KBC キヴォトス・ベースボール・クラシック   作:阪神火球男

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某野球youtubeチャンネルの影響を受けてしまって文言が似たり寄ったりな感じになってしまっています。
生暖かい目でご覧ください。


第二回KBC直前ドキュメンタリー

第2回Kivotos Baseball Classic決勝直前ドキュメンタリ

                      

 

KBCは今や優勝賞品*1を求めている生徒だけでなく、

キヴォトス全体が注目する行事となっていました。

 

各学園や企業がこぞってKBC人気にあやかろうと

関連商品を出し、カイザーローンは第2回を祝して利息2%UPキャンペーンを発表し、ゲヘナでも選手ユニフォームなどを扱うグッズ専門店が初めて建てられるなど開幕前の段階ですでにキヴォトス中はKBC一色に染まっていました。

 

キヴォトス中が盛り上がりを見せるなか、一際異様な様相を呈する学園がありました。

 

その学園こそがゲヘナです。

 

前回大会では三大校の一角として期待が寄せられていましたが選手招集の難航によって実績のある選手がことごとく未出場に終わり、またマコト氏の推薦によって就任したイブキ監督の代表経験不足も合わさり三大校として唯一ベスト4を逃すこととなりました。

 

このように前回大会が散々だったばかりにより多くの期待と重圧が集まるゲヘナ代表では監督選びが難航することとなります。

 

ゲヘナでのKBC人事の全権を持つマコト氏は前回同様にイブキ氏を監督に推薦するものの、ゲヘナ各所では猛反発。監督人事を他組織が務めるよう求める署名が集まる事態にまで発展しました。

 

しかし、ゲヘナ一の名選手ヒナの

「この大会を前回のリベンジの場にしてはいけない」

という主張により、マコト氏は渋々断念。

 

会長が監督を務めるというKBCならではの通例に従いマコト氏が監督に就任することとなりました。

 

この際、

あいつ(ヒナ)の名前は地味でゲヘナの品位を下げるから変えてやった」として空崎選手の登録名が《ヒナロー》へと

(勝手に)変更され、現在まで続くこととなります。

 

併せて

「今日だけ許すが、今後はゲヘナでは"優勝"という文言は一切使うな。"アレ"とでも言っておけ」と、前回大会で万魔殿の広報誌『週刊ゲヘナ』略して『週ゲ』の中での

「ゲヘナ燃ゆ」という特集と共に優勝を強調した記事が出た途端にゲヘナ代表が急失速し敗退したトラウマ*2を思い出さないようにするため、優勝と明言するのを控えるよう求めました。

 

選手選考は前回の反省を活かし幅広い層から受け入れることを決定し、温泉開発部や美食研究会のような組織からも恩赦を条件に選手獲得に成功。

D.U大リーグで活躍している空崎ヒナを筆頭に、鬼怒川カスミや黒舘ハルナなどD.Uリーガーも多数参戦し、この後の躍進の原動力となっていきます。

 

新生ゲヘナは前回大会での問題点を全て解決し、開幕を待つこととなりました。

 

 

 

こうして迎えた第2回大会開幕。

一次ラウンドでは羽沼監督の"逃げない打者を起用する"という方針で3番愛清フウカ、4番に赤司ジュンコが起用、1番にヒナローが据えられるオーダーとなりました。

 

各地のスタジアムが超満員となり昼間にも関わらず一回戦の視聴率は30%を超え、キヴォトス各地で熱狂が確かに渦巻いていました

 

 

 

その中心となるはずの空崎のバットは、驚くほど湿っていました。

 

 

                      

-当時のクロノス取材班の記録-

 

開幕直前の強化試合を終えたばかりの羽沼監督の周りに大量の記者団が群がっており、その中には当局の誇る名リポーター

シノンの姿もあった。

 

全員がヒナローについて聞くために集まっている。

強化試合を通して打率は.150と普段のヒナの様子からは信じられないほど絶不調に陥っており

()()()()()調()は今やゲヘナ大衆の共通の心配事となっていた。

 

「最も活躍を期待されていたヒナローの不調について羽沼監督はどうお考えですか⁉︎」

「慣れない起用法で調子を崩したのでは?」

「ヒナローが3番という打順を嫌ってわざと打っていないというのは本当ですか!」

 

飛び交う質問の中には真偽不明の噂のようなものすら含まれていた。

しかし、羽沼監督はその全てに答えることなくグラウンドを後にする。

 

 

我々は特別な許可を得て、羽沼監督を取材することに成功した。

 

「強化試合は数試合ありましたが、その中で快勝できた試合というのは少なかったように感じます。やはり、ヒナローの不調が大きいのでしょうか?」

 

羽沼監督は堂々とした様子で答える。

 

「全くもってその通りだ。本来であればこのマコト様が優勝するなんて造作もないことだが、あんなに足を引っ張るヤツががいるとは思いもしなかったな!」

 

言葉では強くいっているものの、その目には焦燥感が僅かに浮かんでいた。

 

「こんな質問をするくらいなら出て行くんだな!」

 

そう言うと私たちを置いて足早に去ってしまった。

 

 

残していた機材の撤収のためグラウンドに向かう我々であったが思わぬ場面に遭遇する。

そこには一人ベンチに座るヒナと羽沼監督の姿があった。

 

 

「…なんの用かしら、マコト」

 

「フンっ、お前に用なんざない。私は独り言を言いに来ただけだ」

 

「……独り言?どういう…」

 

「…空崎ヒナは1番のほうが好きなのか」

 

「待ってくれなi「私は独り言を言っているだけだ。お前も独り言の一つくらい言ってみたらどうだ」……」

 

「ええ」

 

「分かった。明日もこき使ってやるから覚悟しとくんだな!キキキッ!」

 

 

ゲヘナ代表のリーダー的存在として注目を集めるヒナに、“さりげなく”意思を確認。これが羽沼監督なりの最大限の敬意の払い方なのだろう。

 

                       

 

このようにして、本来の1番に戻ったヒナは徐々に調子を上げていきますが、それでも本来の打棒は取り戻せずにいました。

 

二次ラウンド初戦から12打席連続無安打・無出塁、

特に、オデュッセイア戦では自らの判断で送りバントを試みるも結果はサードフライに終わるなど惨憺な状況に呑み込まれていました。

 

この時を振り返ってヒナは

「…バント失敗で折れかけた心がさらに折れかけて…。私だけ敵のユニフォーム(を着ているよう)に見えた」

と語ります。

 

このゲヘナのスターを励まそうと中心になったのが風紀委員会の面々(特に天雨アコ)でした。

風紀委員会のみならず多数の選手が(アコが何処からか持ってきた)ヒナの普段の制服のレプリカを着用し練習に登場。言葉には出さずともヒナと共に戦う姿勢を見せ激励しました。

 

そして同時に、共通認識としてヒナの復調こそが優勝へのラストピースであることを再確認することとなりました。

 

 

 

ヒナの不調という最大の懸念点を抱え何度も敗退の危機を迎えながらも一次ラウンド、二次ラウンドを突破し決勝に漕ぎつけたゲヘナ。

 

 

しかし、そこで待ち受けていたのはゲヘナの永遠の

ライバルのトリニティでした。

 

五度目の顔合わせとなった同校とは2勝2敗と完全に五分で渡り合っており、ゲヘナ・トリニティ両校のみならずキヴォトス全土のメディアがこの決戦の行方を予想する特別番組を連日放送し続けています。

 

いよいよ明日に迫った大決戦。

我々クロノスチャンネルはこの試合をどこよりも速く、質の高い中継をお送りいたします。

試合の実況はミレニアムの〇〇、解説はトリニティの△△、そして特別ゲストには先生をお呼びしております。

 

是非当チャンネルでのご視聴をお待ちしております。

 

                       -fin-

*1
先生の写真集

*2
週ゲの呪い




彡(゚)(゚)<2009WBCのイチローって不調やったんか…

彡(^)(^)<せや!成績調べてみよ

9試合 7得点 12安打 5打点 打率.273

彡(゚)(゚)<…普通やな

正直2009WBCイチローそんな悪くないと思ってるマン。

見てみたい名場面(か例のアレ)

  • よみがえれ福留!
  • イチローの決勝打
  • 川崎の神の右手
  • 村神の復活
  • 世界のKOBAYASHI
  • 横浜コピペ
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