6月8日(土)。この日、この世界におけるVNIVEARTH三期生のデビュー配信が行われる。
革新的なLive2Dモデル技術を持った謎の箱の、なんか色々とあった結果オーディションの応募が500にも及んだ三期生のデビューとあって、底辺の箱としては異例の注目度となっていた。
【初配信】はじめまして~、黒宮院みやみです~♡【VNIVEARTH】
デビュー告知もきっちり行ったことが影響してか、待機画面での同時接続数は400を超え、その寄せられた期待がコメントとして可視化されていた。
TvvltterとYovitubeの公式アカウントでは、2人のシルエットだけを映した15秒の簡易的なCMのようなものを投稿している。
時間的な限界があったため、フリーのBGMに、シルエットのキャラをスライドさせたりちょっとしたエフェクトで飾る程度だが、ないよりはマシだろう。
一瞬だけキャラの顔辺りだけうっすらとシルエットがとれて内容が覗き、一言だけセリフが入る。これを2人分。
現在、配信上には白がベースの背景に、配信主のイメージカラーである紫の線で花の模様が描かれた背景画像が映っている。やっつけで俺が作ったものだ。
配信開始の時間になると、ゆっくりと画面が切り替わっていく。
畳に障子といった日本らしい趣の室内に、長い黒髪の女性が佇む。
黒い着物で身を包んだ彼女の、可憐でありながら怪しくも美しいその風貌が明らかになって、コメント欄は勢いを増す。
:おお……!
:すご
:髪の質感えっぐ
:これもうフェチかなんかだろ
:つか絵がうめぇ
:みなちゃんは髪フェチじゃったか
身じろぎをすれば、ふわりと浮くように髪が揺らめく。
もしこの画面内に聴衆の姿が映っていたならば、人々が思わず目を奪われ足を止めるかのような漫画にありがちなシーンが再現されただろう。
コメント欄にはそのような聴衆の意志を体現するかのような文章が流れていく。早くて読めねぇよ。
400人を超えてなおまだ増えようとしている視聴者数。
VNIVEARTHという小さな箱に見合わぬその数に、これから配信を始める演者は圧倒されてしまいそうなものだが、しかし俺はその心配をしていなかった。
打ち合わせでも、彼女は安定したデビュー配信のスケジュールを用意していて、自信たっぷりな様子を見せてくれていた。
多少アドリブやアレンジはあるかもしれないが、予定通りに配信をやり遂げてみせると。
彼女に俺は、全てを任せると頷いた。
初配信でみなしごエンドレスとコラボをしたいと言い出した時には頭痛がしそうになったが、却下したらちゃんと受け入れてくれたし。
知名度こそ高くはなかったが、2年近い配信経験を持つ。プレッシャーにも負けずに配信を成功させてくれるに違いない。
和楽器によって奏でられるゆったりとしたBGMも、フリー素材でありながら画面内の雅な空気をいっそう引き立てている。
その配信のテーマに名前を付けるのならば、『和』。
和風美少女としてデザインし、時間ギリギリまで魂を込めるように調整を重ねたモデル。
彼女の声が乗り、観客の前に披露されたとき、本当の意味でVtuberとして命が宿ることとなる。
さあ見せてくれ
なんで?
目の前にある画面の中で、一体何が起こっているのか俺には微塵にも理解ができなかった。
聞き間違いかもしれないと、何か別の言葉を言ったのが偶然そう聞こえたのかもしれないと思ったのとほぼ同時、
……聞き間違いじゃないんだ。
なんだろうこれは。
確かこういうのをデジャブというのだったか。
こういう配信を、俺はかつて切り抜いたことがある気がする。
なんだ、切り抜き師『頸椎』として活動しているときの記憶か。ああ、こういう配信ってよくあるんだな。
じゃあ平気か。セーフ。良かったぁ。
気を取り直してコメント欄を見る。
:wwwwwwwwwwww
:これはひどい
:草
:紫 式 部 フ ォ ー リ ン ダ ウ ン
:これが名前なのか?
:どう見ても名前です
:先輩を見習ったな
:俺 の 名 前 は
:み な し ご エ ン ド レ ス ★
:最高のモデルをドブに捨てた女w
:それでこそVNIVEARTHや!
……見えない。俺は何も見えない。
というか誰だ?
俺はこんな名前のVtuberを知らない。
配信タイトルはなんだっけ──
【初配信】はじめまして~、黒宮院みやみです~♡【VNIVEARTH】
あれ。
じゃあ違う人じゃん。
黒宮院みやみって子はどこに行ったんだろう。画面内にそれっぽい人はいるけど、名前が違うし、名前が違うなら違う人ってことだと思うんだよね。
つか紫式部フォーリンダウンって何?
フォーリンダウン……落ちる?
いやこれもしかして堕落とか堕天的な意味か?
つまり闇落ち紫式部、みたいな。
黒髪着物の絵に描いたような大和撫子キャラだからって、それはあんまりだろ。
紫式部に謝れ。
「ふふふふ~。みなさま、わたくしには憧れる殿方がおりますの。誰だかわかりますかぁ?」
:もうわかった
:二期生のヤバイ奴
:それはエンジニアをしてる?
:えから始まる?
:み、じゃない?
:そして「エ」じゃないか?
:遠藤
あぁ……見えねぇし聞こえねぇ。
何も見たくねぇ……。
「そうですの! わたくし、みなしごエンドレス様を見習って、この初配信に臨みましたの~!」
こんなの予定になかったと思うんだけど、何言ってるのかな。
実は危ない薬とかやってる?
ああ、薬物マイスターだったわ。尻尾を掴んだ。やっぱり黒宮院みやみはドラッグか何かをやっていて、正常な思考ができないんだ。
もっと早く気づいていれば……!
BGMが消え、かわりに小さな音でなにか声のようなものが聞こえてきた。
聞きたくなかったが、その声はとある言葉を繰り返していて、1度聞き取れてしまえば全てが明瞭に脳内に文字列として浮かび上がる。
『みなしごエンドレスエフェクト』
弐コ弐コ動画に投稿されているMADの1つ、『サブリミナルみなしごエンドレスエフェクト』だった。
『俺の名前は
「みなしごエンドレスエフェクト……」
みなしごエンドレス
「みなしごエンドレスエフェクト……」
このVNIVEARTHの
「みなしごエンドレスエフェクト……」
「王」になる男だ
「みなしごエンドレスエフェクト……」
ようこそ』
投稿されているMADの中でも一番素朴なもので、BGMなども特にないまま、俺の自己紹介をいちいち停止して俺の呟いた独り言を差し込むだけという、『素材の味』とコメントされている動画だ。
汚い紫式部。やることが終わってる。
俺はコメント誘導のために用意していた自演サクラ用のスマホに触れることもないまま、それらとは別に所持している、ライバー連絡用の社用スマホを手に取った。
『何をしているんですか?』
なんかもう俺の方も頭が狂いそうになりながら、なんとか連絡用のLIIVEでメッセージを送信。
配信中だけど気づくか……?
いや、気づいたところで俺はどうすればいいんだ……?
「あ、運営からメッセージですわ~。なんでか怒られてしまいましたの。みなさまぁ~。よよよ……(泣)」
:可愛い
:でも遠藤のファンだぞ
:な ん で か
:遠藤の女
:これが遠藤の女か?
:起用した社長は遠藤に恨みでもあるのかw
:みなしごエンドレスエフェクト
:さっきから微かに聞こえてくるBGMえぐいんだけど
え、俺怒ってない。怒るとかじゃなくて、なんかもう笑うしかない。ははは。どうしようもない。
社長なんかした? 社長を見る。
「なんだい亜紀人。ボクがキミを見たら、キミもボクの方を見たんだ。偶然だね」
俺に味方っていないんだ……。
「運営に聞いてみますわね。『ダメでしたか~』っと」
:ダメだろww
:なんでいけると思った
:運営かわいそ……(もっとやれ!!)
スマホが振動する。LIIVEだ。
『すみません! もうちょっとだけ付き合ってください!!』
……?
え、何。
これは、演出か何かなのか……?
実は薬とか、やってないの?
そうだよな。初めて彼女と言葉を交わしたあの日を思い出せ南條亜紀人。疑うな。俺はこの人を頼れるお姉さんか何かだとそう感じ取ったはずだ。
信じるぞ黒宮院みやみ。
頼むぞ。
「運営に怒られてしまいましたので、紫式部フォーリンダウンは、引退しますわ~。
皆様、短い付き合いでしたが、これでお別れですの~。爆速解雇、マジつらたん。ですわ♡」
:笑うしかねぇ
:終わってるwwwwwwww
:腹痛い
:爆★速★解★雇
:つらたん~
BGMが、消える。俺も消えたい。
「それでは改めましてぇ、んんっ」
咳払い。勿体ぶるように挟まれる静寂。そして。
?????????????????
:笑うわこんなん
:ちょっとかっこいい声なの草
:はい字幕出ました
:さっきも見たwwww
:み な し ご フ ォ ー エ バ ー
:兄妹かな?
「妻ですよぉ」
:は?
:この子のファンやめます
「ほらぁ、その証拠に、配信のBGMが弐コ弐コにあった夫の動画です♡」
『俺がVNIVEARTHの王になる
俺の名前はみなしごエンドレス
このVNIVEARTHの 王になる
俺の名前はみなしごエンドレス
この会社の社長になる男
なんで俺はVtuberを
させられている? 社長はクズだ
俺は あの クソ社長を殺し
俺がVNIVEARTHに 革命を起こす
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
VNIVEARTHの 王になる
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
VNIVEARTHの 王になる
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
VNIVEARTHの 王になる
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
ヴニヴァ
俺がVNIVEARTHの 王になる』
:なんの証拠にもなってなくて草
:普通は夫のクソMADを配信中に流さない
:証拠ってどういう意味だっけ
:お前がVNIVEARTHのナンバー1だ
:これ配信に流していいのか?
MADは基本的に権利侵害なので、企業所属である俺たちは、当然そんなものを配信中に乗せてはいけない。
でも、残念ながらこのMADはギリギリセーフなんだ。
題材となっている曲自体も、俺の声で作ってあったやつでさ……。
そして俺は俺自身の声をMADにしていいよと公言してしまっている。金儲けさえしなければいいよと。そして彼女は俺と同じ箱に所属する同僚で、使用音源も自作だ。
となれば、このMADに問題点はない。
……フォーエバーかぁ。
エンドレスと意味も似てるし、良いセンスしてる。良いネタやられちゃったなぁ。俺がエイプリルフールに女体化するときの名前にピッタリじゃん(現実逃避)
「この動画は作者様に使用許可をとってあります~。
:終わってるw
:お前の夫の配信少ないんだけど
:モデル制作が遅い
:お前とイチャついてサボってないか?
「バレちゃいましたぁ? あの人ったら、私にかまってばかりで仕事もせず……あれ、運営から連絡ですね。えーと、『もう許してください』。
ふふふふ、ふふふふふふ! あははははっ!」
俺の送ったメッセージが、今度はそのまま読み上げられた。本当にもう許して欲しい。俺が一体何をしたというのだ。彼女は可愛らしく笑っている。
その笑い声が、俺には悪魔か何かの嘲笑に聞こえた。
:許すわけないよなぁ!!
:鬼畜
:お前のどこがファンなんだよww
:もっとやれ!
:完全におもちゃだァ
「それでは茶番もこの辺にしまして、私の名前は
ここまで来て急に、彼女はこれまでをなかったことにしたかのように自己紹介を始めた。
俺が用意した名前のロゴが表示される。
え、俺どうすればいいの? これで安心していいの?
:えぇ……
:茶番????
:今までの何だったの?
:つかこっきゅういんってなんだよ
「うぅ~、よよよ。本当は
:パワハラ
:許せねぇよ
:おもしれー女
:黒宮みやみ?
「いえ~、黒宮みやびです。おもんないから改名しろって言われて、黒宮院みやみにしたら1発オーケー貰いましたぁ~。芸名『黒宮院みやみ』なんですよ~」
:みやびもダメなのかよ
:お嬢様キャラどこいったの?
:芸名w
:お前は紫式部フォーリンダウンだ
:いいや、みなしごフォーエバーだね
:やはりVNIVEARTHはクソ会社であったか
:俺はこっちのしゃべりかたの方が好き!
「ありがとうございます~。私も私の事好きって言ってくれる人、好きですよぉ~♡」
……?
よくわからないが、よくわからないが、なぜかリスナーと仲良くなっているように見える。
なんでこれで受け入れられようとしているのか、俺にはよくわからない。
彼女に秘められていた才能なのだろうか……と考えて、少し違うと思い至る。いや、確かに才能なのかもしれないが、この場合の本質は別のところにある。
これは、そうだ──
──俺が自分自身をいじられ役にしているせいだ。
箱全体のバランスや、コラボにおいての立ち回りなどを考慮した結果、俺は俺自身をより道化となるように流れをコントロールし、そうなるように演出を重ねている。
まだ男性Vtuberが完全に受け入れられていないこの時世では、この方向性が一番無難だと俺は判断している。
そして運営叩き。
俺は初配信からそれを良いように武器として使っている。
すでに訓練されたリスナーたちは、完全にいつもの悪ノリとして熱狂している。そしてモデルにだけ釣られた初見が困惑している、いつものVNIVEARTHの配信だ。
この『茶番』として開幕に繰り広げられたものは、俺自身がこの数ヵ月で積み上げた空気を最大限に活かしたものでしかない。
モデルの制作進行が語られることもあって、なんだかんだで3000近い登録者数のみなしごエンドレス。
単にみなしごエンドレスのファンの暴走という訳ではなく、箱の看板がいじられキャラだからそれに乗っかっただけだと言える。俺が女だったらなお良かったかもしれないが……。
そう考えれば理に適っていなくもない。
俺に嫌がらせをしているのかと思ったが、それどころか俺の意図を汲み取り立ち回っている結果だ。俺に利さえあるだろう。
別に俺はみなしごエンドレスがこういうキャラだからこう扱って欲しいとか指示をしていないし、全てを察してやっているならそれは、計算高い頭脳プレーである。
とても思考が破綻していては出来ない立ち居振る舞い。
薬、やっぱりやってないのか……?
なぜか同時視聴者数も500に届いているし、Tvvltterでやべー女として黒宮院みやみはプチバズを起こそうとしている。
俺が呆気にとられつつ、現状を分析しながら把握している間にも、黒宮院みやみは慣れた様子でリスナーと戯れながら、プロフィールを項目ごとに1つずつ公開していく。
【好きなライバー:佐土原恭子】
:遠藤じゃないんかいwwww
:佐土原恭子!?
:あの!?
:一期生の配信しない奴w
:誰?
:国士無双恭子じゃん
「私はですね~、キョーコちゃんでVNIVEARTHを知ったんです~♡ それでオーディションを受けて、こうしてデビューとなりました~。
キョーコちゃん、いつかコラボしましょうね~♡」
あれぇ。
なんか、いつの間にか真っ当なVtuberのデビュー配信になっちゃったぞ。
それから配信タグやリスナー名を決め、マシュマロへのお便り募集などをして、完璧なデビュー配信を遂行したのだった。
*
配信を終了させた私は、ちゃんと枠が切れているかを確認して、ほっと息を吐き出す。
やり切りましたぁ……。
弐コ生の時でも見たことがない最大同接が500。しかもこれ累計じゃなくてリアルタイムなんですよね。弐コ弐コでやってたときの同接ならたぶん10や20かそこらでしょうし。
緊張もしたけど、これで良かったはず。
『どうでしたか!?』
と南條さんにLIIVEで送ってみれば、『最初は驚きましたが、ちゃんと予定通りで安心しました』と返事が来る。
ふふふ~。
そうですよね、これでいいんですよね。
本当は『みなしごフォーエバー』の名前で最初から最後まで嫁として振舞って、勝手にカップルチャンネルにしてしまおうかと思いましたが、話しているうちに絶対に嫌がるなぁと確信。
嫌われてしまったら、今後マネージャーとしての会話もできなくなってしまう。
あくまでみなしごエンドレスのファンというのはポーズということにして軌道修正。そうすれば南條さんも、私を自分のファンだと変な意識をせずに自然な会話ができる。
みなしごエンドレスの配信、そしてコラボ配信での彼の立ち回りを自分なりに分析して、意図的にやっているであろう立ち位置に合わせていくことにした。
私は推しを立てるファンになりますよぉ♡
『もっと褒めてください!』
LIIVEにメッセージを送り、画面に映る自分のVtuberとしての姿を眺める。
南條さんがLive2Dを作ってくれた私の身体。
それだけでも最高なのに、デザインにも意見を出させてくれている。
髪の色にも使われているテーマカラーの紫は、みなしごエンドレスの緑を反転させた色をそのままリクエストした。
ふふふふふ……♡
*
なんか、疲れた。
VNIVEARTHという箱の配信空気ができていたからか、そこまでモデレーターとしてやることはなかったのだけど、なぜか疲れた。
あそこまでやるなら一報あっても良かったとは思うけど、まあ配信全体で見ればちょっとの時間だったし、まあお茶目なアドリブの範囲内か……。
本当にそうか?
同じ部屋内にいるだろう社長の顔も見たくない。疲れるから。
「ん? なんだい亜紀人。呼んだk」
この数ヵ月を思い返す。
良い人なんだけど苦労人の社会人、頑なに喋らない高校生、常識人過ぎてなんでVtuber始めたかわからない大学生、俺が原因とは言え架空の少女に執着する高校生に、そして俺のファンみたいだけどそうでもない薬やってそうなフリーター。
極めつけは、なんか距離感のおかしい社長。
同性の気の置けない会話相手といえば、拳藤正義、彼だけだった。
あんな配信の後だけど、ちゃんとできるだろうか。変な重圧を感じて全く話せなくなったりしてないといいんだけど……。
「オレの名前は──
──
……へへっ!」
──南條亜紀人の負け!
【誰のビジュアルを先に見たい? VNIVEARTH人気投票!!】現在公式Tvvltterにてシルエット画像を公開中。4期生デビュー後に内容が明らかになりますが、これは制作途中のラフ段階のものです。そこで、本アンケートの結果に基づいて完成させる順番を考慮いたします。皆様の推しにぜひご投票ください!(※なお一期生については、本編では未改修のためネタバレが含まれます)
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萬屋ぺすと
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佐土原恭子
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神海まりも
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詩星せるり
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遠藤
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黒宮院みやみ
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拳藤正義
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波羅劾ざくろ
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4期生の2人目