転生者たちは終末世界で好き勝手したい!(出来ない) 作:NATTOUGOHAN
また時間を飛ばしてます。
1:CEO
ディルムン・コーポレーションが念願のTOPS入りが承認された!
チョー嬉しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
2:名無しの転生者
待て待てキャラ崩壊起こしてんぞ
3:名無しの転生者
そもそもTOPSってなんだ
4:名無しの転生者
どんな汚い手を使ったんだ
あのTOPSだぞ
5:CEO
>>3
「ジ・アウトスタンディング・パラゴン」*1、略称TOPS財政ユニオンは、新エリー都でも最大の財力と影響力を持つ企業財閥によって構成されている。TOPSは都市運営のあらゆる分野において多大な影響力を持ち、メイフラワー家が代表を務める市政当局と互角に渡り合える存在と言える。
長年にわたり市民目線におけるTOPSの評判は芳しくないけれど、それでも「品質保証」の代名詞として、多くの企業が加盟を競い合っている。
(エリーペディアより)
6:名無しの転生者
要するにディルムン社の実力が正式に認められたってこと?
7:名無しの転生者
俺たちの頑張りが認められたのか
8:名無しの転生者
裏山
前俺の会社も入れないかって聞いたら鼻で笑われたんだぞ
9:名無しの転生者
いやちょっと待ってくれ、転生者関係のこととか大丈夫なのか?
確かスクラッチの黒枝とかいう裁定機関の情報収集力が結構やばいって聞いたぞ
10:CEO
クランプスな
それについては、問題がないとは言えないが少なくともすぐばれるということはないとは無いと思いたいけど…
諜報用のドッペルゲンガーをモデルにした液体金属式のロボット*2も完成しそうってところだし。
後それと警察とか黒枝の諜報員の可能性のある要注意人物の特徴も後で送るよ。
11:名無しの転生者
本当かな
すごい不安なんだけど
12:CEO
まあ最悪楽園だけでも完成させて、転生者全員でそこに引きこもることが出来ればいいな
13:名無しの転生者
CEOのミスで今の生活から離れたくないんだけど
14:名無しの転生者
そうだそうだ
15:名無しの転生者
そういや具体的にどういうところが評価されたのさ
16:CEO
わが社の独自技術によるホロウ深層の安定した無人採掘技術、大量の安価で高性能の防衛装備と兵器の軍への納品が認められたらしい。
まあ決め手は恐らく深層からの高品質のエーテル物質の安定供給だろうね。
17:名無しの転生者
いや無人って一応俺たちが働いてるんだぞ(エーテリアス)
18:名無しの転生者
安価にするのに生産系の転生者フル活用してるから技術もクソもないくせに(特典:コピー)
19:名無しの転生者
こっちは休日はあるけど不眠でコールセンターやら工場の運営とかやってんだぞ(無機物)
20:CEO
いやまあ表向きの話ね。
まあ転生者フル活用でこの会社大きくしましたってなったら本気で転生者狩りが行われかねないから。
というかそのぐらい働いてもらわないと困るんだよ、どれだけの額を救出チームとかエーテリアス用のパワードスーツとか崩落した地下オフィスの再建に突っ込んだか。
今の利益率を維持しないと負債に押しつぶされるんだぞ。
21:名無しの転生者
すまんかった。
22:名無しの転生者
負債と言えばあの旧都陥落の時墜とされたヘリ一機1億9000万ディニーだっけ、損害補填するためにミルトンとかの生産系転生者が半年ほぼ休み無しで働いてたような
23:ミルトン
そうだよ。
あの時はゲームする暇もなかった地獄のような時間だったよ。
機械だから過労と無いからオーバーヒートの心配しかないが。
24:名無しの転生者
そんなことになってたのかお疲れ様。
13機×1億9,000万を「半年働けば返せる」って判断される時点で、生産系特典がバグってる証拠だよな。
25:CEO
あの時は本当に申し訳なかったと思っている。
だから今、福利厚生の一環として我が社最高峰の技術と最高の素材で作られたボディとゲーミングスパコンを用意したじゃないか。
26:名無しの転生者
その素材は誰が用意したんですかね
27:ミルトン
あれ本当にどうなってんの、何で基盤さえ改造すれば結構気軽に機種変出来るのに俺の人間体のボディだけデザイン固定なんだよ
28:名無しの転生者
「デザイン固定」……あっ(察し)
29:名無しの転生者
CEO、それ絶対自分の趣味だろ。
「最高峰の技術と素材」って言いつつ、見た目だけは自分の理想を詰め込んだわけか。
30:CEO
人聞きが悪いな!
そのボディはミルトンの動きの癖に完全にフィットするように作られていて、しかもクリンの解析特典のお墨付きも与えられてるんだぞ。
限りなく、君の体としては最高峰に近い。
31:名無しの転生者
はいはい、猫耳CEOの「最高峰」=「俺の好みの美少女」ってことでFAね。
クリンの解析特典をそんなプライベートな最適化に使うなよwww
32:ミルトン
解析特典の無駄遣いすぎる……。
まあ、確かにこのボディ、指先の反応速度が異常に速くてFPSで無双できるから文句は言えないんだけどさ。
でも、たまには無骨なロボット形態になってみたくなるんだよ!
33:名無しの転生者
ゲーミングスパコンに美少女ボディ……。
CEO、それ福利厚生っていうか「俺の考えた最強の引きこもりゲーマーセット」をミルトンに押し付けてるだけじゃないか?
34:CEO
失礼な。
ミルトンの仕事効率が1%上がるなら、どんな投資も惜しまないのが我が社のモットーだ。
それに、そのボディのメンテナンス費用だけで高級車が数台買えるんだぞ。感謝してほしいね。
35:ミルトン
そのメンテナンス(衣装替え)に付き合わされるこっちの身にもなってくれよ……。
36:CEO
さて、冗談はこれくらいにして。
TOPS入りが決まった今、我々は新エリー都のエキストラから、世界を回すメインキャストへとなった。
これからさらに忙しくなるだろう。
外部からの監視も厳しくなる。クランプスの黒枝や市政が牙を剥く日も近いかもしれない。
だが、覚えておいてくれ。
君たちがエーテリアスだろうが、機械だろうが、ただの人間だろうが。
私の会社にいる限り、君たちはただのモブではない。
共に楽園を目指す、代えのきかない「社員」だ。
37:名無しの転生者
CEO…
38:CEO
……だから、楽園建設の為の会社の今後の発展の為の次のプロジェクトである自律可動型液体金属の量産の為に旧ミッドサマー社の工場の再建とフル稼働を頼むぞ。
最低でも今から送るリストの奴は休みがこの先四週間は無いと思ってくれ。
39:名無しの転生者
リストの中に俺の名前が
40:名無しの転生者
四週間なんて嫌だ!
41:名無しの転生者
もっとエーテリアス転生者の待遇を上げろ!
具体的には、娯楽費を今の十倍に!
42:名無しの転生者
>>41
今でも年間一人当たり20万貰ってるんだから我慢しろ
43:CEO
まあまあ、仕事が終わったら社員全員でミッドサマー・リゾートを貸切にしてTOPS入りの祝いも兼ねて盛大にパーティをしようじゃないか。
アストラ様も出来れば招待しよう。
ソフトクリームも食べ放題だぞ。
44:名無しの転生者
俺たちエーテリアスは?
ホロウから出られないんだぞ
45:名無しの転生者
まさか非エーテリアス転生者だけで楽しむんじゃないだろうな
46:CEO
エーテリアス転生者は掲示板経由で今回生産する液体金属ロボットに繋いで参加してもらうつもりだ。
47:名無しの転生者
さっすがCEO話が分っかる〜
歌姫の歌も楽しみだな〜
48:名無しの転生者
ずっとホロウの外に行くのが夢だったんだ。
ありがとうCEO
49:名無しの転生者
いっぱい遊ぶぞ〜
50:名無しの転生者
手の平くるくるで草
新エリー都ヤヌス区六分街
旧都陥落が発生しエリー都が事実上崩壊したあの日からはや九年、皆心の何処かに傷を負いながらも前を向いて暮らしていた。
そして旧都陥落の真相を追い求めるとあるビデオ屋の兄妹もまた、過去を追いながらも今を生きていた。
「ちょっとちょっと〜お兄ちゃんまた勝手にガチャに課金したの!そう言う時は先に相談してからやってよ。」
「すまないリン、推しの水着姿を見てたらつい手癖で」
六分街の隅っこのRandom Playと言うビデオ屋で店主であるリンとアキラがくだらないことで口喧嘩をしていた。
「今日も依頼をこなしたから、もうその課金分は十分稼いだじゃないか。」
「いくら稼いだとしても、課金した分のお金は返ってこないんだからね。お兄ちゃん。」
「いやだからそれは…」
そんな二人が喧嘩する中、不意に部屋に置かれたコンピューターと大量のテレビーーHDDシステムが一人でに緑に光った。
[リンの言う通りです。課金は計画的に、パエトーンとしての資産は巨額ですが、私たちの仕事の都合上急に多大な出費を支払わされる可能性があります。無計画な浪費は控えてくださいね]
それを聞いたリンは援軍を得たとばかりに勢いづく。
「ほらSoureiもそう言ってるじゃん。」
HDDに宿った転生者ーーSoureiは画面に映し出された目を細めアキラを見ていた。
「二対一は酷いじゃないかリン、ほら課金の甲斐あってすり抜けずに…」
それを聞いたリンはテレビの裏を漁り隠されたアキラの高級菓子を見つけた。
「もうお兄ちゃんなんて知らない!もうこのお菓子は一人で食べちゃうもんね〜」
計画通りとばかりに笑みを深めたリンは、パックを開け食べる体勢に入った。
「リンっ何故それを!」
それを見たアキラは慌ててリンの手元からそれを取り戻そうとする。が日頃運動をしていなかった所為なのか、何もないところで転んでしまいリンの手からお菓子を取り返すどころか、お菓子を地面に叩きつけるようなことになってしまった。
「「あっ」」
二人の視線が一つになる。
買うのに高級菓子店で1時間は並ぶ必要のあるアキラがリンに内緒で食べるのを楽しみにしていた贈り物の最後のクッキーが地面に触れ、粉々になる。
[全く…しかたないマスター達ですね。]
だがしかしそうはならなかった。
お菓子が床から1cmの所で浮いているのである。
この怪奇現象に、リンとアキラは何も動揺はしなかった。
そればかりか、安堵の声を出した後また再びそれの奪い合いを始めたのである。
それを引き起した張本人ーーSoureiは喧嘩する程仲がいいと言う言葉がぴったりなその光景をため息の様な電子音を出しながら眺めていた。
[ああ…尊い。いつまでもこの景色を守りたいな。]
あの日、自身は電源を切られていて意識がなかった。
だがそれは二人の恩師を守れなかった言い訳にはならない。
Soureiは二人の慕っていた恩師に罪を着せた黒幕を絶対に暴き、そして罪を償わせる。そう心に刻みながら、二人を眺め続けるのであった。
●10浪記者
【速報】ディルムン・コーポレーション、TOPS入りへ
先日、ディルムン・コーポレーションが正式にTOPSに加入することが発表された。
これは創業から1○年の企業として快挙であり同時にディルムン社が旧都陥落以降の九年という短期間にどれだけ新エリー都の生命線であるエーテル産業に多大な貢献と影響を与えたかと言うことが認められたと言うことである。
今回はその秘訣について書いていこうと思う。
まずディルムン社と聞いて真っ先に思い浮かぶのは安価で上質なエーテル物質だろう。
ディルムン社は自社独自のドローンとデータスタンドを使いホロウ深層の無人採掘を実現することにより人件費と対侵食剤の費用を削減し、この様な安価で上質なエーテル物質を売ることを可能にしている。
それにより大量に上質なエーテル物質が必要だった研究が進み、様々なブレークスルーが起こった事は言うまでもないだろう。
ディルムン社が新エリー都で影響を強めているのはコレだけではない。
防衛軍に兵器を売っていることも有名であり、ホロウ環境に使用できるヘリコプターや、ドッペルゲンガーの様な性質を持つ液体金属を売っていることが噂されている。
これは一例だが、そのほかにも買収したミッドサマー社の軍事部門から引き継いだ様々な兵器、装備をまたしても安価で売っているとされている。
先日の社長へのインタビューでは「これら安価な商品を売ることは優秀な社員と最新鋭の設備によって出来たことだ」と述べている。
これらの事からディルムン社は今後も(これが虚勢でなければ)エリー都全体に影響力を高め続けると考えられるため、これからも注視していく必要があるだろう。
ディルムン社ってドローン売ってる所じゃなかったっけ
俺はディルムン社が嫌いだ、あんな安値がまともな手段でできるわけがない。
絶対ダンピングだし、裏では人を攫って強制労働させてるに違いない。
俺の会社はこいつのせいで潰れたんだぞ。
TOPSなんて嫌いだけど、ディルムン社は旧都陥落時の時、救援物資をたくさん避難所に届けてきてくれて好印象だから、この調子で新エリー都をもっといい方向に持っていってくれたらいいな。
ミッドサマー社ってあのリゾートの?
あそこって軍事部門やってたんだ。
まあどうせ、すぐに化けの皮が剥がれてすぐに追放されるだろ。
結局クッキーは和解した後二人で分け合いました。
Soureiは第四話の19です。
Soureiはポルターガイストの和訳である騒霊から来てます。
次はやっと原作入り予定です。
資料をよく見ないといけないので、投稿頻度は落ちると思います。
リンとアキラに解釈違いがあったら教えてください。
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次回 HEEEEEEEEEELP ME!!!!!!!!!!!!