運命の錬金   作:天野河

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第3話 猪野琢真という男

金城譲と偽の人狼が接敵する直前、譲と同様に小洒落たスーツで金品を身につけた孔時雨は被害者の出た公園二件を素通りして別の公園に入り、ベンチに腰を掛けるとコンビニで購入した手提げ袋の中身である缶ビールを取り出す。その挙動全てをじろりと見つめる坊主頭で吊り目の男が20m横へ離れた地点で棒立ちでいるのを孔時雨は疲労した会社員のフリで周囲を見渡して目視し、軽く警戒した。

 

 

「なあ〜…なあなあなあなあ〜オッサン、けなるい(羨ましい)やんか」

 

 

両手を腰パンに突っ込みながら既に真横に立っていた痩せ型の男が絡んできた。孔時雨は察してしまった、この男こそが人狼だと。芋虫が恐竜に勝つことができないのを理解するように孔時雨も男が人狼であることを理解した。そうでなくても一瞬で真横に立つ達人技、明らかに等級は準1級相応。

 

 

「…うおッ……びっくりしたな…どちら様で?」

 

 

「気にせんでええよ。えらいきけて(疲れて)まんなぁ、手ぇ貸しましょか」

 

 

「及びませんよ、ご親切にどうも」

 

 

「ええさかい、つべこべ言わんと親切や思たんやったら乗っかろや!」

 

 

貼り付けたような笑顔で応対しているのは相手も同じだ。人狼の狙いは金品や現金、金目のものを身につけていれば誘えるはずだと踏んだが孔時雨は戦う術を持っていない、呪術師に対抗するような策もない。ただ怒号のような命令に従って肩を貸して立ち上がり、伏し目がちにしたままで。

 

 

「ところで…最近わしのこと嗅ぎ回ってる輩が多いんやて。共通してるんは全員呪術師やちゅうことでねぇ……あんたもそうやろう?」

 

 

「呪術…?私にはなんのことやら…」

 

 

「ええで、そんなんは。あからさまなんやって。態々、最近狙うたとこから近うで張るなんて……えらいリスクのあることしてまんなぁ!」

 

 

誘いに乗ったのは人狼自らの選択。顔面に肘鉄が当たる前に鉄板を仕込んだバッグで防御、それでも庇いきれない程の威力に孔時雨は体勢を崩しながら後退する。護身術、合気道…全て付け焼き刃、しかしその場を凌ぐには数十秒が限界と孔時雨は見做した。呪詛師相手に体術のみで応戦するのはゴリラに歯向かう得物無しの人間である。

 

 

「このままこのままこのままァ!眠りましょかァァ!!」

 

 

来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)…一番・『獬豸(カイチ)』!」

 

 

第三者の声に二人は驚愕、人狼は現場の犯行を目撃されたことに即座に警戒、呪力を込めて振り上げていた拳を停止させたがそれよりも早くその腕にはドリルのような物体が掠った。Tシャツのため素肌であった腕からは擦り傷とは言えない出血量と深い傷が刻まれていた。刹那…振り返った人狼は収めた、目の部分に穴が空いた黒マスクの男を。

 

 

「大丈夫か、おっさん!」

 

 

「痛ッッッえなぁ〜〜〜!呪力もまともに扱われへん思たら、仲間に呪術師がおったのは正解やったちゅうワケか!ねぶった真似してくれるなぁ〜〜!」

 

 

「二番・『霊亀(レイキ)』!」

 

 

マスクの男は呪力の水を体に纏い、地面を滑るように移動して人狼と格闘する。伝う呪力は衝撃を和らげ、受け流す。孔時雨から人狼を引き剥がし、そのまま確実に打撃を叩き込んで反撃を呪力の流れのまま外へ追いやり、仕留める…はずだった。突如として上空に大きな影が二人を埋め尽くし、人狼を飲み込むように毛皮のような物が纏わり付いた。

 

 

「着ぐるみ…?にしてはかなり精巧に…」

 

 

「気をつけろ!奴は巷で噂の『人狼』だ!」

 

 

「オーケーなるほど…!ここからが本番、つまりは…任務成功の要!」

 

 

孔時雨の助言を受け取り、マスクの男はより深くマスクを被る。人狼は人狼で間違いなかったが、本領発揮と言わんばかりに二回り以上も巨大になった大狼の形相に周囲は緊張感に包まれる。瞬時に飛びかかってきた人狼にマスクの男は霊亀で対応するが、あまりの凄まじさと先刻とは比較にならない馬鹿力に受け止めきれない衝撃が全身を駆け回る。

 

 

「やべえなこりゃ…三番・『麒麟(キリン)』ッ!」

 

 

彼の名は猪野琢真(いのたくま)、今年の3月に東京都立呪術高等専門学校を卒業したばかりの2級呪術師。生得術式は《来訪瑞獣》、顔を隠し、自らが霊媒となる事で4種の架空の瑞獣の能力を使用する降霊術。一番の獬豸はドリル形状の追尾する中距離ホーミング弾、二番の霊亀は呪力の水を体に纏い、三番の麒麟は脳内麻薬で痛覚をシャットダウンするが———

 

 

「早めに済ませねえと…!」

 

 

「まだ自分選べる立場におると思てるんか!マヌケェ!」

 

 

三番の麒麟は使用後、体の自由が効かなくなる制限が設けられている。地割れするほどの高威力を誇る人狼に対抗する手段として切り出したのは賢明、しかしながら常に時限爆弾付きのタイムリミットを抱える危険と隣り合わせの状況を猪野自身が作り出してしまった。続いて腹部に減り込んだ人狼の足に吹き飛ぶ猪野は地面をバウンドしながらブランコの鎖を掴み、一番・獬豸を発射する。

 

 

「呪霊には効くやろ…せやけど、お前相手してるんは人間やで!えらいうたて(情けない)やわッ!」

 

 

「まずッ………」

 

 

「アルケミア、確実に捕えろッ!」

 

 

胴体を貫いてでも食い止めようとした獬豸を人狼は四足歩行になって紙一重で躱す。そのまま猪野に噛みつこうと犬歯が光ったが、人狼は檻のエネルギーに閉じ込められて内部の鉄格子を歪ませるだけで止まる。エンジン音を轟かせ、紫に赤い炎が描かれたバイクに跨るのは金城譲。適当に拾った虫取りカゴが朽ちてボロボロになるのを気にも留めず、譲は愛車を《錬金》する。アルケミアは物体を譲のイメージに因んだ物体へ再定義することもできる。力へと変換しなければ、朽ちることはない。愛車は玩具のミニバイクに《錬金》され、スーツの内ポケットに仕舞われる。

 

 

「さて…不審者の術師さん、お怪我は?」

 

 

「だっ、誰が不審者だよ!怪我はねえ、こういう術式なんだ」

 

 

「ご無事で何より。派遣される日本の術師は殆ど返り討ちだそうですから、またヘマをされるんじゃあないかと」

 

 

「“日本”の術師?お前だって派遣された術師じゃあ———」

 

 

譲がスタンド能力で作り出した檻は早くも破られようとしていた。スタンドのエネルギーによる檻でも永続的に閉じ込めることはできない。二人は会話を切り上げ、譲はスタンドエネルギー、猪野は呪力を練り上げる。檻が破壊され、霧散するのを視認した途端に向かい風が二人を押し出す。それよりも早く獬豸を射出した猪野の攻撃を爪で弾き、人狼が優先して仕留めようとしたのは譲。

 

 

「へえ、さっきとは桁違いの呪力総量、呪力出力、呪力操作…上澄みは伊達じゃあないか」

 

 

「なに余裕ぶってんだ!くるぞ!」

 

 

「ええ、だから待つんじゃあないですか。俺の推測が当たってるならアイツは俺のことを着ぐるみ越しに見ていた…あんた達と戦いながらね。でないと俺を真っ先に狙うのは理に適っていない。…今に分かる、奴の慢心がな」

 

 

住職を囮にした時の人狼とは遥かに実力差が格上の強敵、それでも譲は冷静さを欠くことはない。呪術も幽波紋も奥が深く、素の性能だけではなく術者や本体の知恵による搦手が重要。慢心によって違和感の正体を掴むのが出遅れた譲の瞳孔には敵が自らの強さに酩酊し、慢心に浸りまくっているのを感じ取っていた。

 

 

「式神……?」

 

 

『無…ッ駄ァ!!』

 

 

「ホゲェーッ!…なんつー気分の悪い攻撃…ッ、おえッ……!」

 

 

「術式が刻まれたその着ぐるみで選別していたな?道行く人を。盗みには打ってつけ、術師本人にダメージがあるのなら俺の攻撃を受けた時点で撤退するはずだと思ったよ。他の術師と戦ってるなら尚更な…お前はなすりつけていたんだ、痛みを人へ!身勝手に!無責任に!」

 

 

「ええ…加減にせえよ、どうんつく(この馬鹿者)……えらいおとろしい(煩わしい)わ………プッツンしてしもたわァア!!」

 

 

合図を送って横から孔時雨が投擲した鉄板を鉄の盾へと《錬金》し、接着して一瞬怯んだ人狼の頬にアルケミアの拳による鉄槌をぶち込む。今度はしっかりと術者本人に錬金の圧力干渉が直接響き、吐瀉物を口から散らしている。しかしながら予想よりも立て直すのが早く、半分不意打ちだった攻撃が二度も通じるとは思えない。怒髪天を衝く形相で四足獣の覆い被さりと猛攻はアルケミアで全て防御するが、その攻撃は確実に効いていた。

 

 

「わかってしもたわッ!その式神どやした(殴った)ら、ド腐れのワレ(テメェ)にも跳ね返ってるんやないかァ〜〜〜ッ」

 

 

スタンドにはルールがある。「スタンドはスタンドでしか攻撃は不可、尚且つスタンドが負傷すればその本体であるスタンド使いも同一の部位が負傷するように連動」している。呪いとスタンドは干渉を受諾———呪力を扱う術師にもスタンドを視界に収められる。そして呪力及び呪術、術式による攻撃も適用される。しかし、譲はこれでもダメージを軽減している方である。何故ならば、「スタンドはスタンドで攻撃される方が最も有効打」だからだ。呪いによる攻撃はスタンドによる攻撃よりも1/2の威力にカットされている。

 

 

「ダメージを抑えろ、アルケミア!鉄板を鉄の盾へと《錬金》するんだァーーッ!!」

 

 

どやぐ(叫ぶ)なやァ〜〜〜ッ、さくいさくい(脆い脆い)ィ!!」

 

 

「坊主、死なせねえからな!一番・『獬豸』……!」

 

 

おとろしい(煩わしい)言うてるやろうが!!ぼちぼち二人とも元気のうなってきたやろうッ!なあ!なあ〜〜〜ッ!!」

 

 

覆い被さって爪がアルケミアに食い込み、譲は吐血する。鉄の盾を重ねたところですぐに形は歪み、嫌な音を立てて引き千切られた。猪野による獬豸も人狼が口内から飛ばした粘液によって速度が殺され、地面に落下した後に消失。同時に飛ばされた無数の犬歯が猪野の肩口や胴体に突き刺さり、痛覚も復活して苦悶の表情を浮かべながら蹲る。彼はもうそこから一歩も動けなかった。

 

 

「隠し味にわしの術式教えたるッ、まんまやまんま《人狼》!マヌケ共で着せ替えしとったら縛りでわしも強うなるっちゅうこっちゃ〜ッ」

 

 

人狼こと灰田洋(はいだひろし)は《人狼》の術式を駆使して悪行を重ねていた。積極的な殺生も興味はなく、彼の中で突き動かす欲望は「金」のみ。奪うだけの生活を邪魔されようものなら排除するというカタチを取るのみだった。そして今、彼は本気(マジ)になった!縛りを追加して合計二つ設けたのだ。

 

一つ目は「術式の媒介となる着ぐるみを他人で着回すことで自身が着用時、呪力の底上げ」、二つ目は「術式の開示」である。自身で自身に科す縛りの例であり、相手に自身の術式の詳細を公開し、術式の効果や呪力を底上げる。筒抜けになっても問題ないと判断した灰田洋は躊躇いもなく最後のカードを切った。

 

 

「くッ…ふふ……かはははっ…!!」

 

 

「ああん?おかしいとこか?殺されかけてるんやで?怖ぁて笑いも出てしもたのか?」

 

 

「まさに『人狼ゲーム』ってワケですよ、コイツは。不審者さん、あなた…嘘は得意ですか?」

 

 

「猪野琢真、猪野でいい…!嘘はそんなに得意じゃねえな、ついても大抵バレるもんだろーよ」

 

 

「では琢真さん。…そうでもないみたいでしたね」

 

 

灰田洋の猛打を浴びているはずだが、血を吐きながら笑い転げる譲に疑問符を浮かべる。『人狼ゲーム』は心理的対話型推理ゲーム、基本ルールとしては村人陣営と人狼陣営に分かれて村人陣営は味方に紛れ込んだ人狼を処刑、人狼はバレずに村人陣営を全滅させるというものだ。言わずもがな、人狼陣営に嘘はつきものである。

 

 

「人狼は吊らなくちゃあいけないんだ、そう。他の村人(依頼人)の誇りもかけてね。お前はいつまで人狼であり続けられるかな!」

 

 

「なッ…何訳のわかれへんことッ」

 

 

引き千切られた盾を同時に投げて灰田洋の両腕に減り込ませ、自由を一瞬だけ奪う。猪野が喰らったはずの人狼の歯は猪野自身の判断によって譲の手元へ転がされていた。会話の途中で《錬金》し、それは灰田洋の肉体を浮かばせる程のスピードで硬い礫となり、苦痛を味わってもらう。そのままアルケミアの蹴りの連打で目眩を与え、反撃の隙を与えずに譲は這い出たまま息を吸い込み、構える。一歩も動けないだけで震える両手を構え始めた猪野もニヤリと笑う。

 

 

「まさか…ッ、まさかァ〜〜〜ッ!ワレッ…!その式神…術式…ッ!噂のジョジョじゃあ……!!」

 

 

「村人の勝利を飾ろうぜ…四番・『竜』」

 

 

「あれへんかァァァ〜〜〜ッ!!!」

 

 

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!無駄ァア!!』

 

 

呪詛師・灰田洋、術式名—「人狼」———猪野の竜とアルケミアのラッシュの板挟みにより、再起不能(リタイア)。後に猪野琢真を通じて他の呪術師に引き渡され、依頼は解決。被害者への説明と渡せるだけの金品と現金、財布を渡す。術式の被害者は依頼人の住職が回復するまで譲が付き添い、他の被害者は他の術師が担当を請け負う形になった。

 

 

******

 

 

人狼・灰田洋の撃破後、朝焼けに傷だらけの二人に孔時雨は絆創膏とジュースを投げ渡した。身動きの取れない猪野に孔時雨はマスクを脱がせてコーラを飲ませてやり、譲は自分で炭酸のオレンジジュースを喉が潤うまで飲み込んでいく。

 

 

「…聞いてもいいか」

 

 

「詮索はしない方が身のためですね」

 

 

「お前は悪い奴じゃねえよ、そこまでな」

 

 

「分かりませんよ、人狼かも」

 

 

「ふっ、だったら俺の『竜』で潰してやる」

 

 

絆創膏を再び治癒力に《錬金》して互いの肉体を癒す譲は猪野と冗談で笑い合った。仲は深まったが、譲の活動を続けていくのならば猪野も障害にはなり得る。それでもこの男は自分のことを黙認するのではないかと少しの淡い期待を抱いていた。

 

 

「アイツ…灰田洋……だっけか。ジョジョってお前のこと呼んでたよな」

 

 

「……ええ、人違いだと思いますが」

 

 

「それはないな、万に一つも。俺もビビビッと脳天に雷落っこちるくらい引っかかっちゃったからな。もうかなり有名だぜ、人知れず呪霊や呪詛師をボコリまくってきっちり呪術界に連行していく非公式の謎の呪術師ってな」

 

 

「……隠すのは無駄、か。それであなた達の意見としては?」

 

 

「総監部はお堅いらしいからなあ〜〜、呪詛師として認定して始末しようとしてるっぽいんだよ」

 

 

「………衝突は避けられないか」

 

 

「待て待て待て、方法はある!ジョジョ、お前何歳なの?」

 

 

「15です」

 

 

「15!?中三ってマジか!それであの殴り合いできるのマジかよ!」

 

 

孔時雨には苦虫を噛み潰したような表情をされたが、譲はあっさりと猪野に自身の正体がジョジョであることを明かした。呪術総監部はしみったれた老人共の集まり、思想も凝り固まっているため揉め事に発展するのは間違いなかった。呪術界に於いて呪術師ジョジョが認知されているということは陽の下を歩けなくなる日もそう遠くはない。そこまでの偉業を彼は勝手に成し遂げてしまっていた。

 

 

「よし!方法は二つ。一つ目だが、一番手っ取り早いのは高専に入ることだ。沢山の後ろ盾があるし、何よりジョジョの術式なら多分重宝されるし、人柄も気に入られるだろうな…あそこの人たち物好きだから」

 

 

「………東京都立呪術高等専門学校か」

 

 

「そ!そして二つ目は…お前にだって考える時間は必要だと思ってるからとにかく逃げること」

 

 

「話が見えてきません。どう考えてもあなたは一つ目を推すでしょう、支離滅裂ですよ」

 

 

「そりゃあな。一つ目の方がありがたいし、何よりお前を失うのは勿体無い。でもな、お前はまだ15歳だ。高校入るまで時間はある…それまでよーく考えるんだよ、自分の道ってのを」

 

 

「どちらにせよあなた方と戦う形になりませんか?それは」

 

 

「確証はない。多分だけど、猶予はある。というよりも作ってくれてるんだよ、“ある人”がさ」

 

 

猪野は譲のことを第一に今考えた道を示した。全てを許容はできないだろう。それでも譲は指差された道も切り拓こうとしている道も頭を悩ませながらどちらに進むか考えなければならないのだと実感した。それでも夢を実現するには、金城譲を「証明」するにはまだ不足している。逸る選択に聡明の文字は与えられない。

 

 

グラッツェ(ありがとう)、琢真さん」

 

 

「ま、今すぐ俺達の仲間に加われば———」

 

 

「興味深いお誘いですが、今はお断りします。俺は「証明」し続けなければならないッ!夢のために!!」

 

 

「そうか………ジョジョ!俺の後輩ちゃんになるのを待っててやるよ」

 

 

「ええ、その時がくれば。今は頼れるビジネスパートナーもいますから!」

 

 

金城譲は前進した、夢へと、その夢の在り方を得るために、「証明」するために。頼れるビジネスパートナー、孔時雨は譲の何気ない一言に頰が緩んだが、そこを手で叩いて我に帰る。その場を後にする二人は次の依頼をこなすために奮闘するのであった———が、人狼を誘き寄せるために依頼人のアパレルショップから借りたブランド品が汚れ、ほつれ、裂かれている状態に青褪めるのだった。

 

 

「……そういえば俺……三番使ったから動けねぇんだった……」

 

 

夢へ突き進む影を見守り———!!

 

 

******

 

 

《パラメータ》

 

【術式名】   【術者】

人狼      灰田洋

 

等級-準1級呪詛師

_______

 

【術式名】   【術者】

来訪瑞獣   猪野琢真

 

等級-2級呪術師

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