転生者たちは終末世界で好き勝手したい!(出来ない)   作:NATTOUGOHAN

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タイトルが内容と合ってなかったので変更しました。


(不正)アクセス中⋯

 そうこうして案をエーテリアス達に飲ませたCEOは、本来の職場に車で戻りながら、パソコンと向き合い何かにアクセスしようとしていた。

 

 

 

 


 

 

 

 

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「やはり防衛軍、ガードが堅い。が無意味だ。」

 

 CEOは手慣れた手つきでシステムの脆弱性を突き、位置情報、名前、IDを偽造していく。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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[承認されました。読み込みを開始します。]

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「やっぱり自分でやるのは非効率だな、零号ホロウに手を出す予定がある以上、その時までには内通者か専門のハッカーが用意できるといいんだが。」

 

 自動運転なのでCEO以外誰もいない車内で独り言を話しながら、そのデータを読んでいく。

 

「これは人間に近しい知性と思われるエーテリアスのリストか。グラトニーは恐らく23で、キャラバン⋯これは13のことかな?そしてザ・マンは⋯掲示板のやつかな?」

 

「というかあの時知性があることバレない様に掲示板でわざわざ話した意味なんだったんだよ。あれのせいでいい感じのところでキリバン取ってかっこよく登場するのが難しくなったんだぞ。」

 

 そんなことをぶつくさ言いながらCEOは防衛軍のサーバーの最深部に隠匿された「要警戒リスト」を次々とスクロールしていく。

 

 

 


 

 

 

防衛軍アーカイブ:コードネーム「知性保有疑義個体」

 

個体名:グラトニー

 

危険度: 高

戦闘力:最新鋭のテューポーン並みかそれ以下

特性: エーテリアスの直接捕食による自己進化

現在の所在: ロスト

 

個体名:キャラバン

 

危険度: 高

戦闘力:不明(一般的なブライト・スパイダー並み?)

特性: 人間やエーテリアスの半径2kmの広域思考誘導

現在の所在: ロスト

 

個体名:トラキアン・ラピッド

 

危険度: 高

戦闘力:未知数

備考:ミサイルの撃墜後、ダメージを負っていた疑いあり、自らの速度に体が耐えられない?

特性: 超高速移動

現在の所在: ロスト

 

個体名:プグヌス・マッシブ

 

危険度: 中

戦闘力:大

特性: 通常個体を凌駕する握力

現在の所在: ロスト

 

個体名:ザ・マン

 

危険度:小

戦闘力:小

特性:発声

現在の所在:零号ホロウ

 

........

.....

...

 

 


 

 

 

「しかし……キャラバンか。確かにエーテリアスの旗振り役としてはこれ以上ないほど適切なコードネームだ。今度からそう言おう。」

 

 次にCEOは現在把握できる転生者たちの最低数を探ろうと、一気にスクロールしようとした瞬間、画面に警告の赤文字が走った。

 

[警告:不正な接続を検知。システムプロトコル「アイアン・ドーム」作動まで残り30秒。]

 

「……おっと。これ以上は『猫を殺す』ことになりかねない。やはりハッキングは慣れん、これ以上は専門のハッカーが必要だな。今日はここまでにしておこう。」

 

 手慣れた手つきでログを消去し、偽装したIDを自爆させると、ノートパソコンをパタンと閉じた。

 

 車窓の外には、人類の希望、エリー都の煌びやかな夜景が広がっている。

 表向きの「CEO」に戻る時間はもうすぐだ。

 

「さて、キャラバンたちには、採掘員としてはパワードスーツが出来てから働いてもらうが、回収部隊として明日から本格的に働いてもらおうか、強力なやつがいればいいんだが。」

 

 CEOは口角を上げ、夜の闇に消えていく車の中で、次の一手を練り始めた。

 

 


 

 


断頭台の魔術師

【速報】精神攻撃を受けた件について

なんかホロウでちょっと探し物をしてたんだが、めっちゃ不思議なことがあって、今からここで話したいと思う。

まあ何を探していたかは聞かないで欲しいんだが、ホロウの中を歩いていたらエーテリアスと遭遇した。それで戦闘してる途中、突然何か心の中で何かに対する強い憎しみが湧いてきて、この道に行けばそいつを殺せるってなぜか思ったんだよ。

すぐその衝動は収まったんだが、周りのエーテリアス達も影響を受けていたらしく、その方向に行っちゃったんだ。

その後も探索を続けてたんだが、周りのエーテリアスが俺たちには目もくれず何か特定の方向に行っていた、少なくとも二百体はいたと思う。

怖くなった僕は、逃げ出そうとしたんだけどその後も21回ぐらい心の底から憎しみが湧き上がってくることがあったんだ。だんだん弱くなっていったけどね。


F1
ファインファイター

こっわ、その先行ってたらどうなってたんだ。


F2
7浪確定丸

絶対その先行ったらやばいやつ待ち受けてるじゃん


F3
クールスマイル

作り話乙wwwww、そんなことありえないから。


F4
世界滅べ

そんな感じで全てのエーテリアスが一か所に集まっておしくらまんじゅうして自滅してくれれば世界はもっと安全になるんだけどな。


F5
テンプレナイト

この前、エーテリアスを食べるエーテリアスを見たんだけど、そんな感じの奴が待ち構えてたりしてな、その憎しみが疑似餌みたいな感じで。


F6
ブンドド

ちょっとその話詳しく


 

ー他にコメントはありませんー




 エーテリアス用パワードスーツ

 パワードスーツとは言っても様々なタイプが存在し、只の義手から完全に体を覆い尽くしロボットに偽装するタイプや非人型向けの人型の上半身を体にくっ付け、アラクネの様な姿になるタイプや直接搭乗して動かすロボットタイプまである。
 普通のエーテリアスと見分けやすくする為基本紫色に光っている部分が存在する。

「これほぼラ⚪︎トセーバーでは?」

ーパワードスーツに付属している武装を見たトラキアン・ラピッド

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