雷少女のおへそ狩り⚡️   作:紫苑タウン

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登場人物

・ジェーン・ドゥ Jane Doe
 16歳の高校生。明るく社交的。夏は暑くなるミシガン州に暮らしており、夏にへそ出しで過ごすのが当たり前。

・兄 慎太
 10歳。真面目。

・弟 裕次
 7歳。やんちゃだが怖がり。



Passion-play of an American girl.

 

「ハーイ!ジェーン・ドゥよ。短い間だけど、よろしくたのむわ!」

 

初夏の空港に姿を表したのはアメリカのミシガン州から留学生としてやって来た女子高生だ。

 

「慎太です。こちらこそよろしくおねがいします」

 

「ゆ、裕次だ!みみみ短いあいだだだ…」

 

「2人ともそう固くならなくていいわよ。気軽にジェーンって呼んで欲しいわ」

 

そう言って彼女はふたりの頬に軽く口をつけた。

 

「あっ、ありがとう…ジェーン…」

 

「!?☆〒%〆#…」

 

はじめて女性にキスされた慎太は顔を真っ赤にし、裕次は頬に手を当てて放心していた。 

 

「ふたりとも、これからよろしくね」

 

 

 

 

 

それから10日程が経ち、ジェーンと兄弟はすっかり仲良くなった。

この日は3人で郊外のおじいちゃんの家へ出掛けていて、帰りにバスを待っていた。

 

「ふぅ、あついわね!ジメジメするわ!」

 

彼女はそう言ってTシャツをめくり上げ、裾を結んでお腹を丸出しにした。

 

「あわわわ、ジェーンさん大胆ですよ!」

 

「そうだよ!セクシーすぎるぜ!」

 

「あら、まずかったかしら。私の居たミシガンだと夏はいつもこうしてたわ」

 

「で、でもおへそが丸見えで… 」

 

「あら、私のおへそが何かおかしかったかしら?これでもおへそとお腹には自信があるんだけどね」

 

そう言ってジェーンは2人の眼前にお腹をぐいっと突き出す様に見せた。

彼女のお腹はキュッとくびれつつも適度に脂肪が乗ったセクシーさを感じさせる魅力的なお腹だ。  

その中央に穿たれたおへそは大きめの太陽を思わせる真円形である。フチや内部の臍肉がなく、底まで容易に見通せる、ぽこんと綺麗に凹んだおへそである。

 

(これが…女の人のおへそ…)

 

「ひえ〜ッ 直視できないよ!」

 

恥じらいながらも兄弟はジェーンのおへそから眼が離せなかった。奥まで良く見える彼女のおへそは奥底のシワや小さな突起まではっきりと見通せ艶かしい。

女性の普段見えない箇所の内部まで見てしまった兄弟は頭の内部で何か新しい感情が生じるのを感じた。

 

ゴロゴロ!ドドーン‼︎

 

「うわっ⁉︎」

 

「ひぇっ⁉︎」

 

近くに雷が落ち、轟音が三人の耳を貫いた。幸いにも、屋根のあるバス停なので、雨には打たれずに済んでいた。

 

「驚いたわね…あら、どうしてユージはお腹を押さえているのかしら?」

 

「おへそ取られちゃうよ!」

 

裕次がうずくまりながら言った。

 

「え?おへそ⁇」

 

「ジェーン姉ちゃんも危ないよ!おへそ隠さなきゃ…」

 

「なんのことかしら?私のおへそがどうかしたの?」

 

「姉さん、カミナリにおへそを取られるって聞いたことないですか?」

 

慎太が言う。

 

「ないわね…それって日本のおとぎ話かしら?」

 

「日本には言い伝えで、雨を降らす神様はおへそが大好きで、お腹を出して寝ている子供のおへそを取って食べちゃうんです」

 

「面白いわね。おへそを取ってしまうなんてユニークなカミサマだと思うわ。でも、おへそなんて穴なのにどうやって取るのかしらね?」

 

「そうですね、そう言えば気になりますね」

 

「じゃーね、うちが教えてちゃーよ」

 

どこからか、声が聞こえた。

 

「え?誰?」

 

「よいしょ」

 

ドサッ!

 

バス停の屋根の上から女の子が落ちてきた。

 

「あっ、可愛かおへそ出しとーやん!」

 

「えっ⁉︎君だれ?」

 

「ワーオ、ストレンジガールね!」

 

ジェーンの言う通り、その女の子は変わった風体をしている。虎柄の和服のような格好で齢は15前後に見える。頭には黄色いツノが2本生えていた。

 

「うち?雷様よー」

 

「カミナリサマ?本当にいたのね…」

 

「すげぇ!本当にカミナリ様だ!」

 

お腹を抑えながら裕次が言った。

 

「どぅやっておへそ取るか話しとったっちゃろ?こうするとよ」

 

そう言って雷様は丸出しのジェーンのお腹に手を伸ばし、おへその両側を強く押した。

 

にゅっ…

 

彼女のおへその底が盛り上がり、窪みの入口に向けて飛び出し始めた。

 

「ま、待って!おへそが!」

 

にゅるっ、ぽこん!

 

ジェーンのおへそがお腹から飛び出し、ぷっくりと膨れたデベソになってしまった。

 

「なんてこと…私のおへそが…outi(デベソ)になっちゃったわ…」

 

飛び出した彼女のおへそは日光が奥まで当たっていたためか、お腹の肌と同じ色をしている。天辺にはx形のシワが入っている。

 

「じゃあ、取るけんね」

 

そう言って雷様がジェーンのデベソを摘み、軽く引っ張った。

 

にゅっ

 

お腹の肉が引っ張られ、伸びた。

 

「や、やめて!おへそ取らないで!」

 

「えっ?」

 

雷様がおへそを引っ張る手を止めた。

 

「お願い!私のおへそ取らないで!おへそは大切なの!」

 

「えー。せっかく取りかた教えちゃーって思っとったのに…」

 

「ごめんなさい!おへそがどうやって取られるのかよくわかったから…取らないで…お願いよ…」

 

ジェーンは涙を流しながら懇願した。

 

「もう、しょんないね。そこまで言うんやったら止めちゃーけど」

 

雷様はそう言ってジェーンのおへそから指を離した。

引っ張りから解放されたおへそはプルンと震えてお腹の表面に戻ったが依然飛び出したままだった。

 

「あ、いかん!雲が晴れようけん、うちもここにおられん…」

 

雲の切れ目から日が差すと同時に雷様も姿が薄くなり消えていった。

 

「ジェーンさん、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫よ…おへそ、取られなくて良かったわ…」

 

「で、でもデベソになっちゃったよ!」

 

「おへそが無くなるよりいいわ。カートゥーンみたいなおへそになっちゃったけど…そんなにみっともないものじゃないわね」

 

「そっか、アメリカの人はデベソでもそんなに気にしないって聞いたことありますけど、本当なんですね」

 

それから数分して帰りのバスが来た。ジェーンはTシャツの裾を戻してお腹を隠していたが、身体のラインが出るピッチリ気味のサイズだったので、お腹の真ん中の辺りがポコンと盛り上がっていた。

 

 

 

 

その日の夜、時折り雷の鳴る雨だった。ジェーンはすやすやと眠っていた。

 

そこに、ヒタヒタと忍び足の兄弟が近寄って、起きないよう慎重にタオルケットをめくり、彼女のパジャマのボタンを外してお腹を丸出しにした。

 

ガラガラ…

 

続いて窓を開けた。彼女は窓の直ぐそばに寝ていたため、窓の外からでも寝息で揺れるお腹の真ん中のデベソが見える様にした。

 

ゴロゴロ…

 

なぜ慎太と裕次がこんなことをするのかというと、先程雷様に遭遇した際、二人が異様な興奮を覚えたからである。初めて見る歳上の女性のおへそもさることながら、それがデベソに変えられ、雷様の指で引っ張られる様子を見て兄弟はへそフェチに目覚めてしまったのだった。あの光景をもう一度見たいと考えた2人はいけないことと理解しながらも欲望を抑えられなかった。

 

微かな明かりの中で、ジェーンの滑らかなお腹が呼吸で上下し、その真ん中にぽこんと突起するデベソは魅力的で少年2人にとって堪らない刺激である。

 

ピカッ!ゴロゴロ!

 

「きゃっ!」

 

雷の音と光でジェーンが目覚めた。

 

「なに?あなたまさか、カミナリ様⁉︎いやーっ!助け…むぐっ…ぐぐ…」

 

ジェーンは大声を出そうとしたが、慎太に口を塞がれてしまった。

 

窓の外にはまさに昼に遭遇した雷様が、開け放たれた窓から部屋を覗きこんでいた。

 

「あっ、可愛いおへそが見えたけん来たっちゃけど、さっきの子やったっちゃね」

 

そう言って、雷様が部屋に入ってきた。ジェーンは逃げようと身体をばたつかせたが、裕次に脚を抑えられてしまった。

 

「雷様、どうぞおへそを取って下さい…」

 

慎太が言うとジェーンは信じられないと言うような表情を浮かべた。暴れようとしても逃れられず、無防備なおへそがヒクヒク震えている。

 

「いいと?じゃあ取るけんねぇ」

 

雷様はデベソに手を伸ばて優しく摘み、ゆっくりと引っ張った。

 

「んー!」

 

逃れようとしていたジェーンの身体がピタリと止まった。おへそを引っ張られたときから、お腹から力が抜け始めたからだ。

 

ミチ…ミチ…

 

引っ張られているおへそから何がが千切れる様な嫌な音がする。ジェーン自身もおへそがお腹から徐々に千切れていくのを感じていた。

 

ミチ…ミチミチッ…ブチッ…

 

とうとう彼女のおへそが、お腹から千切れてしまった。

お腹の真ん中からは自分でも自慢だった美臍はなくなり、凹みひとつないツルツルとした肌色が下腹部まで広がっていた。

 

(うそよ…うそよ…私のおへそが…もうおへそを出したり、ピアスを開けたりできない…)

 

雷様の方に目を向けると、ちょうど自分のおへそが雷様の口に運ばれるところであった。

 

(夢よ…これは夢…)

 

ジェーンは気が遠くなり、落ちる様に眠った。

 

 

 

 

「ん〜?」

 

その日の早朝、ジェーンは目を覚ました。酷い悪夢を見た気がする。雷におへそを取られる夢だ。

 

「まさか…夢よね…」

 

お腹の感覚がいつもと違う。デベソにされた後は衣服が擦れる感覚があったが、それが無い。なんだかお腹の真ん中に喪失感がある。何かを引き抜かれた様な感覚が。

 

パジャマ越しに、お腹に手を置いてみた。昨日の記憶が正しければ、おへそは飛び出していたはず。…手応えはない。

 

「寝てる間に、元のおへそに戻ったのかしら…」

 

おそるおそるパジャマのボタンを外してみる。最初はみぞおちの辺りから、ひとつひとつ下のボタンを外していく。

 

「うそよ…夢じゃなかったの?」

 

全てのボタンを外しても、おへそは見つからなかった。

 

この日からジェーンは体調を崩し、持ち前の明るさは消えてしまった。

そのためステイ期間の大半を残しながら、彼女は早々とアメリカに帰ってしまったのだった。

 

 

 

 

9月。まだ残暑厳しい折に、ジェーンの通う高校の新学期が始まった。

 

彼女は普段、涼しくなるまでヘソ出しで過ごすのだが、日本から帰って以来、誰も彼女のおへそを見ていなかった。

 

「よお、ジェーン。久しぶりだな、日本への留学は楽しかったか?」

 

ジェーンのクラスメートでジョックのドナルドが声をかけた。

 

「ハーイ、ドナルド元気だったかしら?」

 

「お前さ、いつもの格好はどうした?」

 

「いつものって?」

 

「ヘソ出しだよ。毎年お前ヘソを見せびらかしているじゃねぇか。今年はどうした?」

 

「あー。おへそねぇ…」

 

「ン?まさかお前、留学先でファックされたんじゃないだろうな?」

 

「そ、そんなんじゃないわよ!」

 

「じゃあどうして見せてくんねぇんだい?」

 

「それは…」

 

「いいからみせろよッ!」

 

ドナルドが彼女のTシャツを強引にめくり上げた。

 

「お〜う、ジェーン。こいつはどうしたんだい?」

 

「そ、それは…取られたのよ。彼女に…ライジンに…」

 

「ライ…なんだって?」

 

「ライジン。日本の妖精よ。人間のおへそを奪って食べるの。私はそれにー」

 

「なるほど、要するにファックされちまって、バージンの代わりにヘソを奪われたんだな…おっ、ジョー!いいところに来たな。こっちに来い!」

 

「な、なんだい?ドナルド…」

 

ドナルドが声をかけたのは気の弱いナードのジョーである。

 

「見ろよジェーンのこの腹!レズのモンスターとアツアツのプレイでヘソをファックされちまったらしいぞ!」

 

「あー、ジェーン。君のお腹は…宗教画みたいでとてもユニークだよ…その…アダムとイブみたいだ…」

 

「ちょっと、褒めてるのかしら?それは」

 

「ほら、アダムとイブは母親から産まれた訳じゃないから…全知全能のパパが作ったんだ…だからおへそがないのも自然なんだ…」

 

「ははっ、さすがジョーだ。お詳しいぜ。普段からヨセフの気になってマスかいてるだけのことはあるな!」

 

「ハーイ、ジェーン。そのお腹どうしたの?」

 

会話に入って来たのはクイーン・ビーのヒラリーだ。

 

「これじゃ、デトロイトの方が華やかね。こんなお腹じゃチアリーディングもできないんじゃないの?」

 

口々に囃し立てられて、ジェーンは目の前が真っ暗になる思いだった。おへそのおかげでカースト上位にいられた彼女だったが、おへそが無いお腹だと知られてしまったら、どんな扱いを受けるか。

案の定彼女の危惧通り、ジェーンがヘソ無し女だと直ぐ学校中に言いふらされてしまった。

男子からしばしばデートに誘われていた彼女は今や嘲笑され、卑猥な言葉を投げかけられた。女子からの羨望の眼差しも侮蔑に変わった。更にヒラリー初め一部の女子は当てつけの様にヘソ出しを始め、ジェーンに屈辱を与えた。  

 

お腹の真ん中の小さな窪みを奪われただけで、ジェーンの人生は狂ってしまったのだった。

 

 

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