ギャンブル大好き三人組バッドボーイズ、虐げられて先がもう見えないので大暴れすることにしました〜許してくださいとかいっても許すわけねぇだろ! ザマァから始まる俺達の成り上がり〜 作:tetois
翌朝……俺達は作戦実行の為にその辺にうろついている嵯羅黃の下っ端を探し、果たし状を届けに行った。
「お前らはクズチームのgoodboysだったかな?良い子はさぁ――とっととこの町から出ていけばいいのになんで物わかりが悪いかな?あ―そっかそっかクズチームだから頭の方も悪いのか!で?そのチビのションベンたれまだ仲間なの?前襲撃した時も漏らして情けなく泣いてたっけ。ハッハハハハ――」
嵯羅黃組員の下っ端がくだらんおべんちゃらを喋り終わる前に拳で何発も顔を殴りつけ、回し蹴りでゴミ置き場へふっ飛ばした。
「な――なんだと!?貴様ら嵯羅黃に歯向かうつもりか?嵯羅黃組員は360人いるんだぞ!お前らどうなるか分かってるんだろうな!!!」
「何人でも連れてきな?どーせ明日で嵯羅黃も終わりだがな!はいこれ果たし状。日時と場所書いてるから。何人来てもいいからね!あとさ――」
「テッチャン馬鹿にすんじゃねぇ。次言ったらお前が入院するかもな?」
そう言い放ち、俺達は嵯羅黃の下っ端の元を後にした。幸いにも下っ端は追いかけては来なかった。恐らく急に俺達が抵抗の意志を露わにしたので驚いて動かなかったのだろう。
「なあなあ……俺めっちゃかっこよかったくね?あの最後のセリフ言った瞬間に決まった……!!!て思ったもん!」
「タケ宣戦布告としては上出来だったな!おめぇかっこよかったぞ!」
「あの……僕の為に怒ってくれてありがとう……!僕は臆病で逃げ出すし弱いのにどうして?」
「当たり前だろ?俺達はbadboysなんだぜ?それにお前を入れたのは弱いからじゃねぇ……俺達が仲間としてお前を迎え入れたいって思ったからだ。」
その日は残りのお金を皆で出し合って、屋台のラーメン屋に寄った。俺は醤油、チャチャは豚骨、テッチャンは塩を注文する。
「「はい!ラーメンね!」」
俺は熱々のラーメンを啜る。やはりここのラーメンは格別だ。スープと麺の絡みがとても良く、非常に美味い。俺は次にチャーシューを頬張る。噛み応えのある食感が最高だ。そう考えている時にテッチャンが話しかける。
「やはりここのラーメンはうまいですね!ピリッしたスープにネギのシャキシャキ感がたまらないです!」
「豚骨もいいぞおめぇら!ドロッとしたスープの濃さがたまんないぜ!」
2人の会話を聞いていた俺はふと思った。これがもしかしたらこいつらと食べる最後の食事かもしれないと。明日には俺達と借金取り、そして嵯羅黃との戦いが始まる。俺達に明日は本当に掴めるだろうか。そう物思いにふけっているとチャチャが話しかける。
「おめぇの事だから明日の事が心配なんだろ?大丈夫さ。確証はないけど俺達は今までも生き残ってきたじゃないか?今回も生き残って此処にまた3人で行こうぜ?」
俺はチャチャの気遣いに感謝しながら言った。
「そうだな……ずっと俺達はそう生きてきたよな。明日の事は明日だ!今日はしおらしくしないで楽しむか!」
俺は2人との会話を楽しみながら、ラーメンを味わいきり、明日に向けて早めに就寝した。
そしてついに決戦の朝が来た!