ブリーフィングを終えオレたちはこれからすべきことを再確認した。七つの特異点の調査し、修正。それと聖杯の捜索。
ブリーフィングの中で紹介されたダ・ヴィンチちゃんの衝撃はしばらく忘れられそうにはない。ダ・ヴィンチちゃんがサーヴァントだったということで前々からオレたちと共に戦ってくれたナナシビトさんの事も、もっと知りたいと思い、ナナシビトさんの自室にマシュと共に向かっております。
「ナナシビトさんいますか―?」
「ちょっと、アンタどうするの?誰か来ちゃったじゃない。」
「まあ大丈夫だよ。立香でしょ?入っていいよ。」
「昨日に引き続きまたお客さんか?」
「うん、お客さん。パムも気に入ると思うよ。」
「待たせてしまってすまない。今、こちらから開けよう。」
「あっ、ありがとうございます。」
開けてもらったドアを通って中に入るとそこはオレが想像していた場所じゃなかった。オレの部屋よりもずっと広くて何か高級なホテルのような感じな内装だった。
「昨日ぶりだね。立香。今日は何の用で来たの?」
「本日先輩はナナシビトさんと交流を深めようとして来ました。朝のブリーフィングにナナシビトさんが参加されていらっしゃらかったのでこちらまで……」
「朝のブリーフィング?そんなのあったけ?まあ、いいやそれで何について話す?」
「えーと、まずはやっぱりナナシビトさんについてかな。どんな英霊なのかまだ知らないし。」
「ちょっと!?しっかりと話してないの?信じらんない!私が話してあげるよ。まず、ここにいる人みんながナナシビトなの。この子は星。ライダーのサーヴァントで元々は銀河を旅する星穹列車の乗組員。私たちはみんなその星穹列車の乗組員で私は三月なのか。あの黒髪のが護衛の丹恒。あそこの眼鏡をかけているのがヨウおじちゃん。隣にいる赤髪の人がナビゲーターの姫子。そして遠くにいるヘイローをつけたのがサンデーで、」
「オレが車掌のパムだ。」
「改めてよろしくお願いたします。ナナシビトの皆さん。」
「よろしくお願いします。」
「よろしくね。」
「うむ、よろしくな。」
「そんなにかたくならなくていいよ。一緒にアーサーと戦った仲でしょ?」
「じゃあ、改めてよろしくね。星。」
「うん、よろしく。」
「さて、多分さっきのナナシビトについて知りたいってのは私のことについて知りたいってことだよね?」
「私はまずライダーのサーヴァントなんだけど、ライダーじゃなくてバーサーカーだったり、ランサーだったりのサーヴァントの側面もあるの。」
「そんな事あるんですか?サーヴァントとして破綻しているように思えます。」
「まああるんじゃない?第一私がそうだし。でそのバーサーカーだったり、ランサーだったりのを教えておくね。」
「まず、ライダー。私が列車になってみんなを乗せて連れていくことはできるし、ここにいるみんなを呼んでるのもライダーのクラスのおかげだね。列車なんだから乗組員もいるよねってことで呼んでるから。」
「これからのはメインじゃなくてサブのクラスだと思ってね。私は本家バーサーカーと違って理性が残るし、ライダーのクラスのままではあるから。」
「次、バーサーカー。バットを使う以上。」
「えっ、それだけですか?」
「うんそれだけ。まあ、バーサーカーなんてシンプルなものだよ立香。けど他のサーヴァントだと会話にならなかったり、マスターに逆に襲いかかったりするから気をつけてね。」
「次、ランサー。炎の槍を使うよ。この槍は建創者の人達から受け継いだもので炎を操ったり、敵を挑発したりできる。」
「星。建創者って何?」
「世界を厄災から守るために防壁を築く人達のこと。存護の神様の信奉者だね。」
「3つ目、アーチャー。帽子を投げて戦うよ。他にもクロックボーイっていうマスコットキャラも出てくる。」
「最後4つ目、キャスター。ペンで戦うよ。後、ミュリオンっていう可愛いピンクの妖精も。」
「ミュミ。」
「わぁよろしくお願いします。ミュリオンさん。」
「まあこんな感じ結構優秀でしょ?マリーももっと感謝していいんだけど。」
「感謝してるでしょ!」
「デーさん、きちんとメンタルケアしたぁ?何かまだプンプンしてるんだけど。」
「貴方が「「所長!」」わっ何二人して。」
「生きて居られたんですね!レフ教授が助からないと言っていてたり、ドクターが生体反応が消失したとおしゃっていたので。もう……ホントに……所長が……って。」
「もう……」
「ん?マリーは死んだよ。」
「えっじゃあここにいる所長は誰なんですか!?」
「そこにいるのはマリーだよ。なんて言ったらいいかなマリーはサーヴァントみたいなものになったんだよ。まあマリーは座に登録されてないから誰かが存在証明しないとレイシフトできないんだけど。生まれ変わった感じ?」
「正確に言うならミーム生命体兼幻造種ってところね。」