マブラヴオルタネイティヴ〜願いそして望む者〜 作:ガトリング餅
あんまり内容はめちゃくちゃですが多めに見てくださると嬉しいです。
大福はいちご大福が好きです
俺がこの世界に目覚めてはや2年が経った1995年
12歳になった俺は白陵基地に来ていた。
季節は春よりということで、桜が少し咲き始めていた
「久しぶりに来たな……ん?」
「おっ、凪君じゃないか。」
「ん?あぁ〜よく来たなお前。そうか、今日はその日だったんだな」
俺が入口に向かっていると、見知った2人が声をかけてきた。
あれからは、しょっちゅう基地前に来ては2人と少し会話をし帰っているのを繰り返していたが、時間が進むにつれBETAの進行が迫っていることで、基地内もピリつき始め、会う回数が少なくなってしまった。
「お久しぶりです、佐藤軍曹、近藤曹長」
「見ないうちにこんなに大きくなって、もう訓練生になる時期か。」
「佐藤軍曹が上に掛け合ってくれたおかげで入れるんだ。絶対に犬死にすんじゃねぇぞ!」
「わ、分かってますよ!」
近藤曹長はそういうと俺の頭に手を乗せ、乱暴にわしゃわしゃと撫でる。
話してて分かったことは、この人は見た目によらず優しい事だ。そして子供が好きらしく俺の中のイメージがガラリと変わった。
佐藤軍曹は、前に軍に入りたいという俺の願いを聞き入れてくれて1つ条件を設けていた。その条件は格闘で佐藤軍曹に勝つ事。
最初は結構苦戦していたが、俺も元?軍人。気合いで何とか2年以内に倒すことができた。
するとその後、上に駆け寄った結果OKを貰ったらしい。
……なんか怖くなってきた。
俺が軍に入ることになった時、家族や皆に反対された。
「死ぬぞ」とか「そんなのやらなくてもここは安全だよ」など、未来を知っている俺はそんな言葉を聞かず粘った結果、渋々了承を得てここにいる。
ま、できる限りの事はする。
「よし、行っていいぞ。頑張ってくれよ」
「頑張れよ!逃げたら俺が締めてやるからな」
「それだけは勘弁を……行ってきます!」
俺は1歩を踏み込んだ。なんともない1歩だが、俺にとっては重要な1歩だった。
訓練を受ける、すなわち戦術機に乗れること、操縦できる手前まで来たとなると俺は興奮を隠しきれなかった。
基地の案内人に着いて行きとある部屋の中に入る。
部屋の中は白く、真ん中に机と椅子がポツンと置いてある異様な感じな部屋だった。
俺は少し、いやだいぶ困惑している。だってこんなこと1度もなかったからさ!?
数分待った頃やっとドアが開き男女が入ってくる。
「ふーん、この子が例の?」
「あぁ、あの人を倒したんだ。きっと博士の力になるさ」
2人をよく見ると、男性の方はすごく階級が高い人で女性の方は……博士?あれって夕呼先生じゃない?
ほら、似てるじゃん()
「……で、アンタは何者?12歳で軍人を倒すなんて只者じゃないでしょ?」
「た、タダノイッパンジンデスヨ」
「……」
まずい、さっきの発言で警戒心が上がってる。もう計画のこと言うしかないか?でもこれでスパイだと思われるかも……。
くそっ!ええい!どうにでもなれ!
そう考えた俺は深呼吸をして夕呼を真っ直ぐみる。
「第4計画は順調ですか?」
「……っ!?」
おっ、驚いてる驚いてる。なんで知ってるって顔してる
「不思議ですよね、ちなみにスパイではないですはい。社にも確認してもらっても大丈夫です。」
「社まで知っているなんて……。何が目的?」
すると夕呼は白衣の中から拳銃を出し突きつける。
隣にいる男の人も驚きの表情だ。
「驚かないの?」
「驚きはしませんよ。だって死ぬ気は無いですから」
「……いいわ。明日私の部屋に来なさい命令よ」
「りょ、了解!」
「わ、私の出番は……」
お偉いさんはガックリとしながら夕呼に着いていく。
なんか悪いことをしたなと思いながら用意された部屋に入る。個室だった。
「……ふぅ、まずは第1関門クリアだな。」
とりあえず信じては貰えただろう。後は戦術機に乗れるかどうか。その時は未来の俺に任せる感じでベッドで寝る。とてもいい夢を見れたような気がした。
だが、まさかあんな地獄になるなんて思ってもなかった。
門兵の2人
佐藤 建
帝国軍 白陵基地所属の軍曹
性格は優しいおじちゃん的な存在だが、射撃や近接戦は誰よりも強く、実は結構お偉いさんという噂が……
近藤 颯太
佐藤軍曹と同じ白陵基地所属の曹長
少し怖い見た目で口調が悪いが、誰よりも優しい。
実は子供や動物が好きなんだとか。
2人は親友らしい。