8月の毎週金曜夜8時は
皆さんご存知! あの! と言うにはあまりにも知名度や実績が不足しているが、定刻になればそれなりのリスナーが集まってくれている。
特に今週は人気投票に伴ったプレゼン配信を毎日行なっていて、その配信内でも必ず人気投票と毎週大喜利には触れて貰っているので、着実に数字は微増を続けていた。
俺の切り抜きアカウントでのまとめ動画にもそれなりの視聴数がついているし、そっちからの導線もある。順調だ。
その少しずつ増えているリスナー達が目にするのは、司会席と回答席で並ぶ9人のライバーで、そして内2名が先週とは様変わりしているという、謎の光景である。
:始まった
:きちゃ!
:!?
:いや誰w
:新メンバー!?
:五期生でしょ
:先週と違いすぎるw
2人。内訳にして2/9。
回答者だけなら2/8。2割以上の比率、25%が前回の大喜利とは異なった容姿でしれっと参加している。
急に画面のカラフルに加わったのは、黄緑とピンク。
ほとんどその場のノリだけで新規モデルの試作版が実装された、VNIVEARTH一期生の2名である。
まずは進行として自己紹介が行われる。テンプレとして同じようなことを言うことになるのだが、なんでか約1名は自己紹介も違っていた。
「佐土原恭子よ。VNIVEARTHのクレープ屋さんをしているわ。
優勝したらケーキ屋さんを建築して貰うことにしたの」
:佐土原かよこいつww
:デッッ
:サキュバス定期
:クレープ屋?
:転職してない?
:何があった
:でもケーキ屋なのかよ
:要求がえぐいw
なんか知らんがめちゃくちゃ言っとる……。
新モデルに伴って、ピンク髪、赤眼、色々大きい、と思い切ったビジュアル変更を行なってみたのは俺だけど、設定の方も適当に変わってしまっていた。
事前の報告や相談はされていない。
いや別に、お花屋さん設定も意味のないフレーバーテキストだったので、クレープだろうがケーキだろうが適当に言ってるだけなんだろうし問題はないんだけど。
というかリスナーの反応が目に見えて違う。
デザインもクオリティも悪い意味で地味過ぎたモデルだったので、目を引くような派手さを取り入れたのは意図したところだった。
ただこうも露骨に効果があると、リスナーも現金やねと小言を言いたい気分もなる。悪い意味ではない。
「キョーコちゃんが私の知らないところでギャルになっちゃいましたぁ〜……」
なんか言ってる。
:草
:寝取られてるやついない?
:彼氏出来て髪染めちゃったかw
:そのNTRは哭泣員がいつもやられてることだぞ
:身をもって知るがいい
:リスナーは配信者に似る
面白い掛け合いしてるけどここはスルー。後日切り抜きで拾うからいいだろ。
自己紹介はまだ後がつかえているのだ。まだ2人目だぞ。
クレープ屋になってるのも触れないけど……適当にキャラデザを変えられたからじゃあこっちは設定適当にいじったろだとか、実は不満があっての意趣返しだったら問題があるか。
あとで確認を入れないと。
(※マジで適当に言ってるだけだったのが後日発覚する)
「挨拶も終わったところで、現在の成績がこちら」
1位:神海まりも 6.9pt
2位:詩星せるり 6pt
5位:黒宮院みやみ 4.9pt
3位:波羅劾ざくろ 4.4pt
6位:萬屋ぺすと 3.725pt
4位:拳藤正義 3.6pt
7位:伊能凛 2.9pt
8位:佐土原恭子 1.5pt
「1位は神海まりもの独走。前回のテーマが『流行』でしたので、彼女にとっては相性が良く、フリップ回答や大喜利にも小慣れていました。
それを追うのが
:まりもつええ
:せるり頑張れ!
:言うほど団子か?
:団子にはなってないだろ
:これ夢の国チケット争奪戦なんだぜ
:シャッチョ;;
ランキング画像を掲示したことでリスナー達も思い思いにコメントをするが、やはりそこで主張が強く目立つのがあの勢力である。
:なんか1人だけ桁おかしくね?
そのコメントを起点にして、暴動が始まる。
:ぺすは3725点で1位だぞ!
:コンマだよなぁ!?
:感染者草
:ぺす最強! ぺす最強!
:順位間違ってますよ
:おい司会、それ少数点じゃなくてコンマや
:集計間違えちゃったね
:許してやるからすぐ直せよーw
なんかお約束となってきてしまっている、感染者の民度悪い芸である。
可愛い暴動だね、とギャグで済ませるのがいつもの流れ。本人たちもきっと悪ノリに違いない。きっとそうだ。元ネタなのだ、芸なのだ。
:こんな細かい数字になるわけないから、やっぱ小数点じゃないよ
あの手この手で言いくるめようとする感染者のコメント。もはやこっちが大喜利である。
少し感心するものもあったので面白いものを読み上げつつ、わかりやすくギャグっぽい声色でプロレスを試みる。
「あ゛ぁ゛〜? お前らがコメントで部分点寄越せって言うから点が細かくなっていったんやろがい」
「アンタ達……アタシ恥ずかしいわ」
:えっ
:ぺす!?
:俺らが……恥ずかしい……?
:ああ……
:感染者俺恥ずかしいよ
なんか援護射撃が来て、感染者たちが悲哀のコメントを勢いよく連ねていく。すげぇ情けない自責の言葉が聞こえるようで、オチとしては面白い。
「感染者は今日もノリがいいね」
このリスナーのノリの良さは武器なので、これがギャグであると、プロレスによる茶番なのだと感染者以外にも伝わるようにするのが俺の取るべき行動である。
ガチ暴動をするようならちゃんとした警告をするけど、これくらいならまあ許容範囲だ。
「まだ配信始まったばかりなのにあんまり面白いコメントばっかするんじゃねーぞ。企画が進まん」
:んだテメー
:理不尽
:フリかな?
リスナーとの掛け合いはライバーの配信にとっては武器だが、公式企画としては全て拾うわけにもいかない。
:┌(┌^o^)┐エンド ボクハモウ ダメダ…
特にこのコメントは拾う時間がないから無視するしかない。仕方ないのだ。
社長を弄るコメントを見なかったことにして、進行に戻る。
そもそもそんなこと言ってないだろ。ポイント的に優勝の芽がないことを弄る捏造セリフである。
「さて。大喜利の成績順位は
波羅劾ざくろさん、いつもありがとうございます」
「えへへ、任せてくださぃ」
:ありがとな!
:見てる
:もうへんにゃり
:可愛いね
「このクイズ企画のルールとして、動くことができるのは1位のライバーだけです。では1位の神海まりもさんだけトラッキングをオンにしましょう」
回答席。そこからまりも部分だけを出すように配置された神海まりもが、動き出す──
୧('ω')୨
──顔文字を基にデザインされたまりも型のマスコットキャラクターが、その場で高速に身体を震い腕がブンブンと荒ぶらせた。
:!?
:何これw
:だいぶ愉快な奴になったな
:人ですらなくなった女
:おもしれー女
:女?
「あー神海まりもさん、神海まりもさん。それは困ります。
どっかの設定いじってると思いますがそれやると配信を管理しているパソコンが重くなってしまいますやめてください」
配信の管理役の俺が使っているこのパソコンは、今日に限っては普段使用しているものよりスペックが低い。
スタジオにある作業用のパソコンは神海まりもが使用しており、じゃあ俺はと言うと、マネージャー南條との身バレ対策として本社の方から1人で配信をしている。
本社。公式サイトに住所が記載されている本来の本社である。
パソコンも、ダミーオフィスに設置してあるサブPCなので相応の能力しかない。最悪落ちるなこれ。
声も控えめ。防音室ないのまずいか?
そして心配なのは社長である。
喋れんのかな……。こっちに連れてきた方が良かったかもしれない。
連れてきてたら2人きりか。防音室で隔ててすらない状況下で2人きりの配信かぁ……。
置き去りにしてきてよかった。
神海まりもの動きが高速でなくなったのを確認してから大喜利の本編に入る。
「それでは第2回大喜利クイズ大会。本日のテーマは〜……」
「テーマは……?」
「はい早押し。テーマはなんでしょう」
:ふざけんな
:自由だなぁ…
:わかるわけねーだろ
「ヒントはVTuberにとって大事なものです。はい
「VTuberにとって大事と言われたら、そんなもの。じゃあ『コンプラ』っすよ」
「不正解!」
「ぐあぁー!!」
:黙ってろ
:帰れ
:引っ込め
「はいお次は
「ふふふ、『流行』〜♡」
「天丼やめい。『コンプライアンス』は第0回、『流行』は第1回のテーマです」
「大事じゃないって言うんですかー!」
京都弁っぽいイントネーションの混ざった野次が飛んだ。ちょっとわざとらしい棒読みでもある。プロレスと示す記号的な声。企画の空気にも慣れてきたね。
「そうだそうだー!」「ポイントを寄越せ〜♡」「わー……」
拳藤正義と黒宮院みやみの抗議、なぜかそこで混ざる佐土原恭子。
「大事だし、天丼コンボで0.5pt付けようかな」
:ザルかよ
:言ったもん勝ち
:ゴネ得
まずい。リスナー間でゴネるのが当然の行為になってしまう。
「う、うちにもおまけが貰えたりしません……?」
:あげるんだ遠藤
:可愛いから10ポイント!
:いけ! 遠藤!!
:やれっ! やれぇっ!! やれーっ!!
「コメントにノスタルジーな爺いない……?
わかりました。波羅劾ざくろさんの援護射撃ということでこちらにも0.5pt!」
:名作やろがい
:無法地帯
:ついに回答ボタン押さなくても点が入るように
:少ねぇ…
:俺の恭子にも点をくれないか?
「ありがとうございますっ」
ほくほく笑顔になっているであろう声の波羅劾ざくろ。視覚的にリスナーへ還元されないのが惜しい。
どうにかして全員のLive2Dを1つの画面で動かせるようにしないとなぁ。
ちなみにこの抗議をしてる間、神海まりももぐちゃぐちゃ暴れていた。こいつに文字以外のコミュニケーション手段を与えてしまったか……。
ポイントはあげないけど。……暴れるなって。いつまで暴れてんだ、もうポイント付与は終わったぞ。
「では今回のテーマですが、『健康』とします。
身体は資本とも言いますし、VTuberに限らず、一番大事なこととも言えます。
ただ少ぉしばかり扱う幅が広くなってまして、心と身体、それに関係するものをまとめた形で出題させていただきます」
「健康は大事ね」
「心身ともに自己管理を怠らない者こそ、真のVTuber……」
「なんか意識高い人いません!?」
「さすがせるりちゃんやわぁ」
:達人かな?
:(´^`#) ムムム…
:顔文字で笑う
属性盛られてら。普段からリスナーにわかりやすい表現として、考えるときはむむむむ言ってるけどさ。そういうむむじゃないだろ。
「心と身体、別の回に分けることも十分に可能ですが、全4回だと回数が足りません」
:運営ミス
:別に5回でもいいんだぞ
:100回やれ
:いちいち無駄に教養あるアピールしてくんなw
「手始めに第1問題。
「……えっ、それ問題なんですか?」
「あーいや、すいません、まだ出題の一部です。では詩星せるりさんそのまま教えてください。起きたらまずどうしますか?」
「うっ指摘したばかりに。私はまず……えぇと、LIIVEの通知が来てないか確認します。
ミナちゃんからメッセージが来てたら大変ですからね」
「……ソレハイチダイジデスネ。萬屋ぺすとさんはどうですか?」
:おいw
:ブレない女
:なんでや百合はええやろ!
:違ったかw
:寝起きのぺす…
:ごくり
:じゅるり
「アタシ……? そ、そうね、まず起き上がって伸びをするかしら」
「それから?」
「カーテンを開けて、洗面所に行って顔を洗って、うがいをして、水を飲んで……色々落ち着いたらシャワーに」
:シャワー!?
:もっと詳しく!!
「なるほど。睡眠中の乾燥した
「そうね。毎朝してるわ」
「はいありがとうございます。こういう答えが欲しかった。
それでは、このような決まった行動を何と言うでしょうか。お手元のフリップにお書きください、一斉に回答とします」
:あぁそういう
:導入が長い
:普通にクイズ番組すんなw
:大喜利は中止! どこから洗うかをまだ聞いていない!!
「聞いたことはあるわよね」
「できたわ」
「なんで一度私に聞いたのに没にしたんでしょうか」
「私も起きたらまず、エンド様からメッセージが来てないか確認してますよぉ♡」
「あー思い出せねぇ、ド忘れした」
「うちも普段から意識してやってますから、自信あります」
「エンド……」
回答が出揃うまでの間、各々が所感を口にする。コメントもそれに反応するシンキングタイムとなる。
「回答中にコメントは見ないでくださいね。リスナーの皆さんも答えを書かないでください。双方の民度を信じます」
まあもうコメントに答えが書かれてるんだけど。民度なんてなかった。
配信でそんな統制は取れないから取る気はない。
前回は点数を得る回数を増やすことを意識して早押しの比率が多かったので、それだけ点数にも偏りが出た。
ならばと今回は一斉回答を増やしてみたけど、代わりに1問あたりに固定の時間がかかるので、出題数は減る。
1回あたり2時間を、2回に分けるくらいの方が、同じトータル4時間でも見やすいのかもしれない。
その辺は試行錯誤だ。
「一斉に答えをどうぞ!!」
萬屋ぺすと:ルーチンワーク
佐土原恭子:モーニングルーティーン(特定行動)
神海まりも:ルーティーン
詩星せるり:身支度
黒宮院みやみ:おはようございます〜♡
拳藤正義:オーディンランス
波羅劾ざくろ:モーニングルーティン
伊能凛:ルーティン化
:いや草
:馬鹿がいるな
:クソワロタ
:頭ジャスティスパンチがいるwww
:これ健康なの??
いや全員回答が違うのすごい。
1問目から表記がブレやすい曖昧な問題だったなこれ。身近な一例を出しやすいと思ってのことだったけど、そういう配慮も必要だったか。
「答えはルーティーン。モーニングルーティーンです。朝起きるのが辛い、目覚めが悪い、それらの解消方法として前以て決めておいた習慣を実行するというのがあります。
その副産物として、効率的な作業が朝にできるということでビジネス書などでも取り上げられることもあって目にする機会も多い言葉かもしれません。
配信者の中には家に籠りがちな人も多いでしょうし、こういった健康法も試してみてください。効果がなくとも、何か馴染みのないことをするという気分転換にはなります」
:へー
:長い長い
:お前からマイナスしろもう
:おしゃべりペナルティ
:最後は精神論で笑う
「表記ブレがありますが、5人は正解ですね。ちょっと難しかったので2pt進呈!」
正解者の回答に丸がつく。透過画像を上に乗せる処理だ。
「やったわ!」「ありがとうございます」『コロンビア ୧('ω')୨』「えへー」「ふむ……」
「あぁーそれかぁ!!」
「いやそれかぁじゃないですよ拳藤正義くん。『オーディンランス』ってなんですか。グングニルって名前ですよそれ」
「でもこの、言った感じは似てますよね!?
──オーディンランスッッ!!!
ここまで出てたんすよ!! もうちょっとでわかった!」
:オ ー デ ィ ン ラ ン ス
:そうはならんやろ
:なっとるやろがい!
:ジャスティスランス!
:確かにグングニルだわそれ
:教養アピールやめろ
:正解率高いな
:司会も含めて全員頭いいのかもしかして
「ちょっと面白いので1ptあげます」
:は?
:は?
「よっしゃ!!」
まあ、同じくらい目立つ回答がもう1つある。
ポンコツ三期生。そんな認識が広まるのをコメント欄から感じるぞ。
「問題児がいますね。解説を伺い──もとい、事情聴取をしましょう。
黒宮院みやみさん、コメントをどうぞ」
「おはようございます♡ エンド様♡ ふふふ♡ 朝ですよぉ♡ もう♡ 起きないならぁ♡ お耳♡ 食べちゃいますよっ♡」
「はい遺言ありがとうございました。センシティブペナルティとしてマイナス2ptです」
「えぇーっ!?」
:草
:草
:長いしな
:BGM消してたらプラスだった
:次の配信でもう一回やってくれ
:2ポイントはでかくね…?
「エ゛ン゛ト゛さ゛ま゛〜」
:推しを知らない男に寝取られ、旦那に見捨てられる女
:↑両方とも妄想では?
「詩星せるりさんはわからないなりに真面目に回答をしています。答えとは違いますが、身仕度をちゃんと漢字で書ける頭の良さが伺えます。0.5pt!」
「ごめんねミナちゃん……私の力が足りなくて夢の国が遠く……」
「やっぱ点あげるのやめようかな……」
俺のぼやきをオチとして第2問へ移る。
「インフルエンザやノロウィルスなどを感染症と言います。その対策となる予防行為は何があるでしょう。1つずつどうぞ、早押しです!
早い、神海まりもさん!」
『手洗い』
「正解。まず神海まりもに1点!」
:おじいちゃんの言いつけなw
:ジジイと掴んだ1点…!
:草
:元ネタ何?
:まりもの配信見るとわかる
わかりやすく健康を前面に出したクイズから──
「この画像、何? 早押しです」
「えっ、何??」
「わからない」
「???」
「詩星せるりさんから回答いただきました」
「ダークマター……?」
──画像を提示してバラエティらしさを出してみたり。
ちなみにダークマターなどではなく、画像はガボールアイ。
俺が自作した画像であり、本来複数が並んでいるものを1つだけしか写していなかったとはいえ、誰もわからなくて自分で言ったギャグを自分で解説するみたいな空気になったのは誤算だった。
「近年発表された視力回復法、及び眼精疲労回復効果があるとされているもので、絵が浮き上がるマジカルアイの親戚みたいなものです。
実際に視力が回復するというよりかは、脳の認知機能が改善されるといった仕組みになります。
こういったものは効果に個人差がありますので、回復するかも! 休まるかも! と思いながら使うことが大事です」
:適当かよ
:また精神論ですか…
:根性があればなんでもできるとか思ってそう
「第8問。ビタミン剤を病気に特効薬と偽って病人に飲ませたとき、病状が良くなった。この効果を何と言うでしょうか。一斉回答です」
「これならわかるわ」「ふんふむ」「いやわかんねぇ」
:健康とは
:やっぱ精神論ばっかじゃねーかw
:心理学はじまったんだけど
「では回答をどうぞ!」
萬屋ぺすと:プラセボ効果
拳藤正義:洗脳 -マインドコントロール-
伊能凛:プラシーボ効果
「拳藤正義は味を占めているように感じたのでマイナス1ptです」
「そんな!!」
:調子に乗ったな小僧
:プラセボ…?
:ぺす……
:それ古い人の言い方では?
健康の解釈を広く見て脱線したり。
「松、竹、梅。こういった質とそれに比例した値段がついた商品があったとき、真ん中を選びがちな心理メカニズムを何という?」
「えぇ……」
「なんですかそれ」
「わかりませんよ……」
『(゚Д゚#)』
:急に難しい
:いやわかるかボケ
:知るかw
「では大喜利に……あれ、佐土原恭子さんが回答。どうぞ」
「ゴルディロックス効果かしら」
「正解……!」
:やば
:ググった?
思わぬ回答に3ptを贈ったり。
「こちらの図をご覧ください。この筋肉の名称は……?」
「来た! 俺のターン! 三角筋!!」
「正解。拳藤正義に1pt。ではこちらは……? ……。回答者いないようなので大喜利に移ります。はい萬屋ぺすとさん」
「ジ、ジョージ……」
「えー、筋肉に名前を付けるタイプでしたか。えぇ……何自分で言って恥ずかしがってるんですか」
「だってぇ〜……もにゅもにゅ」
:可愛い
:俺もなんか恥ずかしくなってきた
:ぺす俺も恥ずかしいよ
:……ぺす;;
さりげなく、ライバーの得意分野に向けた援護のような問題を差し込んでみようと試みたけれど、心配するほど拳藤正義は回答ができていなかったわけでもなかったし、おいしいところは他の人が持っていったりもした。
第2回のテーマは『健康』。今回も無事に終了したと言えるだろう。
パソコンは落ちなかったし、俺も南條バレしなかったし。無事ではあるものの、少しばかり問題かと思った部分がなくもなかったりする。
切り抜きのために後から落ち着いて見返したときに、気になったという程度。
コロナ禍になってから話題として広まったことを、出題に使っている頻度がそこそこに高いのだ。
後の祭り、だとか言うほどのことでもないけれど。
そういう目で見ると、今から在宅ワークに向けた指南をしているみたいになっているようで、苦笑いが出た。
【誰のビジュアルを先に見たい? VNIVEARTH人気投票!!】四期生のデビューにともなって、二次投票の受付を開始します!! 現在公式Tvvltterにて公開されている画像は、制作途中のラフ段階のものです。そこで、本アンケートの結果に基づいて完成させる順番を考慮いたします。皆様の推しにぜひご投票ください!(※なお一期生については、本編では未改修のためネタバレが含まれます)
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萬屋ぺすと
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佐土原恭子
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神海まりも
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詩星せるり
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遠藤
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黒宮院みやみ
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拳藤正義
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波羅劾ざくろ
-
伊能凛