」
「エ、エスカノールくんは強いね!」
「はぁ…ウタハよ」
「何だい?」
「我の銃を作ることは出来るかな?」
「うーん…正直に言うと今は無理かな」
「やはり、最先端であるミレニアムでも我の力に耐えられるものは無理なのですね」
「ん?何を言っているのだい?私は今の状態では無理といったんだよ」
「え?できるの?ウタハちゃん」
「あぁ、とりあえず測定器たちだけでは分からないが、君の使っている武器であるその斧を調べていけば作れると思うよ」
「ふむ、一理あるな」
確かに、原作の方でも神斧リッタはエスカノールの力に耐えられていたな…そういう意味ではこれを製作した鍛冶師はすごいですね。
「そういうわけだから、その斧を調べさせてもらってもいいかい?」
「いいでしょう。それで我の銃を製作することが出来ますか?」
「そうだね…ここまで言ったんだ、この依頼達成してみるさ…所で銃はどういうのを所望かい?」
「ふむ、遠距離武器が欲しいですね」
「…意外だね、君は近距離で戦うのだろう?」
「えぇ、ですが今の我々の装備を見て考えた結果ですね」
そうこの時代のアビドスは近距離に特化しています。ユメが拳銃と盾によるタンク、今の私は斧を持っての前衛、ホシノはショットガンでの遊撃となります。
今はこれでも良いのでしょうが、何が起こるか分からないのがキヴォトスなので用意するに越したことはないでしょう。
「それに遠距離からの攻撃はロマンがありますからね」
「ほう…分かっているではないかエスカノールくん!人間の原動力はロマンといっても過言じゃないからね」
「そうなのですか?私には分かりませんが…」
アルのような狙撃は憧れますからね。男はそういう生き物ですから。
そういうわけで、ウタハと私は話し合いをした結果、調べ終わるまではミレニアムで観光することになりました。
「はぁ…とりあえず何とかなりそうですかね?」
「えぇ、これにより晴れて私はキヴォトスの生徒になれますね」
「いやもうエスカノールくんはアビドスの生徒だよ!」
「そういう意味ではないですよユメ先輩…」
「とりあえず、お昼もまだでしたので食べに行きましょうか?」
「賛成ですね。さすがにお腹が減ってます」
「もうぺこぺこだよ~」
そう話しながら歩いていると…
「おい!そこの大男待ちな!」
後ろから声を掛けられました。振り返ると、ネルがいました。えぇ?何かやらかしましたっけ?
「はぁ…なんでしょうかお嬢さん?」
「なっ!お嬢さんじゃねぇよ!」
「あぁ失礼しました、少女よ」
「だから少女じゃねぇよ!…ったく、とりあえずお前と話したいんだが、今いいか?」
「今から食事をしようと思っているので少し待ってほしいですね」
「おう、それは良いってことか?」
「えぇ…
「ちょっと待ってください!」
「ちっ…なんだよピンク髪の」
「いやあなたこそなんですか!いきなり話しかけておいてその態度は!人にものを頼む態度じゃないですよ!」
なぜか、ホシノが獣のようにグルルと唸っている幻覚が見えました。それを見てユメ先輩が宥めてますね。
「まぁまぁホシノちゃん落ち着いて」
「でも、ユメ先輩!」
「そんなにピリピリすんなよ…しわができるぜ」
「誰が言ってるんですか!もう!」
「はぁ…とりあえず食事しながらでいいのなら話を聞きますよ」
「ちょっとエスカノール!」
「落ち着きなさい、ホシノよ。それに私に突っかかってくるその度胸には称賛することができますからね」
「いちいち偉そうだなお前」
「それが私ですから」
「むがー!!」
「どうどうホシノちゃん!」
横の方でホシノが何か叫んでますね。スイーツでも奢りましょうか。
少女達食事中…
「それで私に何の用ですか少女よ」
「だから少女じゃねぇよ!」
「失礼、名前を聞いてなかったので」
「はぁ、次少女っていうなよ…次言ったらボコす」
よく分かりませんが、ホシノからオーラが出たような…気のせいですね()多分ですが。
「善処するとしましょう」
「…まぁいい、私の名前は美甘ネルだ。ここミレニアムの1年でし…メイド部に入っている」
「はぁ…あなたがメイド何ですか?」
「何か想像できないかも…」
「メイドつっても家事もやるが、戦闘もする部活だからな」
「なるほど、ではそちらが自己紹介してくださったのですから、こちらもしますか」
「はいはーい!私の名前は梔子ユメだよ!アビドス高校の3年生!生徒会の会長をしているよ!」
「…私の名前は小鳥遊ホシノです。1年生で生徒会の副会長です」
「そして私はエスカノールです。七つの大罪傲慢の罪(ライオン・シン)にアビドス高校1年である。生徒会の書記をしている。そしてキヴォトスの頂点に立つ男でもある」
「…へぇ?アビドスといえば砂だらけのところか」
「えぇその認識で間違っていないですよ」
「やっぱりお前らで間違いなさそうだな」
「やっぱり?」
「あぁ、噂は聞いているぜ?アビドスには暁のホルスと言われている小鳥遊ホシノと、キヴォトス最強の男エスカノールは不良たちの会話でもよく聞くぜ」
そんなことが起きていたのですね。というかホシノにその二つ名は言わないで欲しいですね。さっき以上に不機嫌になってますし。これも全部黒服が悪いですね。
「はぁ…あまりその二つ名は言わないでください。私は好きじゃないので」
「そ、そうか?それはすまなかった」
「えぇ、そうして頂けるとありがたいですね」
「まぁそんな噂を聞いたからさ、いつか戦ってみたいと思ったわけよ」
「ん~?ネルちゃんはメイドさんなんだよね?」
「ネルちゃん言うな!…あー、さっきのは言い方悪かったからそんなに睨むなよ」
「次、敬語じゃなかったら潰す」
「ホシノよ落ち着きなさい」
誰かこのホシノを落ち着かせてほしいですね。とりあえず撫でましょうか?
「なっ!なんですかエスカノール!」
「いえ、機嫌がよくなさそうなので考えた結果撫でただけです」
「あぁー!!子ども扱いしないでください」
「それは失礼しました」
ここまで言われてしまったので撫でるのはやめましょう。…後でネットで調べますか。
「…ぁ」
なんかホシノがシュンとしているのですが?どうなっているのですかこれ?
「何を見せられているんだ?」
「これは失礼しました、取りあえず私と一戦したいということですか?」
「あぁそうだ。私は強者と戦いたいからな、そしてそいつに勝ちてぇと思ってるからな」
なるほど、ネルらしい理由ですね。さすがは未来のダブルオーさん。
「ではその話受けましょう」
「本当か!」
「えぇ二言はありません」
「ちょっとエスカノール!戦うにしても武器は今無いじゃないですか!」
「うん、私としてもエスカノールくんにはあまり戦ってほしくないかな」
「はっはっは、もう言ってしまったのですからここで引いたら男が廃ります」
「もし危なくなったら介入してもらって構いませんから…ネルさんもいいですよね?」
「あぁ、私としては戦えるなら何でもいいぜ」
「二人とも、これでいいですか?」
「…はぁ、分かりましたよ」
「でも、本当に危なかったら止めるからね」
「えぇ分かりました」
「じゃあ移動しようか…こっちの練習場があるからそこでやろうぜ」
「いいでしょう」
こうして観光から一転してネルと戦うことになり、向かうこととなりました。
どうもです。気が付いたらトラブルを呼ぶエスカノール君です。
さて次回は今の彼がミレニアム最強候補に勝つことが出来るのでしょうか。
お楽しみ。
他キャラだけの話っている? ホシノ語りだけの回とか
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いる
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いらない