再スタートキヴォトス   作:猫と兎の総力戦

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 評価とお気に入り登録は貰えましたが、ご感想が貰えなかったので拗ねました。プチおぎゃりします。ひぎゃあ、それでは本編を楽しんでください。




補修授業部(後半)

 さてと…会議も終わって、さっさと一つ目の仕事を済ませるべく部室に来たが…まぁ予想通り、補修授業部の部長さんが居た。

 

 

「あはは…」

 

 

「……理由当ててやろうか、どうせペロロ関係だろ」

 

 

「はい、ペロロ様のゲリラライブとテストの日程が被ってしまいまして…それで…」

 

 

「テストとライブを天秤に掛けてライブが勝つことあるのかよ」

 

 

 まぁ…ヒフミのペロロ狂は今に始まったことじゃないし、そんな驚くことでもないか。よくブラックマーケットに考え無しに行くって、時たまハナコからモモトークで苦情が来ることもあるし。

 

 

「取り敢えず次、行くか。えーっと、次は…全員正義実現委員会の所にいるのか、まぁ楽だし良いか」

 

 

 さっさと正義実現委員会の本拠点に向かうため準備をしているとヒフミに手を握られる。

 

 

「えっと…久しぶりに会ったので、良いですか?」

 

 

「ア゜」

 

 

 なんという不意打ち…鼻血が出そうになったがギリ耐えた。久しぶりだからこそこういう不意打ちを避けようとしていたが…

 

 

「……良いぞ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

"ふむ…クックッ…最高の眺めですね…"

 

 

 そんで先生がたまになる黒服化現象は何なんだ、あれ絶対偶然とかじゃなくて意図的にだよな。てことは黒服とも一度は会ったことがあるのか。

 

 絶対碌でもない話だったんだろうなぁ…前にホルスがなんやらとか言ってたし…多分その件だろう。今度ちょっと会いに行くか。

 

 

「……ここか、昔に一度は見たことあるが、近くで見るとより一層大きく感じるな。やっぱトリニティは色々と金かけてんなぁ〜」

 

 

 さて、それじゃご会場〜…と。たしか残りの部員は…

 

 

「あら?古食ちゃんとヒフミちゃん、お久しぶりですね♪」

 

 

「またやってる…」

 

 

 本拠点に入って早々目に入ったのは水着姿の『浦和ハナコ』、恐らく水着で徘徊でもして正義実現委員会に捕まったのだろう。

 

 

「ち、ちょっと!!アンタどうやって出たの!?監視が居たはずでしょ!?」 

 

 

「ああ、それならちょちょいっと…♡」

 

 

 ハナコに呆れていると、奥から大きな声を出して走ってくる人が一人。資料の顔写真と照合するに、この人…もとい『下江コハル』で間違いないな。

 

 

「と、とにかく早く牢屋の中に戻りなさいよ!!」

 

 

「すまんがソイツに用が…」

 

 

「立て籠もり犯、捕まえてきました!」

 

 

 牢屋に押し戻そうとするコハルにハナコに用があることを伝えようとすると、後ろからまたもや大きな声が響き、ぞろぞろと正義実現委員会のメンバーが入ってくる。

 

 その中に一人、黒の中では嫌でも目立つ白色の頭が見える。どうやら、最後の一人も見つかったようだ。

 

 

「……もう少し催涙ガスがあればあともう少しは粘れた」

 

 

「はいはい、大人しく捕まるっすよー」

 

 

 『白洲アズサ』、今回の補修授業部の対象だ。それじゃ全員見つけたことだしさっさと連れていこう。

 

 

「そこのアズサとハナコには用があるから連れて行くが、良いか?」

 

 

「はぁ?ダメに決まってるでしょ!?コイツらは牢屋の中で反省させるの!!」

 

 

「まぁまぁ、コハル。この方達はシャーレの先生とその関係者ですし、生徒会長からの指名ですから」

 

 

 猫のように威嚇し、私の質問を否定するコハルになんか色々デッケェ人が宥めて説得する。その後は諸事情などを色々話し、こちらも説得に加勢する。

 

 

「まぁ、良いんじゃないの?変態と犯罪者、そんな二人に更にバカという称号が付くなんて、笑い物よね!私がそんなとこ行ったらもう恥ずかしくて死んじゃうわよ!!」

 

 

「……言いづらいが、お前もだぞ」

 

 

「…え?」

 

 

「補修授業部の部員はお前で最後だな、コハルは…ただ単にテストの点数が悪すぎ、だと。次赤点取れば退学だ」

 

■■■

 

 で、今に至る。正直言ってあれは普通に笑いそうになったが、先生から背中を(つつ)かれなんとか耐えた。

 

 

"あれ…もうお菓子なくなったのか、少し残念かな"

 

 

「なら買ってこようか?私なら本気で走れば数秒でエンジェル24まで着くが…」

 

 

「アンタの身体能力はどうなってるのよ……普通500m先の所に数秒じゃ行けないわよ」

 

 

 コハルにツッコまれているとお腹に手を回され膝に座らされる、もしやと思い身構えていると、後ろかは髪に顔を埋められ、呼吸音が明確に聞こえる程大きく吸われる。

 

 またか…最近これされる頻度が高くなってきた気がする。これちょっとくすぐったくて苦手なんだよな…まぁ、先生もお疲れだし、我慢するか。

 

 

「む…!」

 

 

「あらあら…♪」

 

 

「え、エッチなのはダメ…」

 

 

 しばらく先生に吸われているとヒフミの嫉妬の視線に気付く。何故嫉妬されているのか分からないが、取り敢えず離れた方が良さそうだ。

 

 

「む…むむっ…」

 

 

 あれ…意外と先生の抱き寄せる力が強い。いやまぁ、もう少し力を込めれば余裕で剥がせはするんだが、これ以上強くしたら先生の腕が折れないか心配…なんだよな。

 

 し、仕方がない…もう少し我慢するか。今はこの力が恨めしい、というより、先生がさらに深く顔を埋めてきたせいで余計にくすぐったく…

 

 

「ひゅんっ…」

 

 

 もうこれ、先生起こした方が早いんじゃないかな。これ以上はヒフミに何かされかねないし…仕方がない、先生には悪いが起こさせてもらおうかな。

 

 

「先生…起きて…」

 

 

 身動きが取れないため、軽く肘でちょんと突っついて起こそうとするが、余計に力が強くなるばかり。これって…あぁ…詰みだ。

 

 先生から離れることを諦め、ボーッとしているとヒフミの怒った表情が目に入る。困惑と焦りを感じていると、こちらに歩みよってくる。

 

 マズい…非常にマズい。ヒフミのあの微笑みながら怒って近寄ってくる時は大抵、とてつもないお仕置きが待っているのだ。逃げたい…逃げたい が、生憎私は先生に捕まってしまっていて逃げれない。

 

 

「待ってくれヒフミ。落ち着け、頼む、お願いだ話し合おう。きっと話し合えば分かる。な?」

 

 

「話し合いません」

 

 

 終わった…もうダメだ。私はめちゃくちゃにされて今生(こんじょう)を終えるんだ…二度目の人生、そこそこ楽しめたよ。

 

 

「んっ………?」

 

「わ、私だって古食ちゃんを甘やかしたいんですよ?」

 

 

 死を覚悟していると、唐突に頭に手を置かれて撫でられる。突然の行動によく分からずにいると、ヒフミが本音を漏らしつつも、私を甘やかす。

 

 

「こ、殺されなくてよかったぁ……」

 

 

「私を何だと思ってるんですか?流石に人を殺しはしませんよ……このあと覚悟してくださいね?

 

 

「わりぃ……私死んだ……」

 

 

 嗚呼…私はきっとこのあとヒフミに食われるんだ…また食われるのか。ヒフミはちょっとたまにやりすぎるから少しキツいんだよなぁ…

 

 は、腹を括れ古食。きっとお前なら耐えれる…はず。……次の日には影響出ない程度で勘弁してほしいなぁ。

 

 

"ん……あれ、寝ちゃってたのか。ごめんね古食、じばらく拘束しちゃって"

 

 

「いや、気にしなくて良いぞ。それにある意味助かっていたから」

 

 

 そんなことを良いながら先生から離れる。さて、これからが本番だ。()()()に備え、軽く準備運動をする。

 

 

「……古食ちゃん?」

 

 

「さて…と。逃げるんだよーーっ!!ヒフミーーっ!!どけーっヤジ馬共ーっ!!ヤジ馬なんていないけど!!」

 

 

"わぁ〜っ!!なんだこの娘ーっ……これで良いかな?"

 

 

 ウィンドブレーカーを手に取り、一拍置いて窓から屋根へと移り、そのまま屋根の上を転々としてヒフミから逃走する。

 

 流石にこの速度には追いつけないだろう、さて。逃げ場所を考えていなかったな、シャーレか丘か…まぁ、丘で良いか。

 

 

 そのまま少し方向を変更し、近くの丘へ向かう。あー…お菓子でも買ってから行こうかな。いつもので良いや。

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

「とうちゃーく……」

 

 

 いつものサワークリーム味のポテチと、知育菓子のグミつれたを持って丘に腰を下ろす。以前筆者がグミつれたを食べてみたがグミは釣れなかったらしい。

 

 

「やっぱりここですか、古食ちゃん」

 

 

「なっ…ひ、ヒフミ!?」

 

 

 何故ヒフミがここに…!?もしや思考を読まれて…?い、いくらなんでも流石にそれは無理だろ。

 

 

「直感半分、あと古食ちゃんならここに来るだろうと思いまして」

 

 

「さ、流石は幼馴染……油断できぬ」

 

 

「さて、では……」

 

 

 マズいお仕置きをほっぽり出して逃げてきたんだった。ど、どうする……?別に逃げても良いが、帰った後のお仕置きが怖い…

 

 

「ヒフミ、話し合おう……な?」

 

 

「はい、私もそのつもりで来ましたから」

 

 

 あ、あれ。てっきりお仕置きされるものかと思ったが……どうにも違うらしい。なんだ、ただの杞憂だったのか。

 

 む…なんかシリアスな雰囲気になった気がする。私こういうの苦手なんだけどなぁ…ポテチ食べて気を紛らわすか。そういや水ないからグミつれた作れないじゃん。

 

 

「少し、話したいことがあります。古食ちゃんが、この件に関わっている理由です」

 

 

「うーん…どうにも先生の護衛らしい。詳しいことは私にも分からないけど……」

 

 

「嘘…ですよね」

 

 

 なんとも鋭い、まぁ実際に嘘なんだが…あまり本当のことは言いたくないんだがな……

 

 

「なんで先生の護衛が必要なんですか?今回は私達に勉強を教えることが目的、戦闘のような物とは微塵も関係ないはずです。それなのに護衛がいる、ということは何か別の目的があるんですよね?」

 

 

「なーんでこんな鋭いかな……いつもはドジで可愛いのに。まぁ……本当のことは言うつもりはないが、正解だ。勿論ヒフミ達に勉強を教えることも目的として存在はしているが、それは第二の目的として、第一の目的が存在している」

 

 

「……どうしても、教えられませんか?」

 

 

「ああ、これを知ったら最悪のことが起きる気がするんだ。私は勘が良いからな、不安で堪らないんだよ。だから教えない。だけど──」

 

 

 私が今話せる範囲で、真実を語る。これ以上怪しまれてしまえば私の目的自体が完了できない事態になりかねないからだ。

 

 

「……だけど、私がヒフミ達を守る。だから安心してほしい。少なくとも、私は何があろうとも、例え……死の危険に晒されようともヒフミ達を守る。これは嘘でもなんでもない」

 

 

「……はぁ、全く」

 

 

 む、これは本当に嘘じゃないし、最悪死んでも守るつもりなんだけどな……なんか不服。

 

 

「どうせ、そう言うと思っていました。なので私も古食ちゃんを守ります。だってメンタルでは最弱ですし」

 

 

「一言余計だな」

 

 

「ふふっ……古食ちゃんの事情は聞きません、目的も別にそんな気にしてません。ただ古食ちゃんを守りたいんですよ」

 

 

「……そうか、なら、ヒフミのこともちゃんと頼るよ。なんなら今から頼ってみようかな」

 

 

 イタズラのつもりでそのようなことを言ってみると、ヒフミは二つ返事で了承し、ポテチを食べさせてもらう。自分から言っておいて少し…いや普通に恥ずかしいな。今度からは控えておこ…

 

 

 

〜同時刻〜

 

 

 

"ヒフミのメール通りだったらここだね"

 

 

「ねぇ、本当にこんな丘にいるの?もう夕方だし……早く帰りたいんだけど、それにいつまでこうして隠れるの?」

 

 

「まぁまぁ、コハルちゃん。少しくらい様子を見てみましょうか」

 

 

 私は今、古食を追いかけていったヒフミから送られてきた場所に来ている。私達が到着した時では、既にヒフミと古食が丘に腰を下ろしていた。

 

 会話の内容はよく聞こえない、だが、ヒフミが少し微笑んだ(のち)、とある行動に出ていた。

 

 

「あら…ポテトチップスを食べさせ合いだなんて、少し羨ましいですね。今からでも乱入してみましょうか」

 

 

"ダメだよハナコ、百合に挟まるのはどこでも変わらず重罪なんだよ"

 

 

 ハナコから聞こえた言葉はコハルを呆気に取らせていた、私はと言うと、二人の関係に微笑むばかりであった。

 

 

"百合…じゃない、生徒が仲良くしている(さま)はやはりいつ見ても最高だね"

 

 

「百合…!?え、エッチなのはダメ!!教育者が何言ってんの!?ダメ!!!死刑!!!!」

 

 

「コハルちゃん、あまり大きな声を出したらバレてしまいますよ。そんなに大きな声でお喋りするのなら…ふふっ♪」

 

 

〜視点は戻り〜

 

 

「……」

 

 

「古食ちゃん、どうしました?」

 

 

「あ、いや。何もないぞ」

 

 

 …バレてんだよなぁ、普通に。なんなら来た瞬間分かった、先生の気配は特殊なんだよな。なんか……二人分あるというか、連ちゃんに似た気配が感じられるというか。

 

 まぁこのことは追々考えるとして、折角ヒフミに食べさせてもらっているんだし、今はこの一時(ひととき)を楽しもう。

 

 

「ん……どうした?ヒフミ、いきなり頬をムニムニして」

 

 

「久しぶりに古食ちゃんの頬を触ってみたいと思いまして、相変わらず柔らかいですね。古食ちゃんの頬は。はい、あーん」

 

 

「あーん……そうか?まぁ、ヒフミが楽しそうなら別に良いか」

 

 

 

 

 




 いやマジで…モンハン楽しすぎていつの間にかめちゃめちゃ進んでた。しかも剥ぎ取り一発目で逆鱗出たり、火竜の紅玉出たと思ったら報酬で逆鱗出たり、竜玉も一度に2個出たりとか、幸運続きまして。
 もう逆に恐怖感じてきましたよ。あっ、因みにライズの方ね。モンハンライズ。新しい方……たしか、モンハンNOWだっけ。そんなもの買うお金はなくてね、もう自分の所持金は百円程度……幼稚園の頃に逆戻りですよ。
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