こちらに移管しました。
「あ〜暑か〜」
真夏の昼下がり、部活帰りの女子高生 古賀明子が歩いていた。あまりの暑さに、明子の他は誰も歩いていなかった。
明子はブラックモンブランを食べ歩きしながら、とぼとぼと歩いていた。
明子の制服のブラウスのボタンが下から2つほど外れており、その隙間から白い腹とヘソの窪みが覗いてた。
炎天下の下歩く明子の視線の先に、公園の日除けが目に入った。ちょうど50メートルほどさきである。
「あすこ日陰あるし、休憩して行こうかいな」
そう思った矢先、「ゴロゴロゴロ!」大きな雷が轟き、辺りが少し薄暗くなった。
明子のへそが、ヒクっと震える。腹が冷えたような嫌な感じである。
振り返ると、黒っぽい入道雲が明子のすぐ上まで迫っていた。土の匂いが明子の鼻をついた。
「やばっ…雨降るかもしれんやん…」
明子が口に出すか出さないかの辺りで、雨が降りだしてきた。雷の音も轟いている。
「何なんこれ!マジ最悪やんか!」
雨に濡れながら明子が悪態をつく。
明子は、やっとの思いで公園の日除に辿り着いた。
「あ〜も〜めっちゃ濡れとうやんこれ…」
着ているブラウスが濡れ、下着が透けてしまっている。
「スカートも濡れとうし…もう脱いどこうかいな…」
明子はスカートのホックを外し脱いでしまった。「下に赤パン履いとってよかった〜」
明子はパンツの上に体操ズボンを履いている。
スカートがなくなったことで、ブラウスとズボンに間が開き、恥ずかしいへそが完全に見えてしまっていたが、明子は気がつかなかった。
「ね〜ね〜かわいいおへそしとーやん」
突然明子の背後から突然声がした。
「うわっ!あんた誰ね!?いつからおったん?」
明子はものすごく驚いた。
「さっきからおったよー」
話しかけてきた女の子は、ゆるゆるとした口調で、ちょうど明子と同じくらいの歳に見えた。背丈も明子と同じくらいだが、髪型は姫カットで和服のような、変わった格好をしていた。
「な、なんなんあんた…」
「うち?うちは雷様とか呼ばれとーとよ」
「え!?何ば言いようと?」
「あなたのおへそが可愛いかったけん来たとー」
女の子が明子の腹の辺りを見ながら言った。
「へそ?雷?そんなんおるわけないやろ…
「おるよ!じゃー証拠見せちゃーよ」
そう言って女の子が懐から布袋を取り出した。その中から何やら肌色の小さなモノを取り出し、明子に見せた。
それは、丸っこいフランス料理のペンネのような形をしており、大きさや形も様々だった。
「こ、これ何ね?」
「おへそよ。これとかあなたのおへそに似とーし」女の子は逆三角形で上向の矢印の様な模様の入った塊を指差した。
確かに明子のへそも、縦長楕円形でアルファベットの「T」を縦に伸ばして様な形をしていた。
「まさか、本物のへそかいな?」明子が背筋に冷たいモノを感じた時、「ドーン!」明子の背後に雷が落ちた。
「やばい…やばいやん」
落雷で轟音で腰が抜けたのか、明子はその場にへたり込んでしまった。身体が動かずへそを隠すことも出来ないでいるようだった。
「やっとわかったん?あなたのおへそが欲しいけん来たとよ」
雷様はどこかから、栓抜きのようなモノを取り出した
「じゃあ、おへそ貰うけんね〜」
「い、いやへそ取らんで!大事やけん!」
雷様は明子の言葉も構わず、明子のへそに栓抜きを当て、強く押した。
すると、明子のへそのフチが浮き上がり、栓抜にスポンとはまった。
「う…うちのへそが…取らんで!へそ取らんでよ!」
「じゃあ、かんぱーい」
雷様がそう言うと、へそのはまった栓抜きをお腹からスッポンと脱いてしまった。明子のへその抜けた跡は、一瞬へその入っていた部分が開いていたが、すぐにピンク色の肉が盛り上がりツルツルになってしまった。
雷様の栓抜きには、長さ1.5センチくらいで、先端にT形の模様のある、明子のへそが着いていた。
「あぁ…うちのへそ…が…」
「じゃあおへそ貰うけんね。ありがとー」
雷様はそう言うと、動けない明子を尻目に立ち去って行った。いつの間にか雨は止んでいた。
「うち、何にも悪いことしとらんのに…何でこんな目に遭わないかんとかいな…」
明子はへそのなくなった腹を見て嘆いた。
この日以来明子は大好きな海水浴も出来なくなり、へそのない腹を隠すために薄着をすることもなくなったし、恋愛もすっかり出来なくなってしまった。
雷様がほんのいたずら心でやったへそ狩りがまたひとり、女の子の身体と心を狂わせてしまったのであった。