【初配信】拳藤正義、デビュー戦のゴングが鳴る!!【VNIVEARTH】
「オレの名前は──
──
……へへっ!」
俺が密かに癒しとしていた男が壊れてしまった。
:ジャスティス!?
:これがVNIVEARTHなんよな
:三期生もヤベー奴ばっか
視聴者数は250程度。Vtuberのファンとは正直なもので、より多くの
それでも、VNIVEARTHの規模に対して250は十分に多い。
俺は拳藤正義が──拳藤ジャスティスが緊張し配信ができなくなってしまうのではないかと心配をしていたが、どうやらそんなこともなさそうな口調だった。
「よろしくお願いします! 新人なんで、オレ、なんでもします!」
:ん? なんでもするって
:かっこいいじゃん
:なんでもはまずい
:男はデビューさせないって遠藤が言ってたのに
:ジャスティスくんかわいいなあ
「オレ! ボクシングやってて!! これでなんか、こう……、悪いやつとか、ブッ倒しますよ!!
社長とか!!」
:おお
:いいぞ
:頭悪そうw
:やっちまえ!!
悪ノリがひどい。
そっか、彼は意外とはっちゃけるタイプだったのね。
「へへへっ!! こうやって──
──フッ……フッ、シュッ……、……シッ!! フッ……!」
椅子から立ち上がるような音の後、なんかマイクの遠くで声と風切り音が聞こえる。
あの、拳藤くん?
あれ、あれれ、拳藤くん……? 拳藤くーん?
「──てな感じで!」
:全くわからん
:天然www
:実演したのか!?
:なんかつよそう(小並感)
当然、Live2Dはそんな動きには対応していないので、画面から離れた場所で、成人男性が1人で暴れているだけである。
ときどき何かしらの動きをカメラが誤検知して、拳藤正義の身体が痙攣するだけだ。
「へへ、人ひとりくらいなら勝てますよ! ちゃんとした試合には出たことないんすけど、結構やれます!!」
:いいね
:かっこいい
:音すごかった
:ジャスティスパンチだな!
「そうっす!! ジャスティスパンチっす!!
ジャスティスパンチ!!」
ああ……信じて送り出した男がなぜかあの未来に寄っていく。
名前の正義まではいいとして、ジャスティスはまだしも、なんでジャスティスパンチの名前がすぐに出てきちゃうんだよ。
歴史は変えられないのか……。
コメントに乗せられた彼は、マイクの近くでシャドーボクシングを始めてしまう。
おそらく今度はマイクのすぐそばでやっているのだろう、大きな音が力強く聞こえてくるが、配信でそんなことされてもなぁ……。
そして。
──ガンッ!!
──ゴゴンッ!!
──ゴッ!
──ガコン……。
……。
……マイク殴ったな???
:うるせぇ!
:鼓膜破れた
:ふざけんな、遠藤のチャンネル登録外します
「す、すいません!! ジャ、ジャスティスパンチが見てるみんなに……!
マイク大丈夫ですか!? 聞こえてます!?」
:ジャスティスパンチw
:謝ってねぇな?
:56すぞ
:マイクの心配より俺らの耳を心配しろ
「ちょっとー? 変な音したけどなーにー?」
「姉さん!? いま駄目! 配信中だって!! ちょっと待っててください、い、一瞬! 一瞬消えます!」
:姉!?
:親フラww
:家族フラな
:そういえば高校生だったわ
:姉フラw
:姉ブラ!?
:↑やめろ
あーあーあー。もうめちゃくちゃだよ……。
……姉、いるんだね。
兵銅要としてのあの未来では、アンチによって実家への嫌がらせもされていたという。
そして耐え切れずに、実写配信でアンチを撲殺してしまった。その時の言葉が『これが正義だ!』。この発言を最後に、彼は逮捕されその後配信することなく、VNIVEARTHが不祥事の嵐で消え去った。
迷惑掛かる人が多ければ、それだけ精神的に追い詰められるのかもしれない。
そう考えると、さっさと辞めちゃわなかったのも謎になるんだけど。
「戻りましたッ!! へへっ、姉も配信に出ていいかってウキウキだったんですけど、普通に考えて駄目なんで断ってきました!!」
:え
:出てもらいなよww
「友人なんとかちゃんみたいな感じでゲストしたいってうるさくって!」
:殴って黙らせたのかな?
「そうっす、ジャスティスパンチで!! ワンパンでした!」
:www
:拳で!
:なんだこいつw
:はいDV
:まずい
:適当なこと言いすぎだろwwwww
「マネージャーさんに身バレだけは気を付けろって、すげぇ念入りに言われてたんですよ。流石、こういうのも全部見越してたんですね!!」
見越してねーよ。マジで適当だな。
姉がいるとかは一切言ってなかっただろお前。
:コンプラに厳しい会社
:権利関係とかちゃんと守ろうとしてるもんな
:でも遠藤への殺害予告はOKです
「遠藤先輩、すごい人ですよね。同じ男性Vtuberとして尊敬してます。初配信とか、トークだけでみんなに認められてて。
オレなんか殴らないとどうにもならないのに……」
:草
:お前も面白いよ
:おもしれー男
:持ちネタにするな
「そ、そうですかね……? じゃあ、コメントが荒れてたらマイク殴りますね! ジャスティスパンチ!!」
う、うーーーん?
拳藤正義って──
もっと真面目で、堅いトークしかしてなかったような。それこそコメントなんてもっと荒らされてて──あ、そうか。
兵銅要というVtuberは、本来デビュー配信から意味不明なくらい叩かれ過ぎてて、こんなに余裕のある配信なんてできていなかった。
デビュー直後からアンチがいた彼は、それを気にしてか無難なことしかできていなかった。
言動にはとにかく気を付け、時にはコメントを見て押し黙ってしまうような、息苦しい配信をしていた。彼がデビューした時点で箱内に他の男性はいなかったし、一期生の放置っぷりからして社長もなにも助けを出していなかったのだろう。
頼れる人間がいない中、1人で戦い続けたのが兵銅要という男だったのか。
となれば、これが本来の彼の姿。
今、少し焦りながらも、楽しそうに笑っているのが、
「えっと、自己紹介ですよね! オレ、
趣味はトレーニング! 好きな食べ物はカツ丼! 好きな言葉は『正義』!」
:好きな言葉もジャスティスだろw
:元気だね
自己紹介、もう全部言っちゃったよ。
もう少し引き延ばさないと、雑談だけじゃ1時間とか無理だと思うんだけど……。
まぁそんな余裕もないか。
一応、俺の配信のセオリーとかは伝えたんだけど、未経験者に短期間で全部守れは無理だよね。
未経験者。彼を採用して何もバックアップをしなかったのなら、もう何がしたかったのか社長を問い詰めたい。そんな未来はもう消えたから、聞くことはできないけれど。
社長の伊能凛は同じ部屋にいる。でももはや別人だろうし、意外と興味が薄そうだし。
「なんだい亜紀人、こっちを見──」
最悪30分で終わりにしていいよってLIIVE送ろうかな。
初配信から適当なゲームさせて時間を繋いでもいいんだけど、そういうのは2回目以降でちゃんとそういうテーマでやって欲しいし。
「あ、あと姉います!!」
:それが一番重要だ
:歳は?
:高校生か大学生だろ
:ワンチャン妹の可能性ない?
「い、妹では、ないです! 妹はいません! えっと、歳とかは言っちゃ駄目なやつです!
でもVtuber大好きな姉です! 実は、姉さんが、喜ぶかなと思ってオレVtuberになりました!」
それは聞いてなかったな。後付けか、言うのが恥ずかしかったのか。
ちょっとぎこちないし、恥ずかしくて伏せてたとかはありえる。
:シスコン
:V好きの姉とな
:お姉さん、遠藤のこと知ってる?
「知ってます! 変なこと言わなければかっこいいのにって言ってました!」
自業自得とはいえ、三期生はなんで2人揃って俺に攻撃してくるんだろう……。
「遠藤先輩とコラボ配信したいっすよね! 男同士できることとかあると思うんです! えーと……あー、えと、殴り合う、とか……?」
:やwめwろw
:パワー系なのどうにかしろ
:相手はパソコンやってばかりだからたぶん弱いぞ
:簡単に押し倒せる
:┌(┌^o^)┐
「オレ拳藤ですけど、遠藤先輩と似てますよね! 拳藤と遠藤!」
:確かに
:け遠藤
:ケェンドウ
:同じ箱で被せるなよ……
:いうてあっちはエンドレスやで
「あー、後輩だからオレが悪いです! ジュースとか買ってくるんで許してください遠藤先輩!!」
:体育会系
:はいパワハラ
:遠藤への風評被害が酷い
「オレ改名しますよ! えーと……ああ、あえー……、もう、ジャスティスパンチでいいっす!
オレの名前はジャスティスパンチです!!
よろしくお願いします!!」
:草
:パッション系すぎるだろ……
:多分お姉さん泣いてるよ
:三期生・ジャスティスパンチ
:「ジャスティスパンチ拳藤」にしよう
「ジャスティスパンチ拳藤です!!」
:声でかいぞジャスティスパンチ拳藤
:うるさいぞジャスティスパンチ拳藤
「すいません……」
なんで名前を軽率に変える奴ばかりなんだろう。
これが箱のお約束になったら嫌だぞ。俺のせいかもしれないとはいえ、こんなの悪しき風習だぞ。受け継ぐな。
「遠藤先輩、まだ話したことないんですよね。面白いけど真面目な人ですよね。うまくやれるかな……」
:あの遠藤だし大丈夫だろ
:こいつ頑なに遠藤としか呼ばないな
「え……。みなしごエン……いや、やっぱ遠藤先輩ですよ!」
:なんでだよw
:草
「先輩のこと、変な名前で呼べないっすよ」
:変 な 名 前
:wwww
:ディスってて草
:遠藤見てるかー?
「あっいや、違います! 違うんです!! ディスってるんじゃなくて、その、公式サイトも遠藤だし、それオレ、遠藤先輩呼びがオレ的にも一番しっくりくるんです!」
俺の名前は別にいいんだけど、すごい謝ってるし、せっかくだしなんか返事しておくか。
私用スマホを取り出し、操作する。
:必死w
みなしごエンドレス:怒ってないよ。今度コラボしようか
:!?
:遠藤いる!?
:めずらしい
:他の配信でコメントしたの初じゃね!?
「せ、先輩……!! あ、あの、えっと、はじめまして、えっと、待って──
──みんな! オレの名前ってなんだっけ!?」
:草
:ジャスティスパンチだよ
:ジャスティスパンチ
:ジャスティスパンチケンドー
:ジャスティスパンチ拳藤
「そうだ! 遠藤先輩! オレ、ジャスティスパンチ拳藤です! よろしくお願いしますッ!!」
大丈夫かなこの人。これで俺の年上ってマジ?
それから定番のタグ決めやファンネームを行ったのだが、これが惜しいことに、盛り上がるポイントを作れずにすんなりと終わってしまう。
事前に用意していた会話デッキでいくらかで時間を繋ぐも、ここでは経験の少なさが露骨に出てしまい、話題が枯渇して配信は一気に失速。
:遠藤がグリーンだし、戦隊できるな
:拳藤はレッドか
:どっちかというと遠藤は敵幹部
:敵は社長定期
:黒宮院が黒か
:紫じゃね?
:みやみの頭の中はピンクっぽかったけど
:ぺすがオレンジ
:じゃあ詩星せるりがブルーだな
とかなんとか、拳藤正義の発言に関係なく、コメント欄だけで会話をするようにもなってしまった。
箱内のライバーを複数視聴するリスナーが増え、箱に特有のノリが生まれてしまった弊害とも言える。
こうなると、拳藤正義はどうしていいのかわからず狼狽えてしまい、無言になってしまうタイミングも増えてきた。
俺もマネージャーとして予定に沿って簡単なアドバイスをLIIVEで送っていたけど、視聴者も100台まで減り、1分トークで凌ぐのにも困り果てている様子が伝わってきたので、最終的に俺は途中で切り上げる妥協案を出した。
『では、もう切り上げて終わりにしてしまいましょうか』
『いいんですか』
『今、開始から40分です。調べたらボクシングの試合が12ラウンドのインターバル込みで47分ってなってますね。あと5分だけ頑張って締めの挨拶入りましょう!
最初からその予定だったけど? って感じでやって平気です!』
プロのガチ試合の時間だけど、それっぽいこといってればそれでもういいや。
お前プロじゃないだろってツッコミが来たら、そういうギャグってことにすればいい。
開始時間しか告知してないし、まあ怒る人もいないだろう。これ以上ダレるよりは、元々47分でしたと綺麗に終わらせてしまおう。
『今から5分持たせるのもつらければ、今から試合が47分の説明でもゆっくりして時間を潰しましょう!』
元未経験者だし、これも仕方がない。
焦って早口になっていたのが、話題の枯渇した原因だろう。
1時間は持つ予定だったんだけど、普通に会話デッキを使い果たしたし。機転を利かせて自己紹介をもっと引き伸ばすか、もっと個人の強みで話題を即席で用意することができれば、まだなんとかなったか。
まあ、いいんだ別に。
VNIVEARTHは分類上まだまだ底辺の箱から脱していない。
1人くらいは新人らしい新人がいないと、らしくないというか、いて当然だし、むしろこの初々しさが個性になる。
一期生も全員未経験者だっただろうに、むしろ落ち着き過ぎなのだ。
「大変だみんな! そろそろ戦闘時間が終わる! 俺の戦える時間は47分だけなんだ!!」
:光の巨人かよw
:変身時間47分は長すぎる
「こ、これはボクシングの試合時間で……」
*
「三期生のデビュー配信、終わったね」
配信の終わり、つまりモデレーターとしての仕事も終わった俺は、無事に完遂したことに安堵して椅子に身を預けた。
疲れた。このまま会社で寝て夜を明かそうかな……。
「順調かい?」
「はい。とても順調でした。黒宮院みやみは、最初こそとち狂ったのかと思いましたが、ちゃんと予定の配信に戻してファンを獲得したあたり、かなり優秀ですよ」
彼女のチャンネルを見れば、現時点で500を超えている。
箱推しや、VNIVEARTHライバーそれぞれの登録者が流入したとしても、500というさっきの配信の最大同時接続数に届く数字というのは破格だ。
同時接続数は累計ではないので、数分でも見た人がメモ代わりに登録ボタンだけ押して去るだけというのもありえる。
そう考えると力のある数字には見えないかもしれないが、しかし黒宮院みやみの配信はVtuberとして大成功であったし、今もちゃんと登録者数は微増している。
「もう1人は、失敗かい?」
対して残酷なのは、拳藤正義の方で、現在の登録者数は100程度。
ただし。実力の差が数字に表れている──などと、安易に捉えて失敗とするのは愚か者の考え。
正直、この時代の男性ライバーはこんなものだ。
切り抜きの無いみなしごエンドレスもおそらくこの程度、いやもっと本当は少なかったのかもしれない。
そのくらい、Vtuberの初期というのは男性ライバーの需要が少なく、大手の箱のトップにいる男性ライバーだけが、何万のリスナーを持っていただけだ。
それだけ、俺──みなしごエンドレスというVtuberが、過激な発言や豆知識、モデル作成に関してなどの、搦め手というか裏技で、注目を集めているだけなのかがわかるだろう。
未経験でありながら、ちゃんと雑談で配信を30分やり遂げたわけだし。
最悪の場合は俺がみなしごエンドレスとして配信に参加してフォローをするのも視野に入れていたが、その必要はなかった。
だから、俺は伊能凛の問いかけを、否定する。
「いいえ。拳藤正義も、これからじっくりと伸びていきますよ。Vtuberというのは、積み重ねが活きてくるものですから。
──ここから積み上げていくんです。この
男性Vtuberにとっては、今は耐え忍ぶ時。今からコツコツやって継続しておくことで、コロナ禍を経て、ようやくその
今後の箱コラボでも相互的に微増を重ねていくだろうし、今はまだ、こんなものでいい。
とりあえず、2人の簡単な切り抜き動画を作って俺の切り抜きアカウント『頸椎』で投稿しておこう。
これが俺にできる、デビュー祝いだ。
「そうだね、ボクとキミで積み上げていこう。楽しみだね亜紀人」
「……」
「今から何か食べに行くかい? キミ、ラーメン好きだろう。この前誘ったところに行こうじゃないか、今度こそ。もちろんボクの奢りさ。好きなものを頼むといい」
「切り抜き動画作るので今回は遠慮させていただきます」
「じゃあ明日だ」
「四期生のモデル作成があります」
「出前を取ろう。寿司と
「……鰻は時間的に無理ですよ」
「じゃあ寿司だね」
「食べるとは言ってな──」
「もう頼んでしまった。一緒に食べよう」
……家に帰る時間が、本当になくなってしまう。
終電まではまだ全然時間はあるが、胃に何かをいれるならもう会社に泊まってしまう方が楽だ。
無理に帰って体力を消耗するよりは、このまま切り抜きを作って今夜中に投稿してしまい、そのまま泥のように眠ろう。
この社長と、今日は会社に泊りらしい。
……そうだ。みなしごエンドレスのTvvltterアカウントでツイートもしておこう。
〇みなしごエンドレス
『三期生の2人には、大切なお話があります。
後日、新人コンプライアンス研修配信を行います。お楽しみに!』
〇黒宮院みやみ
返信先:
『エンドレス様からコラボ配信のお誘いです~♡』
〇拳藤正義
返信先:
『すいませんでしたー!!!!!』
【誰のビジュアルを先に見たい? VNIVEARTH人気投票!!】現在公式Tvvltterにてシルエット画像を公開中。4期生デビュー後に内容が明らかになりますが、これは制作途中のラフ段階のものです。そこで、本アンケートの結果に基づいて完成させる順番を考慮いたします。皆様の推しにぜひご投票ください!(※なお一期生については、本編では未改修のためネタバレが含まれます)
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萬屋ぺすと
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佐土原恭子
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神海まりも
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詩星せるり
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遠藤
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黒宮院みやみ
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拳藤正義
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波羅劾ざくろ
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4期生の2人目