700人突破してた評価も増えてた……アカン、震えが止まらへん。
神にして怪物。
鱗の一部と成り翼と成った
バビロンを開かせし
二つの完全聖遺物と携え、真なる力を解放せし存在。
そして横たわる巫女の名を使い、宣言の如く名を告げた。
対するは英雄譚と後に語られる初期より活躍する三振りの歌姫たち。
一人は撃槍、一人は絶刀、一人は魔弓。
ただの人であり、聖遺物を纏うだけの者たち。
一人だけ今はまだ融合した人ならざる者でもあるが後はそうなる運命。
歌姫たちはそれぞれの共鳴せし聖遺物を身に纏う。
※ ※ ※
愉快…愉悦…まさにハイってやつだァ!!!
皮肉なのは、
まぁ憎き敵の力を使うのもまた良しってことで!!
無印ラスボス化計画は無事に達した!
後はこいつらをどう痛めつけながら本編のようなラストをするかだよね。
「喜べ
その言葉を合図のようにして、
すると私の背後からより多くの黄金の波紋が――
「な、なにあれェ!?」
「まさかソロモンの杖の
「笑止! 機能拡張をすれば、ノイズの召喚だけに飽き足らず、宝物庫そのものへの
「何を訳の分かんねぇことを…それにノイズを召喚したところで!!」
誰がノイズを使うと言ったのかしらね?
青ざめるといいわ。
「ノイズを召喚する? 否! 真なる使い方はノイズにあらず!!」
すると
妖刀、魔剣、魔槍、聖剣、魔弓、魔杖……過去から未来に至るその全てが、それらの原点。
神秘を纏いし宝具…その全ての矛先を三人へ向ける。それを見た三人は絶句していた。
そして
爆破に巻き込まれて吹き飛んだ彼女たちは、倒れたもののシンフォギアの力によるものか立ち上がる。
多分バリアフィールド的な効果に寄るものだろう。
「今の図り切れない威力――まるで完全聖遺物!」
「ふざけんな! てことはあそこから出たのは全部完全聖遺物って言いたいのか!?」
へぇ、意外にもすぐわかったのね。
再装填として新しいのを半分だけ黄金の波紋から出す。
「仮にそうだとしても…そのやり方であれば数に限りがあるはず!!」
「フッ、あると思うてくれるな。王の財は常に増え続けている。それにだ、よく見ろ」
着弾地点を見れば確かにさっき放った宝具が多く突き刺さったり転がっていたりしている。
けどそれらは全て霧のように黄金の光の粒となって消滅した。
「着弾した
対象に刺さったり、周囲に突き刺さったりした宝具は全て消える。
最も対象に握られたものは消えないという謎があるけど。
Fakeとかだと『アルケイデス』に防がれた宝具はそのまま放置されてたし、『リチャードⅠ世』にも何本か勝手に使われるまであったからな。
それに昔、バーサーカーがその一つを手に取って英雄王を殺した際も、その宝具だけは消えなかった。
そこらへんよくわからないんだよね……まぁトッキブツたちに取り出されるよりかはマシだ。
「ンなのありか!?」
「ルールなどないのが戦争。戦争で残るは勝者と敗者の結果のみ。それ、もっと踊って見せよ」
再び放射して攻撃する。
今回は連続で何度も何度も。
三人は必死に避けていく。
「くっ! このままでは…!!」
「近づけない!!」
「クソったれェ!!」
クリスが一瞬の隙を見てミサイルを形成して撃ってきた。
けど私は
黄金の雷撃がミサイルを砕き、そのままクリスの周囲を襲った。
「ンなのまで…何でもありかあれは!?」
「どうすれば……!!」
周囲の宝具は全て回収してっと……三人ともどうするか悩みまくってるねぇ。
おまけに本来ならフィーネが相手して、クリスが発射前に飛び上がって絶唱で相殺するはず。
だけど今回は違うし、その隙すらほぼ無いと言える。
後ろを見れば、
「もはやこの身に置換した
「調子に乗るな外道!! こちらとて数は増やせる!! 雪音ェ!!」
「ッ! そういうことか! 乗ったァ!!!」
すると翼は剣を掲げ、クリスは腰部を展開と同時に背面からもミサイルを多く形成させながらガトリングを手に持つ。
――千ノ落涙
――MEGA DETH QUARTET
なるほど、確かに数には数。
士郎も英雄王に勝てたのは宝具を固有結界内で複製したり、先に用意していたから。
天敵にアーチャーが挙げられてるのもあるしね。
蒼い剣の雨が、赤い多種なミサイルが迫ってくる。
私は
互いの一斉攻撃が着弾して、煙幕が戦場を包み込む。
「――今だ立花!!!」
「ッ!」
翼の声と共に、煙幕の中から響が真っすぐ私の前に出てきた。
さっきのは私が攻撃に意識が向くようにするための陽動で、同時に爆破による煙幕で目くらましが目的だったってこと!?
まずい、三人の中じゃ戦闘能力は低いとはいえ、神殺し…こっちは怪物でも複合神性があるゴルゴーン!攻撃を受ければ効果を食らうことになる!!
「おりゃあッ!!!」
「――
鱗の一部と成った
すると私の背筋あたりから
「――ガッ!!」
「――ぐぁッ!!」
だけど遅かったのか、響の拳が私の腹部に届いて、凝縮されたエネルギーを叩きこまれてしまった。
しかもとんでもない痛みが…これ、複合神性と成ったゴルゴーンだからか、やばい程に激痛が伝わってくる。
煙幕が晴れる中、私は前方を睨む。
「…?」
翼…響……ッ!?
クリスがいない!!
「まさか!?」
咄嗟に上を見上げれば、ミサイルに乗って夜空へ向かうように一気に浮上しているクリスがいた。
「だが!!」
急いで全てを閉じた後、大きな黄金の波紋を展開し、それを真横に出して標準をクリスへ向ける。
それはかけがえのないバーサーカーが生前、「ヒュドラ殺し」で使った弓の原典である巨大な弩。
「
急に身体全体に激痛が走りだした。
床に両膝をついてせき込む……これは、神殺しの効果がまだ!?
一瞬緩んだせいで、
その間にもう既に――世界に一人の少女の
――Gatrandis babel ziggurat edenal
――Emustolronzen fine el baral zizzl
――Gatrandis babel ziggurat edenal
――Emustolronzen fine el zizzl
魔術で強化した魔眼で目を細め見れば、
さらにギアを変形させて、巨大な砲台……いや、レーザー砲のようにしていた。
躊躇いなどない…罪滅ぼしも重ねた夢を叶えるがための自己犠牲って感じね。
そして
だけどクリスもまたそのエネルギーに向けて解き放ち…二つのエネルギーが正面から衝突し合った。
「一点集束…やはり絶唱によって押し止めたか」
激しく押し合う二つのエネルギー…魔術で火力を追加すれば突破など容易いだろうけど、下手すれば……なら、ここは本編通り見届けよう。
そう思いしっかりと見れば、ゆっくりとクリスのエネルギーは弱まり始めた。
そしてついに、クリスのエネルギーが消え、
「……やはり、僅かながらに逸らされたか」
視線を少し下にずらせば、光の粒を漏らしながら森へ落下している一人の影がある。
やっぱり、一度は散るのねクリス……響たちを見れば、目の前で起きた残酷な真実に悲しみと絶望を覚えていた。
「称賛しよう魔弓。貴殿の行いし行為は、この世界でも確かに希望という名の勝利へと、確かに繋いだ」
静かにクリスへ称賛を送る言葉を呟く。
二人を見れば、翼はアームドギアを握るその拳が力みによって震えている。
そして響は四肢を地に着けて悲しみを表すように、世界に悲鳴を上げた。
Q.フィーネはどうなったの?
A.ずっと横たわって、精神的に病んでいます。彼女がどうなるかは既に決まっているので次回にでも。
Q.これ主人公たち詰みじゃない?
A.ちゃんと次シーズンにも行きたいので、勝たせる気でいます。
それに一方的というのは面白いもあれば面白くもないのもありますから。
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