俺が死んだと思っている仲間と会うのが気まずい 作:guruukulu
まだ3話しか投稿してないのにこの伸びは一体何でしょう
みんな曇らせ好きすぎです
途中で第三者視点を挟みます
フリーレン視点を書こうと思ったけど難しかった・・・
第一次試験の内容としては、明日の日没までにパーティ全員が揃った状態で、
ここまで聞けば、どうやって
他パーティからの『強奪』だ。
パーティ同士の戦いは、別にルールで禁止されているわけではない。
というか、ゲナウさんは
曲者揃いの魔法使いで構成された、即席パーティ同士の戦い。
戦場では、関係のない人物との共闘なんてざらにある。短いコミュニケーションの中で、どれだけ自分と相手の長所を引き出せるか。これがこの試験を突破する鍵だ。
「ゼンゼさん〜あれは冗談で言ったことで、決して俺の意志という訳じゃ……」
「自業自得だぞトゥーリ。自分の発言には責任を持て。それともなんだ? フリーレンのパーティが信じられないのか?」
そんな中、俺はゼンゼさんの説得に励んでいます。情けない……。これが世界でたった46人の一級魔法使いの姿か……
「だって、この試験でチームワークがないのは致命的ですよ?」
ほら、あの子達また喧嘩してる……仲良くして……
「分からないぞ? 魔法は不可能を可能にする。彼女たちも喧嘩ばかりしているが、決して無能というわけじゃない」
「喧嘩ばかりしてるのが不安なんですよ……」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
結界内にて
「
「こんにちは〜ゲナウさん。一人でお茶なんて寂しいですよ〜」
「何しに来た。ゼンゼ。トゥーリ」
「何ってみんなでお茶しようってだけですよ。待ち時間暇でしょ?」
右手に持ったバスケットを掲げる。中には、昨日作ったお茶菓子がたんまり入っている。この人たち意外と食べるんだよな……
ゼンゼさんと一緒に、お茶菓子をテーブルに並べていく。
「今回も有望な受験者を何人も死なせたみたいじゃないか。ゲナウ」
「ちょっゼンゼさん! そんな言い方は!」
「良い、トゥーリ。別に私は気にしてなどいない。
それに、有望な奴はこの程度では死なんよ」
(……気にしてないわけないだろ)
やっぱりこの人は優しすぎる。
「一級魔法使いにはそれだけの価値がある。お前もそれは分かっているはずだ」
そう言ってゲナウさんもお菓子を並べ始める。
「それにしても人が悪い」
お菓子を並べ終えたゼンゼさんが一言。頭に止まっていたシュティレを、自分の手に移す。
「魔法使いの試験に、魔力探知が通用しない魔物を選ぶだなんて。捕まえられるかどうかは運任せ。これは争奪戦に見せかけた対人戦だ」
「あっそれ俺も思いました。不憫なパーティが出てきそうですよね―」
「運も実力の内だ。それに──」
ゲナウさんがこちらを見る。
「お前が賭けているフリーレンは、運以外でシュティレを捕まえたぞ」
「マジで!!!??」
「なんだトゥーリ。まるでフリーレンたちを信用してなかったような言い草だな」
「そっそんな事ないですよ! サスガオレノパーティダナァ」
どうやら俺の目は節穴だったらしい。
「あと3時間で日没だ。激化するぞ。対人戦が」
「ゲナウは誰に賭けたんだ?」
「デンケンだ。奴の実力は一級魔法使いと遜色ない」
「結局ゲナウさんも賭けたんですね……」
試験官がこれで良いのか……いや、今更だな……
「富と権力にしか興味のない御老体がなんで今更こんな試験に。目的はやっぱり"特権”?」
「さあな。あの爺さんももう年だ。思うところでもあるのだろうさ」
「まぁ、お菓子でも食べながら考えましょうよ! クッキーで良いですか?」
「あぁ」「構わん」
そんなこんなで、みんなで俺の手作りクッキーを食べる。
うん、バターが効いてていい感じ。噛めば噛むほどに小麦の香りがふわっと鼻の奥に広がる。
それを紅茶で流し込めば、後味もスッキリしたものになる。
「やはり美味いな」
「うむ。このクッキーを食べてからは、もう他のクッキーには戻れない」
「ゼンゼさ〜ん褒めても何も出ませんよ〜。あっ俺のクッキーあげますね〜」
ティーパーティーを始めてしばらく立ったあと
ごおおおおおおおおお
デンケンさんが「
「派手にやるなあの爺さん」*1
「結界は大丈夫なの?」*2
「愚問だ。この結界は大魔法使いゼーリエが施したものだ。力業で破壊できるようなものではない」*3
「そうか。ならいいが」*4
「ところで、昨日の晩くらいからか。結界を解析しているやつがいる」
…………
「なんのために?」
「知らん」
「う〜ん? シュティレの分散? いや試験も終盤だしそれはないか……」
「どちらにせよ無駄な行為だ。この世にゼーリエを超える魔法使いがいると思うか?」
(……候補はいるんだよな)
けどその人のことを話したら、本人に殺されそうだからやめておく。
口は災いの元
(というかさっきのゲナウさんの発言。嫌な予感が……)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ゲナウ」「ゲナウさん!」
「問題ない」
森の中
フリーレンの手のひらから、一閃の光が指している
「ありえないことだ」
光は上に上に伸びていき──
「天地がひっくり返っても」
「破られる」
パリィィィィィィィィィン
あのゼーリエさんが施した結界が、破られた
今、俺の眼前には文字どおり、有り得ないことが起こっている。
不可能を可能にする神秘
(あぁ忘れてたな……この感じ……)
眼の前で、常識が崩れていく
(そうだ、やっぱり魔法って凄いんだ)
魔法で感動するなんて、いつぶりだろう
結界が割れたため、雨が降り始める。
雨が自分の頭を冷やしていく。
「フリーレンさん。あなたって人は……」
「最後の大魔法使いか」
「ところでゼンゼさん? 傘貸してもらっても……」
「駄目」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
日没後
「時間だな」
その場には計6パーティ18名の合格者が集まっていた。ゲナウさんの言ったとおり、合格したのは全体の約3分の1だ。
「第二次試験は3日後だ。詳細については追って通達する。以上だ。解散」
その言葉を皮切りに、合格者たちがそれぞれの帰路につく。
「ゲナウさん。遺体の回収手伝いますよ」
「大丈夫だ。私の魔法なら、そこまで時間はかからない。それに──」
ゲナウさんがそれを指差す。
「お前にはやるべきことがあるんじゃないのか?」
「あっ忘れてた!」
────────────────
「さて、シュタルクのところに帰ろうか」
「はい。フリーレン様」
「ここからオイサーストまで、結構距離あるんだよね〜」
「おんぶはしねぇぞ。自分で歩け」
さすがの彼らといえど、一次試験の直後だ。言葉の端には疲労がうかがえる。
「みなさーん! 第一次試験お疲れ様でーす!!」
場にそぐわない、明るい大声が響き渡る
「はい! これ俺が作ったマドレーヌになりまーす! どうぞどうぞ~」
「おい。どういうつもりだ。試験官がこんなことして」
「別にどうということはないですよ。俺はただの
「ふん。どうだか」
ヴィアベルがマドレーヌの包装を開ける。
「あっ食べてはくれるんですね」
「当たり前だ。食い物を粗末にしちゃいけねぇ」
(犬とか蹴ってそうな見た目なのに、意外と律儀だな)
「ん! うっま! おいお前ら! これすげぇうまいぞ!」
「フリーレン様! このマドレーヌとっても美味しいですよ!」
トゥーリの手に持っていたバスケットの中は、あっという間に空になってしまった。
「うん。これは美味しいね。今まで食べてきた中でも屈指の出来だ」
「そう言ってもらえて良かったです。フリーレンさんにそう言ってもらえて、頑張って作った甲斐がありました」
「あの。このお菓子ってまだありますか?」
「一人一個でーす」
「ケチ」
(……少し余ったな。あとでゲナウさんと一緒に食べるか)
バケットにはマドレーヌが3つ残っていた。
一次試験は出番が少ないのでサクッと終わらせました
二次試験からガッツリ介入してきます(複製体が)
一級魔法使い選抜試験編終わったらどうする?(掲示板回は行います)
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そのままレヴォルテ編へgo!
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トゥーリ過去編
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ゼン✕トゥリ
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ゲナ✕トゥリ
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ラヴィーネ&カンネ✕トゥリ