転生者たちは終末世界で好き勝手したい!(出来ない)   作:NATTOUGOHAN

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炎獄を行く者が元デッドエンドブッチャーだったことが判明したので、一章のボス強化に大きく無理が生じてしまいましたが、この世界ではコクスイ基地に来たやつとデッドエンドホロウにいたやつは同一エーテリアスということで初投稿です。


1-2
助けてもらいたい奴集合だーーー Part63


1:名無しの転生者

転生先の環境によって不遇、危険な立場に置かれた転生者がディルムン社に助けを求めるためのスレです。

機械、人間、シリオン、鬼族の以外の人外(エーテリアスなど)は別の専用のスレがあります。

注意:これはディルムン社によるスカウトであり、慈善事業でもあることを忘れないでください。

前スレhttps://ppp.tensei.com……

 

2:名無しの転生者

立て乙

 

………

 

……

 

 

178:名無しの転生者

やばいやばい今すぐ助けて

 

179:名無しの転生者

なになに?

機械?人類?どっちなの?

 

180:名無しの転生者

場所は?

 

181:名無しの転生者

今どういう状況?逃げられる?

 

182:名無しの転生者

特典はなんだ

 

183:>>178

>>179

四足歩行の重機

>>180

場所はホロウ?の中で迷ったので分かりません

>>181

今異常者から逃げてる途中なんです

>>182

自己改造?

 

184:名無しの転生者

その逃げる経緯は?

 

185:名無しの転生者

どういうことができるの?

 

186:>>178

多分僕は論理コアの更新の時に自我が宿ったんです。

それで掲示板のチュートリアルを見て転生特典を周囲に誰もいない時間に試そうと思って四足歩行って前世的に考えたらキャタピラと比べたら効率悪いよなと思いながら何か起これと念じたら突然足がキャタピラになったんです。

 

187:名無しの転生者

逃げた理由はまだなさそうだが

 

188:名無しの転生者

便利そうでうらやましい

私の特典、自分をバグらせるだけなのに

 

189:>>178

その瞬間を僕の開発者である変態に目撃されてて、あのままじゃ絶対バラされて僕のプライベートな事を何から何まで吐き出させられると思って逃げたんです。

それで無我夢中で逃げてたらホロウに迷い込んじゃったんです。

このままじゃ侵蝕で死んでしまいます助けてください。

 

190:名無しの転生者

OK

多分四足歩行の重機って白祇重工の知能重機ですか?

 

191:>>178

多分そうです。

確か作業着に白祇とか書いてました。

 

192:名無しの転生者

思ったんだけど仮にも今世の生みの親?でもある開発者を異常者や変態扱いってどうなの

 

193:名無しの転生者

確かに

 

194:>>178

いやまじでそう言うしかないんですよ。

露出すごいし、前なんか電動スクリュードライバー相手に滅茶苦茶興奮して舌を出しながら分解してたんですから。

絶対捕まったらエロ同人みたいな顔されながら分解されちゃう!

 

195:名無しの転生者

わぁお

 

196:名無しの転生者

そりゃ異常だわ。

 

197:名無しの転生者

というかお前が同人みたいになるのじゃないのか

 

198:>>178

ってそんなこと話してる暇はないんです

早く助けてくださいお願いします

 

199:名無しの転生者

分かりました

白祇重工の工事現場近くのホロウを中心に調べてみますね

確かその知能重機だったらタイムリミットはまだあると思うからそこからあんまり動かないでくださいね

あと運が良かったですね

あと一週間ぐらい前だったらあの掲示板侵入事件の後始末の真っ最中だったから手遅れになってましたよ

 

200:名無しの転生者

というかその変態絶対技術開発主任のグレースハワードじゃん

 

201:名無しの転生者

俺街歩いてたら突然ボディを滅茶苦茶涎垂らしながら分解してもいい?って言われて滅茶苦茶怖かった。

 

202:名無しの転生者

ディルムン社製のボディってそういう変な輩に目をつけられやすい気がする

 

203:名無しの転生者

まあ仕方ないだろ、CEOの近未来技術をもとにして特典フル活用して昼夜問わず資材切れも倫理も汚染も関係なしに研究して出来たハイテク技術を使ってるんだから

 

204:名無しの転生者

思ったんだがなんで未来技術なんだろ

別にそういうのだったら技術知識でもいいのに

 

205:名無しの転生者

どっちもじゃない?

気にするだけ無駄だと思うよ。

 

206:名無しの転生者

ンナナナナ!(助けてくれ!膝上舞姫ボンプになんてなりたく無い!)

 

207:名無しの転生者

おっおう…そんなんあるんだ…

 

………

 

……

 

 

 

 


 

六分街ビデオ屋「Random Play」スタッフルーム

 

 リンがホロウに落ち、Soureiが発狂しそうになったがギリギリで助け出したことによって正気に戻った翌日、僕は羊飼いからの依頼を終え、リンから衝撃の事実を伝えられていた。

 

「電気代が30倍だって!?!??リンどっどっどういうことだ????この前の報酬の5分の1が吹き飛ぶじゃないか!」

 

 その衝撃的な数字に僕は意識を失いそうになった。

 

「Fairyが24時間H.D.Dをフル稼働してるのもそうなんだけど、FairyがH.D.Dに侵入してきてH.D.Dや街の通信環境が滅茶苦茶になった時あったでしょ。その日の消費電力がとんでもないことになっちゃってたんだよね」

 

[実は私前々からこうなること予測してて…分かってたんですけど今まで黙っててごめんね。]

 

 そのSoureiのアイコンを3Dに折り曲げながらする謝罪の音声を聴きながら今月のここのローンのことを考えると頭が握りつぶされる様に痛くなってきた…

 

「エンゾウおじさんとか大将には悪いけど電気…「拝借」できないかな?例えば電源コードを繋げて…とかエネルギー会社をハッキングして消費電力を低く見せかける…とかもういっそのことH.D.Dは使う時以外電気を切るか?」

 

 そんな窮地に頭の中のイマジナリーニコが様々なセコイ意見を出してくれる⋯

 

[それだけはやめてください!何でもしますから!]

 

『私のホロウ内のナビゲート能力はその実際に使っていない時間の演算によって支えられており、依頼時以外電源を切るとホロウナビゲートの効率が40%ダウンするのでお勧めできません』

 

「じゃあ、毎月この金額を払えというのか!」

 

[いやまあ、Fairyと戦った時が特別なだけでそれがなければ電気代は6倍程度で済みますから…それにこの前私が持ってきた依頼で十数か月先まで固定費払えるぐらい稼いだんですから。ねっ!]

 

「それでも十分高いのに安いって思っちゃうね…ってもう一つ言いたいことがあるの」

 

「なんだい?」

 

「さっき、インターノットを介して高額の指名依頼がきたの」

 

 その依頼は新人アカウントに来るにしては高額すぎ、内容不明、アカウントは先日新設されたものでとても不審だったがFairyの解析により依頼主は恐らく再び行われた旧都地下鉄改修プロジェクトの競争入札に勝った白祇重工であることが分かり、丁度放送されていた白祇重工の人が出演する番組(放送事故?)を見ていたところ丁度その依頼主から『パエトーン、頼む。依頼を受けてくれぇぇ』(Sourei意訳)というDMが届いた。

 

「パエトーン?私たち新しいアカウントの方では私たちはパエトーンだなんて一言も言ってないよね。なんで知ってるの…?」

 

 リンは訝しんでいるがそれは僕も同じだった。

 どう考えても不審すぎる。例え誠意で前金が振り込まれたとしても依頼は受けないことにしようとしていたが。

 

[見てください!先月のプロキシ収入の1.5倍ですよ!]

 

 アイコンをディニーにしたSoureiの言葉は僕たちに依頼を受けさせるには十分だった。




前話投稿したら今までと比べたら滅茶苦茶お気に入りがついたのでやっぱりお盆前パワーはすげーなと思いましたね。

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