無能王   作:おゆゆぬ

2 / 2
こんにちは、
初めましての方は、はじめまして おゆゆぬです。
早速コメント&お気に入り登録いただき、ありがとうございます!!!
自分で改めて見返して、未熟さを感じた1話目でした。
後はジャンルですが、今はプロローグのため、オリジナル展開にしていますが、ゆくゆくは二次創作になります。


プロローグ2

冥界の最果てには楽園が存在する。

神のみが立ち入ることを許される楽園 エリシオン。

そこに対称的な金の鎧に金髪と銀の鎧に銀髪で青年というには気品があり、老年というにはあまりにもありえない美貌を持った神が二人。。。

眠りの神ヒュプノスと死の神タナトス。

そして、双神は黒き冥界の王の前に跪いている。

髪と眼はどんな闇より深く、畏怖を通り越して妖艶なオーラを纏い、

さらに深き黒の鎧を身にし君臨している神の名は冥王ハーデス

今宵もまた、寄り代の肉体にてこの楽園に姿を現している。

 

ハーデス「我が軍の首尾はどうなっている?」

ヒュプノス「はっ、108人の冥闘士、ハーデス様の代行者パンドラ、三巨頭を筆頭に準備は済んでおります。ハーデスのお声一つで侵略は可能かと…。」

タナトス「しかし、お言葉ですがなぜ一々人間の魂などを兵士に?

アテナの生命など、このタナトス、ハーデス様の御命とあらば1日もかからず御身の前に差し出しましょう。」

 

ハーデス「ふむ……。タナトスよ、我の目的はアテナの殲滅ではない。」

タナトス「…と言いますと?」

 

ハーデス「我は幾度も人、というものを見てきた。

人の愛しさも、醜さも、悍ましさも。

が故に我は決めたのだ。

苦しみに満ちた世界を『死』によって安らぎをもたらそうと。

善も悪も正義も悪行も『死』の前では平等なのだから……。」

 

ハーデス「我自身、アテナ自身が憎いわけではない。それどころか同じ神としての敬意と礼節さえある。だがしかし、アテナはこよなく『人間』を愛している。

その『人間』がどれ程の大善だろうと、大悪だろうとな。

故に我らは争うのだ。

我は殲滅を、アテナは守護を。

今までも、これからも……な。」

 

ハーデス「それに貴殿らも『人間』を侮らんほうがよい。

確かに取るに足らない存在だが……、団結した時に思わぬ力で足元を掬われんかねんぞ?」

主神の忠告に双神は気を尖らせる。

 

ヒュプノス「ハーデス様のありがたき御言葉、われら心身ともに刻み込ませていただきます。」

タナトス「してハーデス様、お一つお伝えしたいことが……。

わが千里眼で観測したところ…、女神アテナはおそらく身籠りかと。」

ハーデス「…それは真か?」

タナトス「はっ、十中八九間違いないかと。

誕生の時までは断定はできませんが、攻め入るのであれば、絶好の機かと。

ただ、このタナトスが危惧していることが…。

女神アテナが身籠ったという子のことですが…。」

しばらくの沈黙が訪れる。

 

ハーデス「…どうした?申してみよ」

タナトス「恐れおおきながら、アテナの子は…」

 

 

〜ギリシャのアテナ神殿にて

朝露がまだ渇ききっていない頃、アテナ神殿は人が慌ただしく出入りしている。

何人かの助産師がタオルを持って駆け回り、あちこちから指示が飛んでいる。

そしてそこに教皇イティアと白髪兄弟の少年たちがやってくる。

 

イティア「アテナ様のご容体は?」

助産師をまとめる助産師長ソフィアは足を止めて答える。

ソフィア「…早朝に破水した模様で、今からが山場かと。」

 

白髪の身長の高い青年祭壇座(アルター)の白銀聖闘士ハクレイともう一人の白髪・蟹座(キャンサー)の黄金聖闘士セージは心の底から心配そうにアテナの身を心配する。

 

セージ「大丈夫だろうか、兄者」

ハクレイ「…アテナ様はお強い人だ、僕らができることは信じることのみだよ。」

 

ハクレイ・セージ「「どうかアテナ様、御子息ともにご無事で…」」

若きながらも彼らは自分の主神を信じることに決めたようだ。

それを見たイティアも兄弟の強気な祈りに思わず笑みを溢す。

 

イティア「では、私をアテナ様の元へ頼む。

二人はここで待機を。」

ソフィア「わかりました、ではこちらに」

イティアは入り口で兄弟を待機させ、神殿の奥へ向かう。

 

神殿の奥はアテナの居住地であり、教皇イティナすら立ち入ることはない。

アテナ本人はお茶の相手が欲しい、常に言っているが誰も恐れ多くて立ち入ろうとしない。

立ちいるのは今のところソフィアのみだ。

 

だが、イティアの心情はそれどころではなかった。

なぜなら奥から女神アテナの荒い息の漏れる音が聞こえたからだ。

 

アテナ「……っっっっあああああああぁぁぁぁ!!!!」

助産師「大丈夫ですよ、アテナ様、深呼吸してください。」

アテナ「ひっ、ひっ、ふー…、ひっ、ひっ、ふー…」

辛いのか、肩で息をしている。

イティアは思わず声を掛ける。

 

イティア「アテナ様!!!!!!」

アテナ「…みっともないところお見せしてますね。」

こんな人生で一、ニを争うぐらいの辛い状況でも笑って答える。

 

イティア「そんなことは構いません!!

今は御身を一番に……。」

アテナ「…大丈夫ですよ、自分の子の顔を見るために!!

はぁぁぁぁぁぁぁっっっっーーー!!!」

アテナが最後の踏ん張りを見せる。

 

ソフィア「アテナ様!!

胎児の頭部が見えてきております!!

もう少しです!!」

アテナ「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

ソフィア「っっっ産まれました!!!

アテナ様、産まれましたよ!!!

っ!、ですがこれは…。」

 

???「ア、ア、ア、ア…。

アアアアアアアアアァァァァァーーーーーー!!!!」

本来祝福すべき産声のはずだが……。

 

 




ここまで完読いただきありがとうございます!!!
自分で書いていて、愛読の聖闘士星矢のセージとハクレイをこんなに雑くなってしまうとは…。
己の非力さに歯痒いです 
ちょっとの間はオリジナル展開です。
人によっては原作を知る人ならば、キャラ崩壊と思うと思いますが、ご了承を
ではでは、一人でも多くの読者にご満足いただければ幸いです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。